こんにちは。ＫＡＺＵです。
この記事では、伝統のG2競争「アメリカジョッキークラブカップ」の最終予想について特集します。
ご紹介する内容はアメリカジョッキークラブカップの有力馬の最終評価と最終予想となる本命馬についてです。
ラップ分析からアメリカジョッキークラブカップをしっかりと予想していきます。ぜひ最後までお読みください。
目次
アメリカジョッキークラブカップ2021 有力馬評価
まずアメリカジョッキークラブカップの有力馬の最終評価についてご紹介します。
アメリカジョッキークラブカップ2021 アリストテレス
初めに取り上げるのが、「アリストテレス」です。
こちらはアリストテレスのデビュー戦から前走菊花賞までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからアリストテレスのラップ適性を分析すると、中速ラップから低速ラップで脚質型は底力型～バランス型のレースを得意にしていることが分かります。
天気予報から道悪馬場開催を想定する今年のアメリカジョッキークラブカップで求められるラップ適性は「持続力型・バランス型×ラップスピード12秒10～12秒30」を想定していますが、その求められるラップ適性に対してもアリストテレス自身のラップ適性がしっかりとカバーできています。
ラップ適性のA、B、Cの3段階評価では「A」と高評価です。
ただし、終いに使う末脚がキレるタイプではなく長くいい末脚を使うタイプの馬のため、好走するも勝ちきれないイメージも強い馬。馬券に絡む確率は高いと考えますが、本命馬で推奨するまでに至っていません。
アメリカジョッキークラブカップ2021 サトノフラッグ
次に取り上げるのが、「サトノフラッグ」です。
こちらはサトノフラッグのデビュー戦から前走菊花賞までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
ラップマトリックスからサトノフラッグのラップ適性を分析すると、中速ラップから低速ラップで脚質型は持続力型もしくはバランス型のレースで強さを発揮していることがあげられます。
ディープインパクト産駒でありながらも瞬発力勝負よりは持続力勝負に強いことが特徴といえます。
アメリカジョッキークラブカップで求められるラップ適性に対しては1勝クラス、セントライト記念、弥生賞と3戦して2勝、2着1回と抜群の成績を残しています。ラップ適性は非常に高い評価ができ、「A」評価です。
今年のアメリカジョッキークラブカップのレース条件「中山芝中距離戦で道悪で時計のかかる重たい馬場」という内容は快勝した弥生賞と重なります。その点も後押しします。
このような背景から本来であれば、本命は間違いなく「サトノフラッグ」と考えていました。
ただし当初自分が想定していた以上に人気を集める可能性が高く、単勝オッズ3倍台が想定される状況です。そこで今回はあえて違う馬を本命馬として狙いたいと考えました。
いずれにせよ高評価は変わらず、オッズを考慮しなければ「この馬」が本命の期待値が高い一頭です。
アメリカジョッキークラブカップ2021 本命馬
それではここからは、アメリカジョッキークラブカップの本命馬をご紹介していきます。
今年のアメリカジョッキークラブカップの本命馬ですが、高配当を狙って「モズベッロ」を本命で推奨します。
先ほどの有力馬最終評価の際にもご紹介しましたが、当初はサトノフラッグを本命で推奨する予定でしたが想定以上にサトノフラッグに人気が集まっている現状があります。
そこで配当妙味を考慮して本命馬を、穴馬モズベッロにスイッチしました。
こちらはモズベッロの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
ラップマトリックスからモズベッロのラップ適性を分析すると、中速ラップから低速ラップの底力型からバランス型のレースを得意にしていることが分かります。
このラップ適性の条件下となったレースにおいては、距離適性外と考える天皇賞春を除いてG1レース宝塚記念を含む5戦すべて馬券圏内の好成績をあげています。
アメリカジョッキークラブカップで求められるラップ適性に対しても5戦して2勝、2着1回、3着1回と好成績。
その中でも宝塚記念では、サートゥルナーリアにも先着するパフォーマンスを見せています。
この点は、今回のメンバー構成のアメリカジョッキークラブカップの予想を進める上で特筆すべき内容といえます。地力で考えればメンバー中最上位クラスと考えます。
また、この宝塚記念では、時計のかかる非常に重たい馬場に対する適性も示しており好印象。
馬場適性も高いものが見込めます。
このように高いラップ適性と馬場適性、メンバー中最上位クラスの地力が見込めるモズベッロ。
あとは、好走の鍵としてあげられる状態面が整うかどうかです。
前走の有馬記念は長期休養明けにも関わらず、前走から馬体重－10㎏で明らかに出来がいま一つでした。
最終追切の内容を見る限り、まだ良化途上の印象ですが前走からの上積みは期待できる状況です。当日の馬体重がプラスで馬体重480㎏前後まで戻れば好気配。好勝負が期待できるのではないでしょうか。
前走の調子そのままに凡走も考えられる一頭ではありますが、単勝オッズ20倍前後の想定オッズであれば一発勝負にかけてみるのも面白いです。
今年のアメリカジョッキークラブカップは穴馬「モズベッロ」で勝負します。
アメリカジョッキークラブカップ2021 まとめ
この記事ではアメリカジョッキークラブカップの有力馬の最終評価と最終予想となる本命馬についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
