こんにちは! 競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、スプリンターズステークスに繋がるトライアルレース「キーンランドカップ」の予想のポイントとなるラップ分析をご紹介します。
馬券予想にぜひご参考ください!
キーンランドカップ 個別ラップ分析
まず初めにキーンランドカップの1ハロン毎の個別ラップの推移についてご紹介します。
こちらはキーンランドカップの過去5年の個別ラップの推移をまとめたグラフです。
※クリック・タップすると画像が拡大します。
個別ラップの推移をまとめたグラフから考えるキーンランドカップのラップの特徴は3点。
【キーンランドカップ ラップの特徴】
①洋芝の影響で短距離重賞にしては、低速ラップであること。
②平坦コースでカーブが緩い札幌芝コースらしく、ラップ高低差が小さいこと。
③②の特徴から短距離戦でも、底力だけでなく持続力の適性が求められること。
①洋芝の影響で短距離重賞にしては、低速ラップであること。
②平坦コースでカーブが緩い札幌芝コースらしく、ラップ高低差が小さいこと。
③②の特徴から短距離戦でも、底力だけでなく持続力の適性が求められること。
この中でもキーンランドカップの最大の特徴は「洋芝の影響で短距離重賞にしては、低速ラップであること」です。
過去5年のキーンランドカップの1ハロン平均のラップスピードは「11秒49」。先週開催された北九州記念やG1のスプリンターズステークス、高松宮記念の例年のラップスピードが「11秒10~11秒20台」であることをふまえると、キーンランドカップのラップスピードがいかに低速ラップであるかが分かります。
キーンランドカップ ラップマトリックス
次にキーンランドカップのラップ傾向を、「ラップスピード」と「脚質型」の2軸で考えるラップマトリックスに落とし込んでいきます。
このラップマトリックスとはラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(競馬ソフト「ターゲットフロンティア」で使用される数値「RPCI」)を横軸に取り、直近5年の該当レースのラップ適性を散布図にまとめたグラフです。
キーンランドカップのラップマトリックスを確認すると、上り3ハロンのラップと上がり3ハロンを除く平均ラップの差から導く脚質型は超底力型が1回、底力型が2回、持続力型2回となっています。
次に1ハロン平均のラップスピードについては、先ほどもお伝えしたように11秒40以上の低速ラップが基本。
このような傾向をふまえて考える、キーンランドカップで求められるラップ適性ですが「底力型・持続力型×ラップスピード11秒40~11秒60」に設定します。
キーンランドカップ 特集記事
この記事では「キーンランドカップ」の予想のポイントとしてラップ分析についてご紹介しました。
なおキーンランドカップの最終予想などその他の記事については、下記の特集ページでご紹介をしています。あわせてご参考ください。
ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!最後までお読みいただきありがとうございました。