
こんにちは。
競馬知恵袋、管理人のKAZUです。
この記事ではハーツクライの種牡馬としての成績(ハーツクライ産駒の特徴)を特集します。
ハーツクライ産駒が出走するレースの予想に役立つ情報です。
なお記事のデータの根拠はターゲットフロンティアです。
データ期間は繁殖牝馬の質が変わるサイクルを想定して、投稿日より直近過去3年分としています。
それではハーツクライの種牡馬としての傾向をしっかり把握していきましょう!
ハーツクライの基本情報
まずはハーツクライの血統表、現役時代の活躍、種牡馬成績などの基本情報を紹介します。
ハーツクライ 血統表(3代)

ハーツクライ 現役成績
〇戦績
19戦5勝
〇主な勝鞍
ドバイシーマクラシック、有馬記念、京都新聞杯
ハーツクライ 種牡馬成績
2016年 4位
2017年 3位
2018年 3位
ハーツクライ 主な産駒
シュヴァルグラン
ジャスタウェイ
ウインバリアシオン
スワーブリチャード
ヌーヴォレコルト
リスグラシュー
ワンアンドオンリー など
ハーツクライ 種牡馬・産駒の特徴|芝・ダートの適性
それではハーツクライ産駒の特徴についての内容に入ります。
まずは芝・ダート適性です。
ハーツクライ産駒の芝・ダートのそれぞれの成績についてみていきましょう!
ハーツクライ 種牡馬・産駒の特徴| 芝成績

ハーツクライ 種牡馬・産駒の特徴| ダート成績

ハーツクライ産駒は父の現役時代同様に芝適性が高く、ダートよりも芝の方が勝率、連対率、複勝率ともに成績がいいです。
ダートについては、芝と比べて若干成績が落ちますが苦手まではいかない印象です。
ハーツクライ 種牡馬・産駒の特徴|芝適性
続いてはハーツクライ産駒の芝適性について深掘りして分析していきます。
内容は芝の距離別成績、競馬場別成績、馬場状態別成績です。
ハーツクライ産駒の芝適性|距離別成績

芝の距離別成績ですが、距離が延びれば延びるほど成績が上がっていく傾向にあります。
成績をみると2000m以上の距離を得意としています。
1200mや1400mの短距離や1600mのマイルについても中長距離よりも成績は落ちますが、苦手にしているわけではありません。
芝での距離適性は非常に広く、オールラウンダーに活躍する種牡馬です。
ハーツクライ産駒の芝適性|競馬場別成績

中央では東京競馬場、中山競馬場、阪神競馬場の直線で坂があるコースが得意です。
ローカルでは洋芝の函館競馬場や札幌競馬場、直線が広く長い新潟競馬場が好成績です。
広いコース、起伏があるコース、パワーが求めれらるコース、この3つがハーツクライの芝での好走条件といえるのではないでしょうか。
ハーツクライ産駒の芝適性|馬場状態別成績

明らかに良馬場よりも道悪で好走します。
特に成績がよいのは不良馬場で、馬場状態が悪化すればするほど力を発揮する産駒が多いといえそうです。
ハーツクライ 種牡馬・産駒の特徴|ダート適性
ここからはハーツクライ産駒のダート適性を分析していきます。
内容は芝同様に距離別成績、競馬場別成績、馬場状態別成績です。
ハーツクライ産駒のダート適性|距離別成績

ダートの距離別成績では、マイル以上の距離を得意としています。
1700mから成績が上昇し、2400mまでの距離で安定的に活躍します。
一方で芝とは異なり、1600m以下の成績は今一つ。
ハーツクライ産駒のダートでの短距離、マイル適性は疑ってかかった方がよいでしょう。
ハーツクライ産駒のダート適性|競馬場別成績

競馬場別でまず札幌競馬場の勝率が抜けて高い点が目立ちます。
ただ連対率、複勝率は勝率ほど高くないため、注意が必要です。
その他の競馬場では、福島競馬場や中京競馬場、京都競馬場が好成績です。
傾向としては、右回りよりは左回り、広いコースよりは小回りのコースを得意としている印象を受けます。
ハーツクライ産駒のダート適性|ダートの馬場状態別成績

ダートの馬場状態別の成績はバラつきが生じています。
その中でも最も好成績なのは、芝同様に不良馬場です。
良馬場での成績が悪いわけではありません。
そのため力のいる良馬場、スピードが出る道悪、どちらもこなすといえそうです。
ハーツクライ 種牡馬・産駒の特徴|コース別成績
続いてはハーツクライ産駒のコース別成績を特集します。
ハーツクライ産駒のコース別成績において、好成績のコースをピックアップします!

勝利数と勝率・連対率、複勝率を合わせて考えると、芝では中山芝2000、阪神芝2000m、新潟芝1600(外)、京都芝2400(外)、ダートでは福島ダート1700mの成績がよく得意としています。
一方で東京芝2000mや東京芝2400mはイメージほど成績がよくありません。
この点はしっかりと抑えておきたいポイントです。
ハーツクライ 種牡馬・産駒の特徴|年齢別成績
ここからはハーツクライ産駒の年齢別成績について紹介します。
年齢別成績は、2歳7月から3ヶ月単位で区切って成績をまとめています。
また7歳以上はひとくくりにしてデータ集計を行っています。

デビュー時期の2歳での成績がよいですが、これは仕上がりの早い馬がデビュー戦や条件戦で勝っている影響でしょう。
傾向としては古馬になって本格化して結果を残しています。
成長型として晩成まではいきませんが、普通(遅)といえます。
ハーツクライ 種牡馬・産駒の特徴 |記事のまとめ!

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
最後に、この記事で紹介したハーツクライの種牡馬・産駒としての特徴をまとめます。
振り返りに確認下さい!
【芝・ダート適性】
①芝・ダート適性は、ダートよりも芝の適性が高く得意。
【距離適性】
②芝は2000m以上の距離が得意で距離は延びれば延びるほどよい。ダートはマイル以上の距離が好走傾向。
【競馬場適性】
③芝は広いコース、起伏があるコース、パワーが求めれらるコース、ダートは右回りよりは左回り、広いコースよりは小回りのコースで好走傾向。
【馬場状態適性】
芝、ダートともに道悪が得意。
【狙い目コース】
芝では中山芝2000、阪神芝2000m、新潟芝1600(外)、京都芝2400(外)、ダートでは福島ダート1700m
【成長型(参考)】
古馬になって本格化して成績を残す普通(遅)タイプ。
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以上、この記事ではハーツクライの種牡馬・産駒の特徴を特集しました!
最後までお読みいただきありがとうございました。