こんにちは。KAZUです。
この記事では、土曜日の東京の重賞レース「ダイヤモンドステークス」の最終予想について特集します。
ご紹介する内容は、ダイヤモンドステークスの予想のポイントとなるラップ分析と注目馬のラップ適性、そして最終予想となる本命馬についてです。
なお今週が4重賞開催ということで、このダイヤモンドステークスの最終予想は枠順確定前の木曜日の夜に記事をアップしています。
その点はご了承いただければと思います。
目次
ダイヤモンドステークス2021 ラップ分析
この記事の初めにダイヤモンドステークスの予想のポイントとなるラップ分析をご紹介します。
このラップ分析については、独自の予想ツールであるラップマトリックスを用いて分析を行います。
上図は直近5年のダイヤモンドステークスのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
ダイヤモンドステークスのラップ適性の特徴は、東京コースの長い直線を利用した瞬発力勝負であることです。
昨年こそ例年とは異なる底力型の脚質型になりましたが、2016年~2019年の脚質型は瞬発力を要するバランス型や瞬発力型、超瞬発力型のレースとなっています。
ラップスピードについては各年で若干バラつきがありますが、過去5年でラップスピード12秒40台が3回と最も多くなっています。
このような背景をふまえて、今年のダイヤモンドステークスで求められるラップ適性は「バランス型~超瞬発力型×ラップスピード12秒40~12秒60」に設定します。
次以降にご紹介する注目馬、本命馬のラップ分析については、この求められるラップ適性を判断軸に評価を行っていきます。
ダイヤモンドステークス2021 有力馬ラップ適性
それでは、ここからはダイヤモンドステークスの注目馬2頭のラップ適性についてご紹介していきます。
なお、このラップ適性はA、B+、B、Bー、Cの5段階で評価を行っていきます。
オーソリティ ラップ適性
まず1頭目の注目馬には、想定1番人気の「オーソリティ」を取り上げます。
上図はオーソリティのデビュー戦から、前走有馬記念までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからオーソリティのラップ適性を分析すると、中速ラップ~低速ラップの瞬発力勝負(バランス型・瞬発力型・超瞬発力型)のレースを得意にしていることが分かります。
中長距離戦のレースで道中にしっかりと脚を溜めることができるレースが、オーソリティにとってベストな舞台と言えるでしょう。
その点で考えれば、ダイヤモンドステークスで求められるラップ適性とも合いそうで好印象。
ただし、ダイヤモンドステークスで求められるラップ適性と合致する前走の有馬記念は14着と大敗しています。
その点でバランスを取ってラップ適性は「B」評価とします。
実績はメンバー中最上位クラスと言えますし、今の東京の高速馬場自体も非常に合うと考えます。
さらに斤量も予想していたよりも低斤量。
ただ初の3000m超えの長距離レースと圧倒的1番人気が想定されることをふまえると買いづらい面もある一頭。
そのため、今回は注目馬止まりに留めました。
パフォーマプロミス ラップ適性
2頭目の注目馬には、推奨穴馬として「パフォーマプロミス」を取り上げます。
上図はパフォーマプロミスの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからパフォーマプロミスのラップ適性を分析すると、オーソリティ同様に中速ラップ~低速ラップの瞬発力勝負(バランス型・瞬発力型・超瞬発力型)のレースを得意にしていることが分かります。
このラップ適性は、ダイヤモンドステークスで求められるラップ適性とも合致して高評価。
直近10戦でダイヤモンドステークスで求められるラップ適性と合致するレースはありませんが、高いラップ適性が見込めると捉えます。
ラップ適性は「B+」と高く評価します。
またパフォーマプロミスはオーソリティと異なり、2019年の天皇賞春で3着と既に3000m超えの長距離レースで実績を示している点も好印象。
斤量57.5㎏こそ気になるものの、前走のラップ適性が向かなかったジャパンカップの大敗で人気を落とすであろう今回は狙い目と判断しました。
この後にご紹介する抜群のラップ適性の本命馬には敵いませんが、注目の穴馬として推奨したい一頭です!
ダイヤモンドステークス2021 本命馬
それではここからは、ダイヤモンドステークスの最終予想として本命馬についてご紹介していきます。
今年のダイヤモンドステークスの本命馬ですが、「ポンデザール」を推奨します。
ポンデザール ラップ適性
こちらはポンデザールの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからポンデザールのラップ適性を分析すると、低速ラップ~超低速ラップにおけバランス型~超瞬発力型のレースを得意にしていることが分かります。
このラップ適性は、いかにもステイヤーらしい適性と言えます。
今年のダイヤモンドステークスで求められるラップ適性「バランス型~超瞬発力型×ラップスピード12秒40~12秒60」に対しては、2勝クラスの北海ハンデ、1勝クラスの荒川峡特別と2戦2勝。
近接するオープン特別の丹頂ステークスも勝利していますし、ポンデザールのラップ適性がダイヤモンドステークスで求められるラップ適性をすっぽりと覆ってカバーしています。
このような背景からかなり高いラップ適性が期待できると考え、ラップ適性の評価は「A」と高評価です。
ハーツクライ産駒らしく、ここにきての充実度は目を見張るものがありますし、前走のステイヤーズステークスではステイヤーとしての資質も示しています。
高いラップ適性、近走の充実度、ステイヤーとしての資質、そして鞍上はルメール騎手。
このような背景から、ここも好走が期待できます。
今年のダイヤモンドステークスは「ポンデザール」で勝負します!
ダイヤモンドステークス2021 まとめ
この記事ではダイヤモンドステークスの最終予想についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。