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【有馬記念2019 血統分析】スタミナ血統を評価したいレース|競馬知恵袋

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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!

この記事では、超豪華メンバーが揃ったグランプリレース「有馬記念」の血統傾向をご紹介します。

ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!




【有馬記念2019 血統分析】スタミナ血統を評価したいレース

それでは有馬記念の血統傾向についてご紹介します。

まずは過去5年の有馬記念の3着内に入った好走馬の3代までの種牡馬と牝系について確認しておきましょう。

有馬記念 好走馬血統
有馬記念 好走血統’(過去5年)
※タップすると画像が拡大します。

それではこの好走馬の血統をまとめた表を参考にして、父系、母系、牝系の視点から血統傾向を考察していきます。


サンデーサイレンス系が中心の父系

まず父系についてですが、過去5年の3着内に入った15頭中10頭がサンデーサイレンス系となっています。その中でもディープインパクトやブラックタイドの全兄弟、ステイゴールド、ハーツクライ、マンハッタンカフェといったスタミナ豊富なサンデー系が主流となっています。

サンデーサイレンス系以外では、キングマンボ系のキングカメハメハや欧州型ダンジグ系でも日本の芝に高い適性を示しているハービンジャーが好走しています。また、小回り適性が高いロベルト系のスクリーンヒーローが健闘していることも見逃せません。


欧州型血統が中心の母系

次に母系について目を向けると、基本的には欧州型血統が主流です。

ヌレイエフ、ダンジグ、マキャベリアン、ロベルトなど欧州型血統を豊富に内包する馬が好走しています。

また系統でみた場合のポイントとなるのは、大系統ノーザンダンサー系のダンジグ系、ヌレイエフ系の血統です。特にダンジグ系は母父に入って、サトノダイヤモンド、ジェンティルドンナと過去5年で2頭の勝馬の母系を支えています。また2017年にクイーンズリングが2着と穴をあけています。ダンジグ系の血統には注目でしょう。


英国牝系が主流の牝系

好走血統の分析の最後に牝系について取り上げます。

この牝系は昨年1着のブラストワンピース、2着のレイデオロなど英国牝系が主流です。有馬記念はタフな中山芝2500mで行われるレースですから、スタミナと底力に優れる英国牝系との相性がよいということでしょう。

その他ではサトノダイヤモンドやキタサンブラックなど南米のアルゼンチンの牝系も活躍傾向ですが、この牝系と好走の関係性がいま一つ掴めない点があるので、この傾向については参考程度で捉えていただけたらと思います。


有馬記念2019 血統分析のまとめ!好走血統の方向性

ここまで父系、母系、そして牝系から有馬記念の血統傾向を分析しました。

最後に、この内容をまとめて好走血統の方向性を3点に絞ります。

【有馬記念の好走血統/3つの方向性】

①血統全体でスタミナ豊富な欧州型血統が先行している。

②父系はスタミナ豊富なサンデーサイレンス系が好ましい。

③ダンジグやロベルトなど小回り適性を高める血統を内包している。


グランプリレースの有馬記念ですから、基本的にはサンデー系の瞬発力がないと厳しいレースです。その上で、起伏が激しくタフで小回りコースな中山芝2500mですから、スタミナを高める欧州型血統や小回り適性を高めるダンジグやロベルトの血統を内包する馬の評価を高めたいです。
特にスタミナ血統については、予想の際に重視したい血統傾向といえます。

また好走血統には入れませんでしたが、パワー豊富なヌレイエフの血統にも注目したいところです。


この好走血統の方向性をふまえて、有馬記念の出走予定馬の血統表を見ながら予想印を打っていきたいと思います。

なお予想印については、週末の土曜日に別の記事でご紹介予定です。


以上、この記事では有馬記念の血統傾向についてご紹介しました。

ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!

なお、有馬記念の最終予想となる予想印については下記の記事でご紹介しています。ぜひ、ご参考下さい!

必見!
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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。