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【アンタレスステークス2020 予想】ラップ分析からはこの馬だ!信頼の推奨馬!

競馬知恵袋

こんにちは!
競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます

この記事では、注目の重賞競走「アンタレスステークス」の予想について特集します!

ご紹介する内容は、アンタレスステークスで求められるラップ適性、そして出走予定馬の中でラップ適性が高い馬を3頭ランキング形式でご紹介します。

馬券予想にぜひご参考下さい。



ラップ分析方法

まず初めに、ラップ分析の方法についてご紹介します。

今回ご紹介するラップ分析は、2つの軸で分析する手法を取り入れています。分析軸の1点目が「脚質型」、分析軸の2点目が「ラップスピード」です。

まず脚質型とは、上り3Fと上り3Fを除くラップの変化に着目した指標で、競馬分析ソフトの「ターゲットフロンティア」でいうレースペースチェンジ指数(RPCI)を指します。このRPCIの数値を用いて脚質型として「超底力型」、「底力型」、「持続力型」、「バランス型」、「瞬発力型」、「超瞬発力型」の6つに分類します。

続いてラップスピードですが、こちらは1ハロンのラップの速さです。そのレースの勝ち時計からハロン数を割り算して得た1ハロンの平均ラップを指します。なお、道悪の場合は補正値を加えます。

この2つの視点で分析を行うことで、より精度の高いラップ分析が行えると考えています!


アンタレスステークス 求められるラップ適性

ここからは、アンタレスステークスで求められるラップ適性についてご紹介します!

アンタレスステークス ラップ傾向
アンタレスステークス ラップ傾向

まず直近3年のアンタレスステークスの勝馬を振り返りながらラップ傾向を確認していきたいと思います。

昨年の2019年は今年も出走予定のアナザートゥルースが勝ったレースです。
逃げたドライブナイトがかなり飛ばして逃げて前半はラップが高速化、その後、6ハロン目でドライブナイトが力尽きてラップが一時的に一気に減速。先頭が入れ替わってラップが正常化して、そこからは底力勝負となりました。
道悪による補正値を加えたラップ適性は「底力型(RPCI47.3)×ラップスピード12.41」。ラスト1ハロンが1秒近く減速していることから、バテテからの粘り合いである底力が試される一戦となりました。

2018年は不良馬場でレースが行われ、グレイトパールが勝った一戦。
このレースも先行争いが激しく2ハロン目のラップが10.0台と高速化していますが、3ハロン目以降は12.0台から13.0のラップ高低差1.0以内のワンペースな傾向となります。
道悪による補正値を加えたラップ適性は「底力型(RPCI46.0)×ラップスピード12.50」。昨年同様に底力型のレースとなりました。

2017年はモルトベーネが勝ったレース。
この年は3ハロンの目のラップが13.1と緩み、ラップ適性は「持続力型(RPCI50.1)×ラップスピード12.21」 となりました。
ただ、このレースも3ハロン目以降は12.0台から13.0のラップ高低差1.0以内のワンペースな傾向となっています。

なお、アウォーディーが勝った2016年のラップ適性は「底力型(RPCI46.9)×ラップスピード12.21」 。
クリノスターオーが勝った 2015年のラップ適性は「底力型(RPCI46.5)×ラップスピード12.18」となっています 。


この直近5年間のアンタレスステークスのRPCIの平均値は47.4で脚質型は「底力型」といえ、ラップスピードの平均値は12.30となります。

このようなラップ傾向であるアンタレスステークスで求められるラップ適性は「底力型×ラップスピード12.20~12.40」と考えます。その上で3ハロン目以降のラップ高低差が1.0以内のワンペースのラップを刻んでおり、持続力的要素を含んでおればさらに評価、といったところです。

この内容を好走するためのラップ条件「好走ラップ」に位付けたいと思います。

次以降のラップ適性の高い出走予定馬のランキングについては、この3つの好走ラップを判断軸に3頭ラップ適性が高い馬をピックアップしていきます!



アンタレスステークス ラップ適性トップ3

それではここからは、アンタレスステークスの出走予定馬の中からラップ適性の高い馬について3頭、ランキング形式でご紹介します。


ラップ適性 3位:クリンチャー

クリンチャー ラップ適性
クリンチャー ラップ適性

まずラップ適性の第3位は、クリンチャーです!

