こんにちは。競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では注目の重賞競走「函館記念」の本命馬をご紹介します!
なお函館記念の予想のポイントとなるラップ分析については、下記の記事でご紹介しています。まだチェックされていない方はあわせてご参考ください!
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それでは函館記念の最終予想にまいります!
本命馬|⑤カウディーリョ
ラップ適性から考える今年の函館記念の本命はカウディーリョです!
①前々走の関門橋Sから高いラップ適性が見込める。
②好枠、先行脚質は函館記念の好走パターンにあてはまる。
③根幹距離2000mへの距離短縮ローテで、前走からのパフォーマンスの向上が期待できる。
カウディーリョを本命で推奨する1点目の理由は「前々走の関門橋Sから高いラップ適性が見込める」ことです。
こちらはカウディーリョの過去のレースのラップマトリックスです。
赤い四角枠が函館記念で求められるラップ適性で、この枠内のレースの結果ならびに近接するレースの結果からカウディーリョの函館記念に対するラップ適性が分かります。
ラップマトリックスからカウディーリョのラップ適性を分析すると、芝1800m~芝2200mのバランス型~瞬発力型のレースを得意にしていることがわかります。
函館記念で求められるラップ適性「持続力型×ラップスピード11.80~12.00」に該当するレースはありませんが、近接する前々走の関門橋ステークスの勝利が高く評価できます。
この関門橋ステークスの個別ラップの推移をグラフ化して函館記念の過去5年の平均ラップと比較すると、非常によく似ている傾向を示していることがわかります。
この前々走の関門橋ステークスのラップとそのパフォーマンスから、カウディーリョは函館記念に対して高いラップ適性が見込めます。
カウディーリョの推奨理由の2点目は「好枠、先行脚質は函館記念の好走パターンにあてはまる」ことです。
小回りコースで行われる函館記念は内枠が好成績で、なかでも2枠~4枠に良績が集中しています。2枠~4枠の過去10年の成績は43頭出走して1着9回、2着6回、3着2回と抜群です。
また脚質としては過去10年で逃げが3勝、先行が5勝、逃げ・先行合計で8勝と有利な傾向を示しています。
カウディーリョは先行力がある馬で、今回は好枠の3枠5番に入りました。好条件が揃ったといえ、好走を予感させます。
最後となるカウディーリョの推奨理由の3点目は「根幹距離2000mへの距離短縮ローテで、前走からのパフォーマンスの向上が期待できる」ことです。
カウディーリョの母は現役時代鋭い末脚を武器に活躍したディアデラノビアで、その仔にはカウディーリョの他にドレッドノータスやディアデラマドレなどの活躍馬が出ています。このディアデラノビアの仔は根幹距離の2000mを得意にしており、ディアデラノビアの仔の芝2000mの成績を確認すると47戦して16勝、2着4回、3着4回、勝率34.0%、複勝率51.1%と抜群の成績をあげています。
また今回カウディーリョは前走のメトロポリタンステークスから400mの距離短縮ローテとなりますが、ここまで距離短縮ローテは2戦2勝と得意にしています。
この血統とローテーションの後押しは大きな買い材料といえるでしょう。
このような背景から、今年の函館記念はカウディーリョを本命で推奨します。その走りに期待します!
その他 注目馬
最後に本命馬のカウディーリョ以外の注目馬についてもご紹介します。
注目馬は穴馬候補として面白いプレシャスブルーです!
こちらはプレシャスブルーの過去10戦のラップマトリックスです。
このラップマトリックスから、プレシャスブルーは函館記念で求められるラップ適性「持続力型×ラップスピード11.80~12.00」で好成績をあげていることが分かります。
該当レースとなる前走の新潟大賞典は、前残りの競馬の中で後方から追い込んで唯一馬券に絡む走りを見せており評価ができます。
脚質として終いの末脚を活かす馬であるため展開の助けが必要となることは間違いありませんが、このラップ適性は魅力です。
また馬券期待値もかなり見込めますので、穴馬としては注目をしたい一頭です!
以上、この記事では「函館記念」の最終予想として本命馬をご紹介しました!
ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。