こんにちは!
競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では「血統の格言」と題して、馬券に役立つ血統傾向についてご紹介します。
第5回の今回は「エーピーインディ系の種牡馬の特徴」について特集します。
馬券予想に、ぜひご参考下さい。
エーピーインディ系の種牡馬の特徴
まず初めにパイロやシニスターミニスター、カジノドライブなどエーピーインディ系の種牡馬の主な特徴を3点ご紹介します。
【エーピーインディ系の種牡馬の特徴】
①軽いスピードが活きるコースや馬場が得意!
②距離適性は1000m~1900mまで!
③非根幹距離が得意!
まず一点目の「スピードが出るコースや馬場が得意」についてですが、エーピーインディ系の種牡馬は父系のBold Ruler譲りの軽いスピードが特徴です。
そのため、エーピーインディ系は軽いスピードを活かしやすい平坦コースを得意としています。
実際に過去10年のエーピーインディ系の競馬場別ダート成績を分析すると、京都、札幌、函館といった平坦コースで複勝率30.0%前後と好成績を残しています。特に札幌、京都は単勝回収率・単勝適性回収率ともに100%を超えていることから、札幌、京都のダートはエーピーインディ系の馬をベタ買いすれば馬券収支はプラスとなります。
【単勝適性回収率とは】
毎回1万円の払い戻しになるように、購入する馬券の金額を調整した場合の回収率で、高配当の馬による回収率のバイアスを除外するための指標です。
またスピードを活かせる馬場が得意という視点で考えれば、ダートの道悪馬場についても得意としており、過去10年のダートにおける馬場別成績をみても、傾向としては良馬場よりも道悪馬場の方が良績をあげています。
次にエーピーインディ系の種牡馬の特徴の2点目、3点目である、「距離適性は1000m~1900mまで」であること、「非根幹距離が得意」であることをご紹介します。
こちらは、過去10年のエーピーインディ系のダート距離別成績をまとめた表です。
成績表から分かるように、ダートの距離別成績においては2000m以降に成績がグッと落ちるため、距離適性は基本的に1000mから1900mまでといえます。
また、400mで割り切れない非根幹距離の1000m、1400mの成績が抜けて良く、1800mの成績も悪くありません。
このような成績の傾向から、エーピーインディ系の種牡馬は「ダートの非根幹距離が得意」といえます。
【血統の格言|エーピーインディ系の種牡馬の特徴】
①軽いスピードが活きるコースや馬場が得意!
②距離適性は1000m~1900mまで!
③非根幹距離が得意!
以上、この記事では「エーピーインディ系の種牡馬の特徴」について特集しました。
ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。