こんにちは！ＫＡＺＵです。
この記事では、注目の重賞レース『京都大賞典（ＧⅡ）』の予想のポイントとなる好走血統を特集します。
目次
最強の1勝馬エタリオウや天皇賞（春）2着のグローリーヴェイズ、安定感抜群のダンビュライト、大阪杯5着のエアウィンザーなど好メンバーが揃いました。
京都大賞典の血統傾向をしっかりと分析することで予想のポイントを探っていきます。また内容の後半では好走血統にもとづく推奨馬もご紹介します。
馬券予想にぜひご参考ください！
なお最終予想となる予想印については、下記の記事でご紹介しています。
こちらもご参考下さい！
【最終予想】
京都大賞典の予想のポイントとなる好走血統
それでは京都大賞典を予想する上で抑えておきたい好走血統をご紹介します。この好走血統については、京都大賞典の過去5年間の好走馬（3着内馬）の血統を分析して導いています。
【京都大賞典の好走血統】
・リファールの血統
京都大賞典の好走血統は『リファールの血統』を内包する馬です。その根拠について具体的にご紹介していきます。
僅差で勝負が決する京都大賞典
まず抑えておきたいのが京都大賞典のレースの特徴です。
この京都大賞典は走破時計が2分25秒台の年もあれば、2分23秒台の年もあります。勝馬をみてもサトノダイヤモンドやキタサンブラックといった中長距離馬が勝つ場合もあれば、ラブリーデイやスマートレイアーなどマイル寄りの中距離馬が勝つ場合もあります。掴みどころがなく、予想するには難しいレースです。
その中で着目したいのが『着差』です。ラブリーデイが勝った2015年の京都大賞典を除けば、いずれの年も1/2馬身差で決着する僅差の勝負となっています。
先行して粘り強さが武器のリファール
このようなレース傾向から、京都大賞典ではスピードの持続力に優れ、先行して粘り強さが武器のリファールの血統が活きます。
リファールは父が歴史的種牡馬Northern Dancer（ノーザンダンサー）で、大系統ノーザンダンサー系の中でも小系統でリファール系を確立した名種牡馬です。
Hyperion（ハイペリオン）やSon-in-Law（サンインロー）の粘り強さやFair Trial（フェアトライアル） の加速力や小脚を生み出す血統を内包しています。
この血統の特徴がラスト1ハロンの粘りや踏ん張りで活きてくるため、結果的に京都大賞典でリファールの血統が走ると考えています。
リファールの血統を内包する好走馬
実際に京都大賞典の過去の好走馬を分析すると、リファールの血統を内包する馬が好成績です。
2017年の勝馬スマートレイア―はLyphard（リファール）の4x4x5のクロスを持っていますし、2016年の勝馬キタサンブラックもLyphard（リファール）の4x4のクロスを持っています。
また2014年、2013年に3着と好走したトーセンラーもLyphard（リファール）の4x4のクロス持ちです。
好走血統は『リファールの血統』。
京都大賞典を予想する上でしっかりと抑えておきたい血統傾向といえるでしょう。
京都大賞典を予想！好走血統にもとづく推奨馬
それでは最後に京都大賞典の出走予定馬の中から、好走血統にあたる馬と推奨馬をご紹介します。
【好走血統の出走予定馬】
・グローリーヴェイズ（Lyphard 4x5のクロス持ち）
・シルヴァンシャー （Lyphard 4x5のクロス持ち）
・チェスナットコート（Lyphard 内包）
・ドレッドノータス（Lyphard 内包）
・レノヴァール（Lyphard 内包）
好走血統にあたる出走予定馬のうち、推奨馬として取り上げたいのが”グローリーヴェイズ”です。
スタミナ豊富なメジロ牝系の母メジロツボネにディープインパクトを配合した同馬。母父は短距離適性の高いスウェプトオーヴァーボードですが、メジロ牝系の影響が強くスタミナが豊富で中長距離に適性がある馬です。
今年初戦で勝利した日経新春杯は強い競馬でしたし、京都芝2400mでの適性を示しました。リファールらしい器用な立ち回りと早め先頭で粘り切るレース内容は高評価です。
前走の天皇賞（春）は敗れたとはいえ、フィエールマンと僅差の2着。直線手前からラストまで繰り広げられたフィエールマンとの叩き合いはこの馬の粘り強さや持続力を感じさせます。
今回は既に実績のある京都芝2400mで行われるレース。
今年の京都大賞典ではグローリーヴェイズが血統的に信頼がおける推奨馬です。
以上、京都大賞典の好走血統と推奨馬を特集しました。馬券予想のご参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【参考サイト】
・望田潤氏のWebサイト：血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
