こんにちは。KAZUです。
この記事では、日曜日の東京の重賞レース「共同通信杯」の最終予想について特集します。
ご紹介する内容は共同通信杯の有力馬のラップ適性、そして最終予想となる本命馬についてです。
共同通信杯をラップ分析からしっかりと予想していきます。
ぜひ最後までお読みください。
目次
【告知】インスタグラムを始めました!
この記事の初めに告知をさせていただきます。
有力馬以外のラップマトリックス・ラップ適性も把握したいという声をたくさんいただくことを理由に、この度インスタグラムを開設しました!
このインスタグラムでは、記事作成に時間がかかる関係で取り上げきれなかった有力馬以外のラップマトリックス、そしてラップ適性を取り上げます。
もちろん有力馬のラップ適性についてもご紹介。
下記のリンク先より、ぜひフォローいただき出走予定馬のラップ適性をチェック下さい!
共同通信杯2021 有力馬ラップ適性
それでは、ここからは共同通信杯の有力馬のラップ適性について、A、B、Cの3段階で評価を行っていきます。
ステラヴェローチェ ラップ適性
まず初めに想定1番人気の「ステラヴェローチェ」について取り上げます。
こちらはステラヴェローチェのデビュー戦から、前走朝日杯フューチュリティステークスまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからステラヴェローチェのラップ適性を分析すると、脚質型として底力型もしくは持続力型のレースで結果を残していることが分かります。
バゴ産駒らしい前傾ラップの底力勝負やワンペースな持続力勝負に強い馬と考えています。
今年の共同通信杯で求められるラップ適性は直近5年のラップ適性の傾向から、「バランス型・瞬発力型×ラップスピード11秒80~12秒00」を想定しています。
その求められるラップ適性に対しては、デビュー戦の新馬戦が近接しており一定の評価ができます。
そのためラップ適性の評価は、「B」評価です。
ステラヴェローチェは、ここまで瞬発力を必要とするバランス型や瞬発力型あるいは超瞬発力型といったレースの経験はありません。
しかし、超低速ラップとなった前々走のサウジアラビアロイヤルカップから超高速ラップとなった前走の朝日杯フューチュリティステークスの一気のラップ適性の変化に対する適応力を見ると、ステラヴェローチェは脚質型を問わないオールラウンダーなラップ適性を持つ可能性が高いです。
そのため、瞬発力勝負のレースに対しても適応してくる可能性は高いでしょう。
ただ本質的には、底力型の低速ラップが良い馬の印象。
この点は同じバゴ産駒のクロノジェネシスとも重なります。
その点と今年の共同通信杯が例年以上にスローからの瞬発力勝負が想定されるレース展開を考慮すると、ステラヴェローチェに付け入る隙が生まれるのではと予想します。
そのため、本命馬はあえて違う馬を狙いたいと思います。
エフフォーリア ラップ適性
次に「エフフォーリア」について取り上げます。
こちらはエフフォーリアのデビュー戦から、前走百日草特別までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからエフフォーリアのラップ適性を分析すると、中速ラップから低速ラップのバランス型~超瞬発力型のレースで結果を残していることが分かります。
共同通信杯で求められるラップ適性に対しては、過去経験がなく、近接するレースもありません。
またラップスピード12秒00をきるレースの経験もなく、ラップスピードの高速化に対する適性は未知数です。
瞬発力が求められるレースで結果を残している点を考慮して、ラップ適性は「B」評価としますが、そこまで高い評価にはできません。
「C」評価に近い「B」評価です。
先行抜け出しの競馬スタイルと過去2戦で見せるレース内容からセンスは感じさせる馬ですが、ラップ適性からは買いづらい一頭です。
キングストンボーイ ラップ適性
続いて「キングストンボーイ」について取り上げます。
こちらはキングストンボーイのデビュー戦から、前走ベゴニア賞までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからキングストンボーイのラップ適性を分析すると、高速ラップから超低速ラップの瞬発力型のレースで結果を残していることが分かります。
この条件となった新馬戦、前走のベゴニア賞は勝利を飾る一方で、持続力勝負で超低速ラップとなった前々走のサウジアラビアロイヤルCは5着と凡走。
このような背景から、基本的に高速ラップの瞬発力勝負が向く馬と考えます。
このラップ適性は共同通信杯で求められるラップ適性とも合致して高評価。
実際に前走のベゴニア賞は共同通信杯で求められるラップ適性と合致するレースとなっています。
ラップ適性は、「A」評価と高く評価します。
このベゴニア賞は、上り3ハロンが11秒6、11秒3、11秒2と加速ラップであり、ラップ的にハイレベルレースです。
このレースを力強く勝ちきっている点から、メンバーが強化されるここでも高いラップ適性を活かして好走が期待できると予想します。
本命馬に次ぐ推奨馬として強く推したい一頭です。
共同通信杯2021 本命馬
それではここからは、共同通信杯の最終予想として本命馬についてご紹介していきます。
今年の共同通信杯の本命馬ですが、「レフトゥバーズ」を推奨します。
レフトゥバーズ ラップ適性
こちらはレフトゥバーズのデビュー戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
ここまで1戦1勝。
まだまだラップ適性は未知数な点が多いですが、父ディープインパクト×母父Tapitというグランアレグリアと同じ血統背景であることをふまえると、マイル前後の距離で高速ラップかつ瞬発力勝負のレースで高いパフォーマンスを発揮してくると考えます。
前走の新馬戦は距離こそ異なれど、共同通信杯で求められるラップ適性「バランス型・瞬発力型×ラップスピード11秒80~12秒00」と合致するレースで高評価。
この1戦のみでの評価となりますが、ラップ適性は「A」評価と高く評価します。
スローからの瞬発力勝負が想定される今年の共同通信杯において、新馬戦で見せたレフトゥバーズの強烈な瞬発力は大きな魅力です。
レフトゥバーズが最も高いパフォーマンスを発揮するであろう高速ラップ下における東京直線コースでの瞬発力勝負であれば、ステラヴェローチェを超える走りも期待できます。
このような背景から、今年の共同通信杯は「レフトゥバーズ」で勝負します!
共同通信杯2021 まとめ
この記事では共同通信杯の有力馬のラップ適性と最終予想となる本命馬についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。