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【アルゼンチン共和国杯2021予想】ラップ分析で選ぶ推奨馬を公開!

keibachiebukuro

この記事では、注目の重賞競走「アルゼンチン共和国杯(2021年)」の予想を特集します。

ご紹介する内容は、アルゼンチン共和国杯のラップ分析とラップ分析から選ぶ推奨馬についてです。

馬券予想にご参考ください。

アルゼンチン共和国杯2021 ラップ分析

アルゼンチン共和国杯2021個別ラップ

まず初めにアルゼンチン共和国杯のラップ分析をご紹介します。

上図は過去5年のアルゼンチン共和国杯の1ハロン毎の個別ラップをまとめたグラフです。

過去5年平均となる赤色のグラフの推移から個別ラップの傾向を分析すると、アルゼンチン共和国杯は明らかな上がり3ハロンの末脚勝負となっていることが分かります。

アルゼンチン共和国杯2021上がり3ハロン別成績

過去5年の上がり3ハロン別成績を見ても、その傾向は顕著です。
レース全体の上がり3ハロンの平均は34秒4と速い上がりになっています。その上で馬券に絡んだ3着内馬の上がり3ハロンの平均は33秒9。33秒台の速い末脚を使えないと馬券に絡むことが難しいと言えます。

上がり3ハロン順位別の成績を見ても、上がり3ハロン1位の馬が過去5年いずれも馬券圏内に絡み、複勝率は100%と安定して好走しています。

このような傾向から、アルゼンチン共和国杯は末脚能力に長け、とにかく速い上がりを使える馬を狙うべきレースと言えます。

次に独自の予想ツールであるラップマトリックスを用いて、アルゼンチン共和国杯のラップ分析をさらに進めていきます。

こちらはアルゼンチン共和国杯の過去5年のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

アルゼンチン共和国杯2021ラップマトリックス2

このラップマトリックスとは縦軸に勝ち時計をハロン数で割ったラップスピード、横軸に上り3ハロンを起点とするラップ変化指数「レースペース変化指数」を取り、対象レースのラップ適性を散布図にまとめたグラフです。

ラップマトリックスからアルゼンチン共和国杯のラップ適性を分析すると、「バランス型・瞬発力型×ラップスピード12秒10〜12秒30」。このラップ適性が求められることが分かります。

アルゼンチン共和国杯2021 脚質別成績

続いては、脚質別成績と3コーナー位置別成績を分析してどのようなレースの進め方が好走に繋がるかを読み解いていきましょう。

アルゼンチン共和国杯2021脚質別成績

こちらはアルゼンチン共和国杯の過去5年の脚質別成績をまとめた表です。

脚質別成績のデータを分析すると、アルゼンチン共和国杯は先行・差しが有利で逃げ・追込が不振となっています。特に逃げ馬は過去10年に遡っても馬券に絡めておらず、平均着順も10.9着となっています。

逃げ馬はバッサリ切り捨てて、先行・差し脚質の馬を積極的に狙っていきたいところです。

では、どの位置取りがベストポジションなのか!?
この点を3コーナーの位置別成績から探っていきましょう。

アルゼンチン共和国杯20213コーナー位置別成績

こちらは、過去5年のアルゼンチン共和国杯の3コーナーの位置別成績をまとめた表です。

位置別成績のデータ傾向からは7番手以内で5勝となっており、勝馬はある程度好位に位置取りレースを進めていることが分かります。
この傾向から、先行あるいは好位からレースを進められる馬を狙うべきでしょう。

アルゼンチン共和国杯2021 予想のポイント(好走条件)

ここまでご紹介した予想のポイントから、アルゼンチン共和国杯の好走馬の条件をまとめると…

まず1点目が、求められるラップ適性「バランス型・瞬発力型×ラップスピード12秒10〜12秒30」に対して高いラップ適性が見込めること。

2点目が、上がり3ハロン33秒台の速い上がりが使える末脚能力が高いこと。

そして3コーナー7番手以内に位置取れる一定の先行力もしくは追走力があること。

この3点があげられます。
次にご紹介するアルゼンチン共和国杯の推奨馬については、この好走条件に合致する馬を1頭取り上げます。

アルゼンチン共和国杯2021 推奨馬

ここからは、アルゼンチン共和国杯の推奨馬を1頭ご紹介します。

アルゼンチン共和国杯の推奨馬ですが、「オーソリティ」を取り上げます。

アルゼンチン共和国杯2021オーソリティ1

上図はオーソリティのデビュー戦から前走天皇賞・春までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスからオーソリティのラップ適性を分析すると、「バランス型〜超瞬発力型×ラップスピード11秒90〜12秒40」のレースを得意にしていることが分かります。
ある程度速い上がり勝負となるバランス型や瞬発力型のレースを先行・好位に位置どり、直線で鋭い末脚を発揮して抑え込むというのがオーソリティの好走パターンです。

アルゼンチン共和国杯で求められるラップ適性に対しては、昨年の同レースの勝利が合致します。同レースの覇者で連覇を狙う立場であることをふまえると非常に高いラップ適性とレース適性が見込めるでしょう。

過去の成績の傾向を見ても、中距離戦で上がり34秒台中盤となったレースには勝利した青葉賞があげられます。
ここまでレース全体の上がり3ハロンが34秒台となったレースは、昨年のアルゼンチン共和国杯、青葉賞、芙蓉ステークスと3戦して3勝ですから、アルゼンチン共和国杯のような速い上がりとなるレースには滅法強い馬です。

好走条件となる上がり3ハロン33秒台についても、2歳時とはなりますが急坂コースの中山芝2000mの芙蓉ステークスでマークしています。

さらに脚質としても過去9戦中、6戦が3角7番手以内となっています。

このような背景からオーソリティはアルゼンチン共和国杯に対して非常に高い適性が見込めます。
A、B+、B、B-、Cの5段階で評価する適性評価は、最上級評価の「A」をつけます。

ハンデ戦における斤量やここにきての木村厩舎への出戻りの転厩など不安材料がないわけではありませんが、能力は抜けていますし、ラップを中心に考える適性も非常に高い適性が見込めます。

以上の理由から、1週前推奨馬には「オーソリティ」を推します。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。