こんにちは。KAZUです。
この記事では、ダートマイル王決定戦「フェブラリーステークス」の予想について特集します。
ご紹介する内容は、フェブラリーステークスの準有力馬となるサンライズノヴァ、オーヴェルニュ、インティのラップ適性、そして注目の穴馬2頭について取り上げます。
なおフェブラリーステークスの有力馬カフェファラオ、レッドルゼル、アルクトスのラップ適性については、下記の記事でご紹介しています。
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フェブラリーステークスをラップからしっかりと予想していきます。
ぜひ最後までお読みください。
目次
フェブラリーステークス2021 準有力馬 ラップ適性
この記事の初めにフェブラリーステークスの準有力馬となるサンライズノヴァ、オーヴェルニュ、インティのラップ適性についてご紹介します。
サンライズノヴァ ラップ適性
まず初めにサンライズノヴァについて取り上げます。
上図はサンライズノヴァの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからサンライズノヴァのラップ適性を分析すると、高速ラップの底力型もしくは持続力型のレースに強いことが分かります。
この条件下になったレースは直近10戦のうち5戦していますが、3勝、3着1回、5着1回といずれのレースも掲示板を外しておらず、抜群の成績を残しています。
この高速ラップの底力型もしくは持続力型のレースに強いというサンライズノヴァのラップ適性は、今年のフェブラリーステークスで求められるラップ適性と合致して高評価。
昨年のフェブラリーステークス3着馬という実績も考慮して、ラップ適性は「A」評価と高く評価します!
脚抜きの良い道悪馬場よりはパワーのいる良馬場の方が、脚質的に前が止まって届きやすく、その点で考えれば良馬場開催が希望でしょう。
前々走のチャンピオンズカップは距離適性外で度外視してよいですし、得意舞台の東京ダート1600mに戻って巻き返しを期待してよい一頭です。
鞍上がG1ではワンパンチ欠けるかなという印象ですが、ラップ適性はピカイチ。
年齢として7歳を迎えますが勝ち負けまで見込め、やはり侮れない一頭です!
オーヴェルニュ ラップ適性
次にオーヴェルニュを取り上げます。
上図はオーヴェルニュの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからオーヴェルニュのラップ適性を分析すると、中速ラップから低速ラップの底力型もしくは持続力型のレースに強いことが分かります。
前走の快勝した東海ステークスのラップ適性が「底力型×ラップスピード12秒13」ですから、ダートの中距離戦を基本に道悪馬場で脚抜きが良くなり、時計勝負になる条件下がオーヴェルニュにとってベストな舞台です。
フェブラリーステークスに対するラップ適性については、直近10戦でラップスピード12秒00を切るような高速ラップの経験はなく全くの未知数と言えます。
元々ダートでは短距離からマイル、そして中距離へと路線変更して頭角を現してきた馬ですから、フェブラリーステークスに対するラップ適性はやや懐疑的です。
そのためラップ適性の評価は「B-」とします。
直近3連勝の勢いは買いたいところですが、今回はG1レース。メンバーレベルが1段上がる舞台です。
そのような背景を前提に置き、3連勝で人気をある程度集めると想定すると馬券的には買いづらい一頭と判断します。
インティ ラップ適性
続いてはインティを取り上げます。
上図はインティの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからインティのラップ適性を分析すると、高速ラップから低速ラップの持続力型のレースを得意にしていることが分かります。
成績としてムラがあり、好走・凡走の差が激しい馬ですから、とにかくワンペースな自分の形に持ち込めば強いといった特徴を持っています。
フェブラリーステークスに対するラップ適性については、一昨年の同レースで勝利、昨年の同レースで14着と、こちらも両極端な成績をあげています。
フェブラリーステークスに対するラップ適性は高いものの、それ以上に自分の形に持ち込めるかどうかが成績に影響します。
最終的なラップ適性の評価としては「B+」とします。
このように高いラップ適性は見込めるものの、展開次第によってパフォーマンスに大きなムラが生じるインティ。
このような馬は人気がなければ買い、人気になれば嫌うというのが常套手段ではないでしょうか。
そのため今年のフェブラリーステークスにおけるインティの取捨は、最終的なオッズ次第と考えます。
フェブラリーステークス2021 穴馬 ラップ適性
それでは、ここからはラップ適性から考えるフェブラリーステークスの穴馬について2頭取り上げます。
エアスピネル ラップ適性
まず1頭目の穴馬として取り上げるのが、エアスピネルです。
上図はエアスピネルのダート転向後のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからエアスピネルのラップ適性を分析すると、高速ラップの底力型もしくは持続力型のレースでは馬券圏外を外しておらず、高いパフォーマンスを発揮していることが分かります。
フェブラリーステークスに対するラップ適性については、武蔵野ステークスで3着の結果を残しており評価ができます。
ダート1400m~1600mの高速ラップで結果を残していることも考慮すると、ラップ適性は「B+」と高く評価したいです。
芝をメインに使われていた際は菊花賞で3着の実績もありますが、基本的に距離適性はマイラーと考えています。
そのため前走のチャンピオンズカップは若干距離が長すぎた印象で、今回1600mへの距離短縮はパフォーマンスの向上が期待できます。
能力面と取りこぼしが多い特徴をふまえると大穴で勝ちきるまでは難しいとは思いますが、3着候補であれば十分可能性がある一頭と予想します。
このような背景から、まず穴馬筆頭の一頭目にはエアスピネルを取り上げたいと思います。
エアアルマス ラップ適性
2頭目の穴馬として取り上げるのが、エアアルマスです。
上図はエアアルマスのダート転向後のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからエアアルマスのラップ適性を分析すると、高速ラップから中速ラップの底力型もしくは持続力型のレースで結果を残していることが分かります。
フェブラリーステークスに対するラップ適性については、リステッド競争のエニフステークス、3勝クラスの安芸ステークスを勝利しており、まずまずの評価。
11着と凡走した武蔵野ステークスについては、砂を被って嫌がり走る気を失ったためで敗因は明確です。
ラップ適性は「B+」と高評価です。
骨折による長期休養明け以降の2走の走りは物足りませんが、昨年の東海ステークスではインティやヴェンジェンスを力でねじ伏せた馬。
全盛期の能力が発揮できる状態に戻れば、勝ち負けになってもおかしくありません。
左回りコースが苦手な感があるのは若干気になりますが、想定単勝オッズ30倍以上であれば狙う魅力は十分と考えます。
その他、ラップ適性が高い馬としては前走根岸ステークスで2着と好走したワンダーリーデルがあげられます。
ただし配当妙味を優先して、穴馬としてはエアスピネル、エアアルマスの2頭を取り上げました!
フェブラリーステークス2021 まとめ
この記事ではフェブラリーステークスの準有力馬となるサンライズノヴァ、オーヴェルニュ、インティのラップ適性、そして注目の穴馬2頭についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。