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【ダイヤモンドステークス2020 予想】鉄板血統のハーツクライ産駒を狙え!

競馬知恵袋

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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!

この記事では、注目の重賞レース「ダイヤモンドステークス(G3)」の予想について特集します。

血統を軸にローテーション、ラップ適性の視点も取り入れて、しっかりと予想していきます!
馬券予想にぜひご参考下さい!




動画でご紹介!ダイヤモンドステークスの最終予想

この記事の内容は、ブログだけでなく動画でも制作してYouTubeにアップしています。「文字よりも動画の方が分かりやすい」という方については、下記の動画をご視聴ください!(YouTubeのチャンネル登録がまだの方は、チャンネル登録をしていただけると嬉しいです。)


https://youtu.be/VR6hTDVMdEY

ダイヤモンドステークスの予想のポイント!

それでは、ここからはダイヤモンドステークスの予想をご紹介していきます!
まず初めにダイヤモンドステークスの予想のポイントを2点取り上げます。


ハーツクライ産駒がとにかく走る!

初めに取り上げる予想のポイントは、ダイヤモンドステークスの血統傾向です!

このダイヤモンドステークスですが、とにかくハーツクライ産駒が走ります!

昨年のダイヤモンドステークスこそ、ハーツクライ産駒の出走がなかったものの、2012年~2018年まではハーツクライ産駒が7年連続で馬券に絡んでいたレースです。その代表馬として、2015年・2018年覇者で2016年も2着のフェイムゲームがあげられます。

ここまでハーツクライ産駒はダイヤモンドステークスに12頭の出走馬を送り出していますが、4勝、2着2回、3着1回、勝率33.3%・複勝率58.3%と驚異的な数字を残しています。
ダイヤモンドステークスは、ハーツクライ産駒に注目といえます。


完全な「スローペース×瞬発力」の一戦!

続いて予想のポイントとして取り上げるのが、ダイヤモンドステークスのラップ傾向です!

こちらは、直近5年のダイヤモンドステークスのラップをまとめたグラフです。

ダイヤモンドステークス ラップ(過去5年)
ダイヤモンドステークス ラップ(過去5年)

グラフを見て分かるように、ダイヤモンドステークスは完全な「スローペース×瞬発力勝負」のラップ傾向を示しています。

道中は13秒台前後のラップでダラダラとレースが進み、残り600mでグッとラップが上がり11秒台へ。その後、11秒台後半から12秒台前半で上り3Fをまとめる。ダイヤモンドステークスをラップ的に言えば、そのようなレースです。

このようなラップ傾向から、ダイヤモンドステークスはスタミナ豊富ながらも終いの末脚はキレる馬を狙っていきたいところです!



ダイヤモンドステークスの予想印とその根拠

それではここからは、ダイヤモンドステークスの予想印とその根拠についてご紹介していきます!


◎(本命)⑪タイセイトレイル

本命は、好走血統のハーツクライ産駒のタイセイトレイルです!

血統は父ハーツクライ、母父シンボリクリスエスの配合で、牝系はハッピートレイルズ牝系の血統背景です。

このハッピートレイルズ牝系からは、シンコウラブリイやキングストレイル、ハッピーパスなどの活躍馬が出ています。この牝系は東京芝コースで良績を残す牝系で、ハッピートレイルズ牝系の東京芝コースの成績は170戦して複勝率40.0%と抜群です!
タイセイトレイル自身も、3走前に東京芝2500mで行われたアルゼンチン共和国杯で5番人気で2着と好走しており、適性を示しています。

また父ハーツクライは予想のポイントの際にもご紹介しましたが、ダイヤモンドステークスで高い適性を示す種牡馬で、この点も高く評価すべきでしょう。


ローテーションの視点で考えれば、タイセイトレイルはスタミナ豊富なハーツクライ産駒らしく距離延長を得意にしており、ここまで5戦して2勝、3着3回、5着1回と掲示板を外していません。この傾向から、タイセイトレイルは明らかに距離延長でパフォーマンスをあげるタイプの馬といえ、今回の3400mへの距離延長はプラス材料と捉えます!

ラップ適性についても、スローペース×瞬発力勝負のレースはここまで3戦して2着2回、3着1回といずれも馬券に絡んでいます。その代表例が3走前のアルゼンチン共和国杯で、このレースでは上り3F33.5の末脚を使って2着に喰い込んでいます。


「寒い時期の冬場に強い」という点などその他の買い材料も多く揃いました。
ここは本命で推奨します!


