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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、注目の重賞レース「福島牝馬ステークス」の最終予想についてご紹介します。この記事でご紹介する内容は、予想のポイントである好走血統と予想印の2点です。
僕の予想法である「血統×ラップ」、この2つを軸にしっかりと予想していきます。
馬券予想にぜひご参考ください!
目次
動画でご紹介!福島牝馬ステークスの最終予想
福島牝馬ステークスの最終予想は、ブログだけでなく動画でも制作してYouTubeにアップしています。「文字よりも動画の方が分かりやすい」という方については、下記の動画をご視聴ください!
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福島牝馬ステークスの好走血統
それでは、福島牝馬ステークスの予想に入ります。
まず初めにご紹介するのが、福島牝馬ステークスの予想のポイントとなる好走血統についてです。
なお、予想のもう一つの軸となるラップ分析については過去の記事でご紹介をしています。まだチェックされていない方は、下記の記事もぜひチェック下さい。
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それでは、福島牝馬ステークスの好走血統についてご紹介していきます。
まずご紹介するのは、福島牝馬ステークスが行われる福島芝1800mコースの直近5年の種牡馬別成績トップ10です。
福島牝馬ステークスが行われる福島芝1800mは、どちらかと言えば主流血統よりは非主流血統が走るコースです。勝利数トップで複勝率35.0%超えのディープインパクトは別格ですが、勝利数2位のハーツクライや3位のステイゴールドの勝率や単勝回収率をみれば、そこまで良い成績とは言えません。
またトップテンには、メイショウサムソンやスクリーンヒーローといった非主流血統の種牡馬がランクインしており、特にメイショウサムソンの成績は35戦して複勝率40.0%、単勝回収率・複勝回収率ともに100%超えと抜群の成績をあげています。
では福島牝馬ステークスにおいては、どのような血統傾向を示しているのでしょうか!?
こちらは福島牝馬ステークスの直近3年の3着内に入った好走馬の3代までの血統をまとめた表です。
福島牝馬ステークスの直近3年の好走血統で特徴的なのは、先ほどご紹介した福島芝1800mと同様の傾向を示していることです。
主流血統でありながらも、このコースで別格の存在のディープインパクト。
そして非主流血統のサドラーズウェルズ系のメイショウサムソン。
この2頭の産駒の活躍が目立ちます。
ディープインパクト産駒は、昨年2着のフローレスマジック、3着のダノングレース、一昨年2着のカワキタエンカと直近2年で3頭、馬券圏内の好走馬を送り出しています。また2017年1着のウキヨノカゼの父オンファイアは、ディープインパクトの全弟です。
そのディープインパクト産駒以上に活躍が目立つのがメイショウサムソン産駒。
昨年1着、一昨年3着のデンコウアンジュ、一昨年1着のキンショーユキヒメ、一昨々年2着のフロンテアクイーンと3年連続で馬券圏内を確保しており、直近は2連勝中で勢いがあります。
先ほどの福島芝1800mの種牡馬別成績も考慮すると、メイショウサムソン産駒はかなり信頼が置ける血統と言えるでしょう。
その他、系統の血統傾向で考えた場合は、欧州型ノーザンダンサー系の血量が豊富な馬の好走が目立ちます。これも一つのポイントといえます。
ここまでご紹介した福島牝馬ステークスの好走血統をまとめると、下記の3点となります。
【好走血統】
①ディープインパクト産駒
②メイショウサムソン産駒
③欧州型ノーザンダンサー系の血統
次以降にご紹介する最終予想については、この好走血統と過去の記事でご紹介したラップ適性を判断軸に予想印を打っていきます!