対象レースは前走のマーチステークス。
このレースのラップ適性は「持続力型(RPCI48.4)×ラップスピード12.47」。ラップ適性自体はアンタレスステークスで求めらるラップ適性とは異なりますが、グラフ化するとアンタレスステークスに近いラップ傾向を辿っていることが分かります。

前走のマーチステークスと比較して今回のアンタレスステークスは、スタート後の先行争いが激化して2ハロン目のラップが高速化することが特徴ですが、ダート転向2戦は終いを活かす競馬をしていますから、このラップの変化は問題ないと考えます。むしろ脚質的に前傾ラップになることはプラスでしょう。

ダートにおける持ち時計から計算するラップスピードが遅く、いま一つな点からランキング3位としましたが、ラップ適性は十分に見込めます。

芝時代も含めて阪神コースは4戦して1勝、2着1回、3着1回と得意にしていますから、その点も魅力。ここも好走が期待できます!


ラップ適性 2位:ウェスタールンド

ウェスタールンド ラップ適性
ウェスタールンド ラップ適性

次にラップ適性の第2位は、ウェスタールンドです!

対象レースは昨年のみやこステークス。
このレースのラップ適性は「底力型(RPCI45.1)×ラップスピード12.12」でアンタレスステークスで求めらるラップ適性に近い傾向を示しています。

グラフから見て取れるように対象レースのみやこステークスは、アンタレスステークスのラップ傾向と比較して3ハロン目のラップが緩んでおらず、よりハイレベルなレースであったといえるでしょう。

ウェスタールンドは、このレースでヴェンジェンス、キングズガードに次ぐ3着と好走。レース内容も差し決着の中で中団から積極的に動いて馬券圏内を確保しており評価できます。

走破時計も良馬場ながら1.49.2と非常に優秀です。

またランキング3位のクリンチャー同様に、ダート転向前の芝時代から阪神コースは得意にしている馬。
ここはランキング2位で評価して積極的に狙いたい一頭です!


ラップ適性 1位:ベストタッチダウン

ベストタッチダウン ラップ適性
ベストタッチダウン ラップ適性

注目のラップ適性の第1位は、ベストタッチダウンです!

対象レースは前走の北山ステークス。
このレースのラップ適性は「持続力型(RPCI47.5)×ラップスピード12.23」でアンタレスステークスで求めらるラップ適性にピッタリとハマります。

この北山ステークスの勝ち時計である1.48.3は馬場状態が重馬場であったとはいえ、2016年以降の京都ダート1800メートルで最速のタイムとなります。この時計を逃げて余裕を持って叩き出しているわけですから、昇級初戦でいきなり重賞クラスのメンバーに入っても能力は十分に通用するでしょう。

コースが前走の京都の平坦コースから今回は阪神の急坂コースへと変わりますが、前走のように自分の展開に楽に持ち込めればラップ的には勝ち負けできる一頭です。

ラップ適性は抜群で、この馬がランキング第1位です!


アンタレスステークス 予想のまとめ

最後に、アンタレスステークスの予想についてまとめたいと思います。

ラップ適性で考えれば、3連勝中で勢いがあるベストタッチダウンが抜けていいです。ただし、今回はメイショウワザシやリワードアンヴァルといった同脚質の馬が複数いますので展開面が懸念材料です。好枠7番枠からすんなりとハナを奪い、この馬の競馬できるようであれば勝ち負けが期待できると予想します。

次点で評価したいのはランキング2位のウェスタールンドと3位のクリンチャー。
ウェスタールンドは想定人気では2桁人気となっていましたので、もしそれぐらいのオッズがつくのであれば非常に面白い一頭だと思います。

この3頭に加えてランキング外にはなりましたが、昨年の覇者アナザートゥルースや実力馬のロードゴラッソについてもラップ適性は悪くありませんので、しっかりと抑えておきたいです。

あとは大穴でいくと、近走の成績は奮いませんがモズアトラクションが面白い一頭です。

ラップ適性で底力勝負のダートでの高速ラップに強い馬なので、激走も十分に考えられます。課題の急坂コースさえこなせれれば、大穴を空ける可能性があります。



以上、この記事では「アンタレスステークス」のラップ分析について特集しました!

ご紹介した内容が、アンタレスステークスを予想する上でご参考になれば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。