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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、注目の重賞レース「AJCC」の最終予想をご紹介します。
ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
目次
AJCCの予想のポイント!血統傾向とレース傾向
はじめにAJCCの予想のポイントとなる血統傾向(好走血統)とレース傾向についてご紹介します。
ロベルト系が5年連続で好走中
まず血統傾向についてですが、AJCCはロベルト系の血統が好走するレースです。
昨年2019年はメートルダールが3着、2018年にはマイネルミラノが3着、2017年はゼーヴィントが2着、以降もスーパームーン、ミトラと3着内を確保しており、ロベルト系の血統は直近5年連続で馬券に絡む好走をみせています。
マイネルミラノやミトラといった人気薄で穴を空けた馬も該当馬に含まれますので、かなり信頼が置ける血統といえます。
AJCCは、ロベルト系の豊富なスタミナと馬力が活きるレースです。
この大きな血統のトレンドは、予想において非常に重要なポイントとなります。
馬格があってパワフルな馬が走る
次にレース傾向についてですが、AJCCは「上り3Fの速い末脚が求められず、馬格があってパワフルな馬が走るレース」です。
過去10年のAJCCの前走上り3F別成績を分析すると、前走上り3Fで6位以下の馬が6勝、2着3回、3着2回と好成績で馬券によく絡んでいます。この時期の中山芝コースは、終いに切れる脚を使える馬よりはパワフルで力強く持続力のある脚を使える馬の方が好走傾向です。
そのため、AJCCは「馬格があってパワフルな馬が好走」しています。
実際に過去10年のAJCCの前走馬体重別成績を分析すると、馬体重480㎏以上の馬が8勝、2着9回、3着8回と抜群の成績をあげています。
この点も、予想を進める上で抑えておきたいポイントです。
その他のレース傾向でいえば、過去10年のAJCCでは前走からの距離短縮組が7勝、2着3回、3着2回と好成績をあげており、距離短縮組が好走していることなどがあげられます。
AJCCの最終予想!予想印とその根拠
それではここからは、AJCCの予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)⑪ブラストワンピース
本命は、ブラストワンピースです!
ブラストワンピースの血統は父ハービンジャー、母ツルマルワンピース、母父キングカメハメハの配合です。
ダンジグ系のハービンジャーに、トライマイベスト=El Gran Senor、His Majesty=Graustarkの全兄弟クロスを内包しており、血統から強い力感、パワーを感じます。
父ハービンジャーは前走からの距離変更に強く、なかでも距離短縮を得意としています。実際にブラストワンピースも前走から距離短縮のレースは5戦して4勝と抜群の成績を誇ります。また根幹距離が得意なハービンジャー産駒にあって、この馬は例外的で、非根幹距離を4戦して3勝と好成績。
今回はブラストワンピースの好走パターンにしっかりとハマります。
3歳時の荒れた馬場で行われた有馬記念を勝ったパフォーマンスは素晴らしかったですし、この時期の中山のタフな馬場は合うでしょう。
前走からの距離短縮や馬格が大きい点は、AJCCのレース傾向の好走条件に合致して高評価。
海外帰り後の一戦となりますが、中間はノーザンファーム天栄を経由した仕上げですし、問題ないでしょう。
〇(対抗)①ウラヌスチャーム
対抗には、ウラヌスチャームを推奨します!
ウラヌスチャームの血統は父ルーラーシップ、母アメジストリング、母父フジキセキの配合です。
ルーラーシップ産駒は産駒デビュー以来、中山芝2200mにおいて22戦して6勝、2着5回、3着2回、勝率20.7%、複勝率44.8%と抜群の成績を残しています。
ウラヌスチャーム自身も4歳明けの同コースで行われた迎春ステークスを勝っており、適性を示しています。また中山芝コースはここまで4戦して1勝、2着3回と全て連対しており、この点も高評価。
過去の成績をみても直線に坂があった方がいい馬ですし、ペースもワンペースで流れて持続力勝負になる方が向きます。
そのため、今回は好走パターンにあてはまりますし、「過去凡走が続き得意コースに変わっての巻き返しによる好走」というパターンも馬柱からみるこの馬の特徴です。
叩いていいタイプのルーラーシップ産駒なので、次走中山牝馬ステークスを使ってくれば、本当の狙い目はそのレースですが、今回は馬券的に妙味がありそうなため、評価を高めて先物買いします。
配当を考えると、馬券的にはこの馬から組み立てていきたいところです。
▲(単穴)③ミッキースワロー
単穴は、ミッキスワローです!
