こんにちは。KAZUです。
この記事では、伝統のG2競争「京都記念」の予想について特集します。
ご紹介する内容は京都記念の有力馬3頭ラヴズオンリーユー、ワグネリアン、ステイフーリッシュのラップ適性についてです。
ラップ分析から京都記念をしっかりと予想していきます。
ぜひ最後までお読みください。
目次
【告知】インスタグラムを始めました!
この記事の初めに告知をさせていただきます。
有力馬以外のラップマトリックス・ラップ適性も把握したいという声をたくさんいただくことを理由に、この度インスタグラムを開設しました!
このインスタグラムでは、記事作成に時間がかかる関係で取り上げきれなかった有力馬以外のラップマトリックス、そしてラップ適性を取り上げます。
もちろん有力馬のラップ適性についてもご紹介。
この京都記念からインスタグラムでの予想を始動しています。
下記のリンク先より、ぜひフォローいただき出走予定馬のラップ適性をチェック下さい!
京都記念2021 有力馬ラップ適性
それでは、ここからは京都記念の有力馬3頭ラヴズオンリーユー、ワグネリアン、ステイフーリッシュのラップ適性について、A、B、Cの3段階で評価を行っていきます。
ラヴズオンリーユー ラップ適性
まず初めに想定1番人気の「ラヴズオンリーユー」を取り上げます。
こちらはラヴズオンリーユーのデビュー戦から前走有馬記念までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからラヴズオンリーユーのラップ適性を分析すると、高速ラップ~中速ラップにおける瞬発力勝負(バランス型・瞬発力型)のレースを得意にしていることが分かります。
ただ脚質型として持続力型となったオークスを勝っているように、速い時計が出る高速馬場下ではレースが持続力勝負になっても高いパフォーマンスを発揮してきます。
開幕週の高速馬場かつ持続力勝負になりやすい阪神芝2200で開催される今年の京都記念で想定するラップ適性は「持続力型・バランス型×ラップスピード11秒80~12秒00」。
この今年の京都記念で求められるラップ適性に対しては、オークスと前走のエリザベス女王杯を2戦して1勝、3着1回と高いパフォーマンスを発揮しています。
このような背景から高いラップ適性が期待でき、ラップ適性の評価は「A」と高評価です。
前走の有馬記念は、この馬が苦手とする低速ラップでレース条件が向きませんでした。
またレースの進め方もかなりお粗末な内容であり、それもあってか今回はデムーロ騎手から川田騎手への乗り替わり。
阪神開幕週の前残りが想定される馬場傾向から、位置取りとしてはある程度前につける必要があるでしょう。
その点で、好位に位置取る力に定評がある川田騎手への乗り換えはプラスに捉えています。
オークス以降勝ちきれておらず、ジリ貧に陥っている中で得意条件が想定される今回はきっちりと勝利を勝ち取りたいところ。
状態面はもちろんのこと、馬場状態での影響も大きく受ける馬のため、その点をしっかりとチェックした上で最終ジャッジしたい一頭ですが、今回の条件であれば「本命候補の一頭」と評価します。
オークス以来の復活勝利を強く期待しても良いと考えます!
ワグネリアン ラップ適性
次にダービー馬「ワグネリアン」を取り上げます。
こちらはワグネリアンの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからワグネリアンのラップ適性を分析すると、高速ラップ~中速ラップにおいて瞬発力が活かせるバランス型もしくは瞬発力型のレースで結果を残していることが分かります。
時計のかかる馬場で底力勝負となったジャパンカップで3着と結果を残していますが、やはり「瞬発力(キレ)が活かせる」。この条件がワグネリアンにとってベストです。
京都記念で想定するラップ適性に対しては、日本ダービーで見事勝利を飾っていますが、昨年の大阪杯では5着と期待を裏切っています。
この大阪杯の結果より、持続力勝負になりやすい阪神小回り芝コースへの適性はいま一つといったところです。
日本ダービーでの勝利は評価しつつも、コースから求められる適性と合致する印象はわきません。
そのためラップ適性の評価は「B」評価です。
今回は昨年の宝塚記念から半年以上の長期休養明けで臨む一戦。
フレッシュな休み明けで良く走るディープインパクト産駒ですが、ワグネリアンも「もう6歳」。
ここにきての上積みは厳しいのではないでしょうか。
ラップ適性からはラヴズオンリーユーの方が上と考えていますので、ラヴズオンリーユー・ワグネリアンのどちらが復活するかと言われれば「ラヴズオンリーユー」と答えたいところ。
このような背景から、ダービー馬ながら今回は2着、3着候補までの評価に留めます。
ステイフーリッシュ ラップ適性
この記事の最後に「ステイフーリッシュ」を取り上げます。
こちらはステイフーリッシュの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからステイフーリッシュのラップ適性を分析すると、中速ラップ~低速ラップのレースで結果を残していることが分かります。
とにかく速い脚が使える馬ではないため、ジリジリと長くいい脚を使って粘りで着順を確保する馬です。
馬場傾向については時計のかかる道悪馬場歓迎で、高速馬場は向きません。
阪神芝2200mのトリッキーなコース自体は合うでしょうが、開幕週の良馬場開催で超高速馬場もしくは高速馬場になると、ステイフーリッシュにとってかなり分が悪いと言えます。
そのため好走するために、馬場が渋って時計がかかることが必須条件と考えます。
このように低速ラップに強い特徴を持つことから、今年の京都記念に対するラップ適性は「B」評価。
この「B」評価はAに近い「B」評価ではなく、Cに近い「B」評価です。
道悪馬場開催でラップスピードが低速化しない限り、ラップ適性からは厳しい一頭と考えます。
京都記念2021 まとめ
この記事では京都記念の有力馬3頭ラヴズオンリーユー、ワグネリアン、ステイフーリッシュのラップ適性についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。