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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、注目の交流重賞「川崎記念(JpnⅠ)」の最終予想をご紹介します。
ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
目次
川崎記念の予想のポイント!好走血統
まずはじめに、川崎記念の予想のポイントとなる好走血統についてご紹介します。
この好走血統とは、近年の川崎記念で3着内に入った好走馬の血統において、3年以上連続で続いている血統傾向を指します。
川崎記念の好走血統は、6年連続続で好走している血統。
それは、「欧州型ナスルーラ系のBlushing Groom」の血統です。
川崎記念はダート競争としては意外ですが、欧州型ナスルーラ系、特にBlushing Groomの血統を内包する馬が好走するレースです。
昨年2019年は、母父がブラッシンググルーム系のサクラローレルのケイティブレイブが2着。3着には母の母父がBlushing Groomのオールブラッシュが入っています。
また2014年から2016年にかけて川崎記念を三連覇したホッコータルマエも、母父がブラッシンググルーム系のCherokee Runです。
この好走血統「Blushing Groomの血統」は、川崎記念の過去6年の3着内に入った好走馬18頭中8頭が内包しており、信頼度が高い血統といえます。
今年の川崎記念も、Blushing Groomの血統に注目して予想を進めていきたいところです。
川崎記念の最終予想!予想印とその根拠
それではここからは、川崎記念の予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)①ケイティブレイブ
今年の川崎記念の本命は、①ケイティブレイブです。
ケイティブレイブの血統は、父アドマイヤマックス、母ケイティローレル、母父サクラローレルの配合です。
まず好走血統であるブラッシンググルーム系のサクラローレルを母父に持つことが評価できる血統背景です。
川崎記念はここまで3戦して1勝、2着1回、5着1回と高い適性を示しており、直近2年は連続して連対しています。この高いレース適性も評価ができます。
さらにケイティブレイブを推したい理由としてあげられるのが、前走から距離延長に著しく強いこと。ケイティブレイブはここまで距離延長を15戦していますが7勝、2着4回、3着4回といずれも馬券圏内を確保しており、抜群の成績を残しています。
今回は、前走東京大賞典からの100mの距離延長で臨む一戦。この距離延長のローテーションは大きな買い材料です。
ドバイでの疝痛による開腹手術を経ての初戦となった浦和記念を快勝して臨んだ、前走の東京大賞典はまさかの8着と凡走。これは、休み明けを走りすぎた反動と捉えたいところです。
「休み明けで走って2戦目で凡走、そして3戦目でまた走る」、いわゆる競走馬の疲労を考えた「〇×〇」の法則に該当すると考えれば、前走の凡走はさほど気になりません。
ロスなく立ち回れる最内枠の枠順も悪くないですし、3年連続の好走に期待します。
〇(対抗)⑫チュウワウィザード
対抗は、⑫チュウワウィザードです!
チュウワウィザードの血統は父キングカメハメハ、母チュウワブロッサム、母父デュランダルの配合です。
父キングカメハメハは過去10年でホッコータルマエで3勝、ハタノヴァンクールで1勝と川崎記念で好成績。キングカメハメハが属する系統のキングマンボ系で考えれば、エルコンドルパサー産駒のヴァーミリアンが2010年に勝っているため、過去10年で5勝と非常に相性の良い血統です。
この血統背景は、高く評価すべきでしょう。
ローテーション的にレース間隔を空けた方が良い馬で、7週以上の間隔を空けたレースは過去5戦して4勝、2着1回とほぼ完璧な成績をあげています。
今回は前走のチャンピオンズカップから、7週以上しっかりとレース間隔をあけており、ローテーションの視点からも評価ができます。
さらに1番人気となったレースはここまで8戦して7勝、3着1回と、こちらもほぼ完璧な成績をあげています。断然の1番人気が予想される今回も、その期待を裏切らない馬といえそうです。
前走のチャンピオンズカップ4着の成績も、位置取りの差一つで上位3頭の中に紛れ込む可能性があった競馬の内容ですから評価ができます。
このように買い要素が多いチュウワウィザード。
あとはこのコースで圧倒的に不利な大外枠をどのように乗りこなすかでしょう。
ピッチ走法で機動力のある馬ですから、うまくこなしてくるとは思いますが、鞍上の川田騎手の手腕に注目です。
▲(単穴)⑧オールブラッシュ
単穴は、⑧オールブラッシュです!
オールブラッシュの血統は父ウォーエンブレム、母ブラッシングプリンセス、母父Crafty Prospectorの配合です。
母の母父に好走血統のBlushing Groomを持つ点が評価できる血統背景で、川崎ダート2100mは2017年、2019年の川崎記念、前走の報知オールスターカップと3戦して2勝、3着1回と高いコース適性を示しています。2017年の川崎記念の勝馬でもあります。
このオールブラッシュは直近の成績が不振でも、得意舞台に戻れば激走をみせるタイプの馬。4戦連続馬券圏外となって臨んだ前走の報知オールスターカップの快勝は、その典型的なレースといえます。
激走後の反動という点では気になりますが、今回も得意舞台の川崎ダート2100mですから、前走同様の好走が期待できます。
馬柱としては、地方転厩後に地方交流重賞をメインに使われ出してから成績が不安定に見えますが、左回りコースに限定すれば成績は11戦して3勝、2着1回、3着3回と悪くなく、掲示板を外したのは2回だけと安定しています。
地方所属馬が馬券に絡みにくい傾向のある川崎記念ですが、これだけの好走条件が揃うのであれば、積極的に狙ってみたい一頭です。
△(連下)②ミツバ、④デルマルーヴル
最後に連下として、②ミツバ、④デルマルーヴルを抑えます。
まずミツバについてですが、前年の川崎記念の勝馬で2017年にも4着と好走しており、レース適性は高い馬です。
2014年から2016年にかけてホッコータルマエが3連覇したように、川崎記念は過去好走した馬が続けて好走しやすい「リピーターレース」ですから、その点からマークする必要があります。
血統的にも、母父にDeputy Ministerの血統を内包する父カネヒキリは悪くありません。
近走不振でピークを過ぎた感は否めませんが、高いレース適性を活かしての3着までならあり得る一頭かと思います。
次にデルマルーヴルについてですが、明け4歳馬ながら既に地方交流重賞で実績を示しており、斤量も有力馬と比べて1.0㎏軽い56.0㎏で臨める点が買い材料です。
また、エーピーインディ系の中でも短距離志向の強いパイロ産駒なので、前走の名古屋グランプリのダート2500mから川崎記念のダート2100mへの距離短縮はプラスです。
ただし、能力や斤量面での利は認めつつも、川崎記念の血統傾向として父エーピーインディ系の馬が過去5年で一頭も馬券に絡めていない点が気になり、連下評価までとしました。
川崎記念の最終予想のまとめ
それでは最後に、川崎記念の予想印をまとめて締めくくります!
【川崎記念の予想印】
◎①ケイティブレイブ
〇⑫チュウワウィザード
▲⑧オールブラッシュ
△②ミツバ
△④デルマルーヴル
以上、この記事では川崎記念の予想印をご紹介しました。
ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。