ミッキスワローの血統は、父トーセンホマレボシ、母マドレボニータ、母父ジャングルポケットの配合です。
父トーセンホマレボシは、ディープインパクト系ながら小回り芝コース、そして非根幹距離を得意とする種牡馬で、中山芝2200m、芝1800m、福島芝1800mで良績です。またレース展開は、ハイペースやミドルペースに強い特徴があり、ディープインパクト系ながらディープインパクトとは異なる点が特徴の種牡馬です。
ミッキスワローはその父に対して、配合としては母父がスピードの持続力に優れるトニービンで、ワンペースに強いLyphardのクロスを内包しているわけですから、小回りコースのワンペースの持続力勝負に強い馬といえます。
中山芝2200mは間違いなく向く血統背景です。
実際に一昨年のAJCCを2着と好走しており、同コースの未勝利戦、セントライト記念を勝ち、オールカマーも2着と中山芝2200mは4戦して全て連対と抜群の成績を残しています。
前走の福島記念は、いつもほどのマクリのキレや末脚の鋭さが感じられませんでしたが、これは斤量58.5kgの影響と考えるのが妥当でしょう。
今回は、前走から斤量が-2.5㎏の56kgで臨む一戦。
勝ち負けが期待できる一頭です。
☆(星)⑤スティッフェリオ
△(連下)⑩ステイフーリッシュ
最後に特注馬の星にスティッフェリオ、連下でステイフーリッシュを抑えます。
まず特注馬のスティッフェリオですが、母系にDanzigを内包するステイゴールド産駒で、この配合馬にはスティッフェリオの他にフェノーメノ、ナカヤマフェスタ、マイネルミラノ、エタリオウなどがいます。
中山芝2200mが非常に得意な配合で、 過去23戦して6勝、3着2回と好成績。単勝回収率・複勝回収率も100%を超えます。
実際にスティッフェリオ自身も、中山芝2200mはオールカマーとセントライト記念と2戦して1勝、4着1回と好相性を示しています。
また父のステイゴールドは、不向きのコースや距離、馬場状態で負けた後に、得意コースに戻った際に巻き返しできることが特徴の種牡馬です。そのため、ステイゴールド産駒は1戦、2戦の大負けでも見限らないことが重要です。
今回はすんなり逃げれそうで、展開次第でオールカマーのような一発も考えられる一頭です。
次に連下のステイフーリッシュについてですが、1週前の推奨馬でも取り上げた馬で、母の母父に好走血統であるロベルト系のSilver Hawkの血を内包する点が評価できる血統背景です。
時計がかかるレースの方が良績な馬で、その点で考えれば今回のタフな馬場の中山芝2200mは合うでしょう。
ステイフーリッシュの前走のチャレンジカップは、開幕週の阪神芝コースでレコード連発の高速馬場でレースが行われました。レース全体もスローペースで流れ、中団から早めに外をマクリながら仕掛けていきますが、直線では強引な進路取りで他馬と接触を繰り返し、レースになっていません。
今回は時計が掛かり、タフな馬場に変わる。そして非根幹距離の芝2200mも好成績で、中山コースも得意。
得意舞台になれば近走の不振はあまり関係ないステイゴールド産駒となれば、今回はステイフーリッシュの好走パターンに当てはまります。
注目の一頭でしょう。
AJCCの最終予想のまとめ
それでは最後に、AJCCの予想印をまとめて締めくくります!
【AJCCの予想印】
◎⑪ブラストワンピース
〇①ウラヌスチャーム
▲③ミッキースワロー
☆⑤スティッフェリオ
△⑩ステイフーリッシュ
以上、この記事ではAJCCの予想印をご紹介しました。
なお、同日の京都の重賞レース「東海ステークス」の最終予想については下記の記事でご紹介しています。ぜひご参考下さい。
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