〇(対抗)⑥レノヴァール

対抗には、同じハーツクライ産駒のレノヴァールを推奨します!

本命のタイセイトレイル同様に、ダイヤモンドステークスの好走血統であるハーツクライ産駒であることが魅力の馬です。

父ハーツクライ、母データ、母父Fappianoの配合で、母データはアルゼンチンの短距離・マイルG1で2着の実績馬です。米国牝系に近い特徴を持つアルゼンチン牝系に父サンデー系の配合は、今の時計の速い東京の馬場との相性の良さを感じさせます。


今回は、前走万葉ステークス3着から400mの距離延長で臨むローテーションとなりますが、レノヴァールはここまで距離延長ローテは7戦して3勝、3着1回と好成績をあげています。この傾向から、今回は前走以上にパフォーマンスを上げてくる可能性が高いと予想します!


ハーツクライ産駒らしく左回りの大箱コースを得意としており、左回り実績は東京・新潟外回りを過去3戦して1勝、3着2回と馬券圏内を外しておらず、その点も好評価。このコースを得意にしているということは、当然ながらラップ適性は「スローペース×瞬発力型」です。

オッズもある程度つくはずですから、ここは積極的に狙っていきたい一頭です!


▲(単穴)①オセアグレイト

単穴には、勢いのあるオルフェーヴル産駒のオセアグレイトを推奨します!

父オルフェーヴル、母父Bahriの配合で、牝系は名牝系のマルガレーテン牝系の血統背景です。

このマルガレーテン牝系は非常に活力のある牝系で、名馬トリプティクやジェネラス、日本でもディーマジェスティやタワーオブロンドンなどの活躍馬を出しています。

父オルフェーヴルは芝での距離延長を得意としており、芝2000m以上への距離延長は複勝率30%を超える良績をあげています。
実際にオセアグレイト自身も距離延長ローテを得意としており、ここまで3戦して1勝、2着1回、3着1回といずれも好走しています。

今回は、前走迎春ステークスから1200mの一気の距離延長となりますが、この中長距離で距離延長が得意なオルフェーヴル産駒とオセアグレイト自身の実績をふまえると、気になることはなく、むしろプラス材料として捉えたいです。

またオルフェーヴル産駒は昇級戦で成績が落ちない、むしろ昇級戦でパフォーマンスをあげてくる種牡馬だけにその点も魅力です!


一方ラップ適性になると、オルフェーヴル産駒ですから若干ペースが流れての持続力勝負の方が向いていることは否めません。その点は、積極的な競馬でカバーしてほしいところ。

いずれにせよ、前走からパフォーマンスを上げてくる可能性は高く、好走条件は揃っていますかので上位評価したい馬です!


△(連下)⑦タガノディアマンテ、⑮バレリオ、⑬ヴァントシルム

最後に連下として、タガノディアマンテ、バレリオ、ヴァントシルムの3頭を抑えます!


まずタガノディアマンテですが、父オルフェーヴル産駒で前走の万葉ステークスから400mの距離延長となる3400m自体はこなすと考えていますが、過去の成績を見る限りは、どちらかといえば距離短縮でパフォーマンスを上げてくるタイプの馬です。
オセアグレイト以上に時計のかかる馬場の方が良い馬であることも考慮して、今回は連下評価としました。


次にステイゴールド産駒のバレリオですが、2012年オークス3着のアイスフォーリスの全弟で東京コースの中長距離戦はベストな舞台といえます。「3400mの長距離戦でどうか!?」という点は気になりますが、距離延長ローテでパフォーマンスを上げてくる馬のため、その点を期待して連下まで評価を高めました!


最後にヴァントシルムですが、ジャングルポケット産駒でトニービン色が強いことが血統的な魅力です。スタミナ豊富なメジロ牝系も評価ができますし、長距離戦になれば力を発揮してきます。
また、この馬は長距離馬ながら距離短縮ローテに強く、ここまで3戦して1勝、2着2回と抜群の成績をあげています。今回は中山芝3600mから東京芝3400mへのコース変更で、顕著な距離短縮ローテとなります。
血統・ローテーション的に3着候補として面白い一頭と考えます。



以上、この記事では注目の重賞レース「ダイヤモンドステークス(G3)」の予想のポイントと最終予想についてご紹介しました。

なお同日の京都開催の重賞レース「京都牝馬ステークス(G3)」については、下記の記事でご紹介しています!こちらの記事も、ぜひご参考下さい!

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ご紹介した内容が、ダイヤモンドステークスの馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。