福島牝馬ステークスの予想印と根拠
ここからは、福島牝馬ステークスの最終予想となる予想印についてご紹介していきます。
◎(本命) ⑪デンコウアンジュ
本命は、⑪デンコウアンジュです。
過去の記事のラップ適性では、ランキング第1位で評価した馬。
底力型のレースに強い馬で、前々走の愛知杯はラップ適性「底力型×ラップスピード11.91」となったレースを見事勝利しています。また前走の中山牝馬ステークスにおいても、ラップ適性「底力型×ラップスピード11.94」のレースを勝馬フェアリーポルカとコンマ2秒差の4着と接戦しています。
この2戦は福島牝馬ステークスで求められるラップ適性「底力型・持続力型×ラップスピード11.75~11.95」とピッタリとハマるレースであるため、評価ができます。
血統に目を向けても、父は好走血統のメイショウサムソン産駒。
また父の母父がリファール系のダンシングブレーヴ、母父がニジンスキー系のマリエンバードと欧州型ノーザンダンサー系の血量が豊富であることも好走を予感させます。
なにより、福島牝馬ステークスは直近3年連続で参戦して、2017年が4着、2018年が3着、2019年が1着といずれも走っており、高いレース適性を示しています。
このような背景であれば、やはり本命はデンコウアンジュでしょう。
福島牝馬ステークス連覇に期待します!
〇(対抗) ⑭フェアリーポルカ
対抗には、⑭フェアリーポルカを推します。
過去の記事のラップ適性のランキングで第2位に取り上げた馬で、福島牝馬ステークスで求められるラップ適性とピッタリとハマる前走の中山牝馬ステークスの勝利が評価できます。
また前々走の愛知杯も福島牝馬ステークスのラップ適性と合致するレースとなり、そのレースでフェアリーポルカは勝ったデンコウアンジュとコンマ2秒差の4着と力を見せています。
血統面に目を向けると、好走血統の欧州型ノーザンダンサー系のヌレイエフの特徴を受け継ぐフェアリードール牝系に、父は福島芝1800mで良績をあげるルーラーシップ。ラップ適性だけでなく、この血統背景からも好走が期待できます。
できればもう少し内枠に入りたかったところですが、外枠からうまく立ち回ることができれば、前走からの重賞連勝も十分に期待できます!
▲(単穴) ①エスポワール
単穴には、①エスポワールを推奨します。
過去の記事のラップ適性のランキングで第3位に取り上げた馬で、上位陣の2頭同様に福島牝馬ステークスで求められるラップ適性とピッタリハマる、前走中山牝馬ステークス3着の好走が評価できます。
また昨年夏のシンガポールターフクラブ賞の圧勝も評価ができます。このレースのラップ適性は「持続力型×ラップスピード11.88」、こちらも福島牝馬ステークスで求められるラップ適性とハマります。
一方、血統面においてはグレースアドマイヤ牝系に母父シンボリクリスエス、父オルフェーヴルを配しており、小回りは良いとしても急坂向きの印象なので、さほど評価は高くありません。
そのため評価を割り引きましたが、ラップ適性は高いですし、実力面も申し分ありませんから、単穴以上では評価したい一頭です!
△(連下) ⑬リュヌルージュ、⑧ダノングレース、③サラキア
最後に連下として、⑬リュヌルージュ、⑧ダノングレース、③サラキアを抑えます!
まずリュヌルージュは、上位陣同様に前走の中山牝馬ステークスでの2着という結果がラップ適性から評価ができます。父モンテロッソ、母父メジロマックイーンと血統的にも底力型や持続力型のレースに強いことが伺え、今回も期待が持てる一頭です。
ダノングレースとサラキアは好走血統のディープインパクト産駒の2頭。
ラップ適性としては瞬発力型に強い馬ですが、好走血統の該当馬ですから侮れません。ダノングレースは昨年3着のレース適性を誇りますし、サラキアは実績馬。そのような視点から抑えておくべき2頭でしょう。
また予想印は打ちませんでしたが、穴馬としては⑦マルシュロレーヌを推したいです。
前々走の福島芝2000mで行われた3歳1勝クラスは、福島牝馬ステークスのラップ適性に近い「持続力型×ラップスピード11.98」のレースとなりました。そのレースを勝利していますし、条件馬とはいえ一定のラップ適性は見込めます。
面白い一頭かと思います。
以上、この記事では「福島牝馬ステークス」の最終予想について特集しました。
今回ご紹介した内容が馬券を予想する上で、ご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。