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この記事では、G1フェブラリーステークスに向けての重要な一戦「根岸ステークス(G3)」の最終予想をご紹介します。
ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
目次
根岸ステークスの好走血統など予想のポイント
はじめに、根岸ステークスの予想のポイントについてご紹介します。
まずは好走血統についてです。
この好走血統とは、近年の根岸ステークスで3着内に入った好走馬の血統において、3年以上連続で続いている血統傾向を指します。
根岸ステークスの好走血統は、3年連続で好走している血統。
それは「ロベルト系の血統」です。
この好走血統のロベルト系の血統ですが、昨年2019年は母父にロベルト系の血統を持つSpring At Last産駒のコパノキッキングが1着、2018年には母の母父がリアルシャダイのサンライズノヴァが2着、2017年には母の母父がSilver Hawkのベストウォーリアが2着、母父がシンボリクリスエスのエイシンバッケンが3着と好走しています。
直近3年の根岸ステークスの好走馬9頭中4頭がロベルト系の血統を内包していることから、勢いがあって信頼がおける血統といえます。
今年の根岸ステークスにおいても血統の3代までにロベルト系の血統を内包する馬が、コパノキッキング、サングラス、ブルベアイリーデ、ワンダーリーデルと4頭出走してきました。この4頭には注目です。
なお、好走血統以外の根岸ステークスの予想のポイントについては、下記に内容をまとめています。
【根岸ステークスの予想のポイント:レースプロファイル】
展開:ハイペース×持続力
脚質:差し、追込み有利、逃げ馬×
特性:上り重視、距離短縮、前走チャンピオンズカップ組〇
好走血統:ロベルト系の血統(3年連続馬券圏内)
この中でも、根岸ステークスは差し、追込み馬が有利でいかに速い末脚を使えるかが重要なポイントです。
過去10年の上り最速馬の成績は、6勝、2着1回、3着1回と抜群の成績をあげていますから、とにかく末脚が武器の馬を優先して評価していく必要があります。
根岸ステークスの最終予想!予想印とその根拠
それではここからは、根岸ステークスの予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)④ワンダーリーデル
今年の根岸ステークスの本命は、④ワンダーリーデルです。
ワンダーリーデルの血統は、父スタチューオブリバティ、母アストレアピース、母父マヤノトップガンの配合です。
まず母父が、根岸ステークスの好走血統であるロベルト系のマヤノトップガンであることが評価できる血統背景です。
父スタチューオブリバティはワンダーリーデルの他に、アクティブミノルやキクノストームなどの重賞馬を送り出しています。
このスタチューオブリバティ産駒は、ダートにおいて前走からの距離短縮に強いことが特徴です。日本での産駒デビュー以来、ダートの距離短縮の成績は勝率7.5%・複勝率27.1%、単勝回収率・複勝回収率ともに100%超えです。この成績は、同産駒の前走から同距離や距離延長の成績を大きく上回る成績です。
実際にワンダーリーデル自身もデビュー以来、前走から距離短縮となったレースは8戦して1勝、3着5回、4着1回、5着1回と掲示板を外していません。今回は、前走のチャンピオンズカップから400mの距離短縮で臨む一戦となりますから、好走が期待できます。
前走のチャンピオンズカップのレース内容自体も、外不利な中で3コーナーから4コーナーにかけて外々を回っての11着。着順こそ奮いませんが、上がり3Fはメンバー中3位の35秒5ですから、この結果は進路取りの差と捉えます。
東京ダート1400mのコース実績も6戦して1勝、3着2回と悪くありません。
2走前の武蔵野ステークスでは、上り最速で鮮やかに勝ちきった馬ですから、得意舞台に戻っての巻き返しが十分に期待できます。
〇(対抗)⑤コパノキッキング
本命に継ぐ対抗には、⑤コパノキッキングを推奨します!
コパノキッキングの血統は父Spring At Last、母Celadon、母父ゴールドヘイローの配合です。
父Spring At Lastは、好走血統のロベルト系のDynaformerを母父に持ち、評価ができます。
昨年の根岸ステークスの覇者で、ローテーションも昨年と同じ。
となれば、ここでも好走が期待できる馬です。
ただし血統から本質的には距離短縮が向く馬で、今回の距離延長は昨年勝っているとはいえ若干のマイナス。
能力はピカイチですからその点でカバーしてくるとは思いますが、過信は禁物です。
一方、逃げてよし、先行してよし、差してよし、追い込んでもよしの馬で脚質に自在性があり、展開にあわせて柔軟に対応できる点は高評価。
根岸ステークスは「ハイペース×持続力」が基本のレース展開なので、この自在性は活きてくるでしょう。
▲(単穴)⑥ワイドファラオ
上位2頭に匹敵する単穴は、⑥ワイドファラオです!
ワイドファラオの血統は、父ヘニーヒューズ、母ワイドサファイア、母父アグネスタキオンの配合です。
前々走のみやこステークスは5着、前走のチャンピオンズカップは14着と大敗しましたが、距離短縮に強いストームキャット系のヘニーヒューズ産駒ですから、この距離短縮が狙い目の一戦といえます。
気持ちが切れると凡走が続くストームキャット系の産駒というのは若干気になりますが、能力はメンバー中上位の一頭と捉えます。
前走からの条件好転による好走を期待します。
△(連下)③ミッキーワイルド、⑮ダノンフェイス
次に連下として、③ミッキーワイルド、⑮ダノンフェイスを抑えます。
両馬ともに東京ダート1400mの適性が高い馬で、ミッキーワイルドは3戦して2勝、3着1回、ダノンフェイスは4戦して3勝と抜群の成績をあげています。
このコース適性は高く評価すべきでしょう。
また、どちらも前走同距離を勝ちきって臨む一戦。
勢いも評価できます。
ここでも馬券圏内の好走が期待できる2頭です。
☆(穴馬)⑦スマートアヴァロン
最後の推奨穴馬の星には、スマートアヴァロンを推します。
今年で8歳となる高齢馬で、ここまで35戦して7勝、2着7回、3着10回と堅実な成績をあげている同馬。年齢を重ねても、鋭い末脚はいまだに顕在です。
サウスヴィグラス産駒でMr.Prospectorの4×3のクロスを内包しており、ダート短距離での軽快なスピードが持ち味の馬。
3走前の同舞台で行われた霜月ステークスは、上り3F35.3のメンバー中最速の脚を使ってミッキーワイルドにクビ差の2着。その際の斤量が、スマートアヴァロンが57㎏で、ミッキーワイルドが56㎏でした。
今回の斤量は、前走の58㎏から2㎏減、霜月ステークスからも1㎏減となる56㎏。
このレースの上り最速候補の一頭で、ハイペースの展開をスムーズに捌ければ、一発も十分にあり得る一頭です。
根岸ステークスの最終予想のまとめ
それでは最後に、根岸ステークスの予想印をまとめて締めくくります!
【根岸ステークスの予想印】
◎④ワンダーリーデル
〇⑤コパノキッキング
▲⑥ワイドファラオ
△③ミッキーワイルド
△⑮ダノンフェイス
☆⑦スマートアヴァロン
以上、この記事では根岸ステークスの予想印をご紹介しました。
なお、同日の京都の重賞レース「シルクロードステークス」の最終予想については、下記の記事でご紹介しています。ぜひご参考下さい!
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