こんにちは! 競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では「キーンランドカップ」のラップ適性にもとづくランキングについてご紹介します。
馬券予想にぜひご参考ください!
キーンランドカップ ラップ分析
キーンランドカップの予想の前提となるラップ分析については、過去の記事で取り上げています。
まだ記事をお読みでない方については下記の記事もご参考ください。
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キーンランドカップ ラップ適性 第3位
ラップ適性で考えるランキングの第3位は「フィアーノロマーノ」です。
こちらはフィアーノロマーノの過去10戦のラップマトリックスです。
ラップマトリックスから考えるフィアーノロマーノの好走ゾーンは「底力型×ラップスピード11秒40~11秒70」。
欧州型血統でデインヒル系の父ファストネットロック産駒らしく、底力が求められるタフな展開で強く持続力勝負まで対応できる適性を持ちます。
前走の函館スプリントステークスは初の芝1200mとなりましたが4着という結果を残しており、スプリント戦にも対応できることを示しました。
前走の函館スプリントステークスは「ラップスピード11.25」と、この馬にとっては高速ラップすぎた印象です。また前残りの馬場も大きく影響しました。
その点で考えれば、スプリント2戦目で前走からラップスピードの低速化が見込める今回は期待値は高いです。
そのためランキング第3位で評価したいと思います。
キーンランドカップ ラップ適性 第2位
ラップ適性で考えるランキングの第2位は「ダイアトニック」です。
こちらはダイアトニックの過去10戦のラップマトリックスです。
もともとは芝1400m~芝1600mを主戦場としていた馬ですが、スプリント戦線に路線を変更して素質が開花。このあたりは「父ロードカナロアらしさ」といったところでしょうか。
そのようなダイアトニックですが、ラップマトリックスから考える好走ゾーンは「持続力型×ラップスピード11秒20~11秒70」。
持続力型を基本として対応できるラップスピードも幅広いため、馬券圏内を外していない芝1200m~芝1400mであれば大崩れは考えにくい馬です。
前走の函館スプリントステークスは圧巻の競馬で快勝。能力の高さを示しました。
ただし、このレースのラップ適性は「底力型×ラップスピード11秒25」。ラップスピードは高速ラップといえ、さらに前残りの馬場傾向もダイアトニックを後押しした印象を受けます。
今回は前走から同距離でもラップスピードの低速化が見込まれる一戦。考え方によっては距離延長ローテに近いともいえます。
ラップスピードに対する適応力の幅広さ、そして直近2戦で見せるスプリント適性から馬券圏内を外すことは考えずらいですが、前走からのラップ適性の変化に着目すれば決してプラスとはいえません。
そのため「付け入る隙はある」と考え、ランキング第2位で評価します。
キーンランドカップ ラップ適性 第1位
キーンランドカップのラップ適性で考えるランキングの第1位は「ライトオンキュー」です。
こちらはライトオンキューの過去10戦のラップマトリックスです。
ラップマトリックスから考えるライトオンキューの好走ゾーンは「底力型・持続力型×ラップスピード11秒40~11秒60」。
このラップ適性はキーンランドカップで求められるラップ適性とピッタリとハマり、非常に高い評価ができます。キーンランドカップで求められるラップ適性は4戦4勝と、その成績も完璧です。
前々走の函館スプリントステークス6着の結果は、この馬にとってはラップスピードが速すぎました。また京阪杯以来の中29週のローテーションも響きました。
それを示すかのように、ラップ適性の好走ゾーンとなった前走のUHB賞は快勝。やはり、この馬は時計がかかる芝1200mがベストです。
今回は前走と同じラップ適性が想定される舞台。本番のスプリンターズステークスであればダイアトニックの方が1枚も2枚も上と考えますが、今回のキーンランドカップであれば逆転も可能と予想します。
そのためライトオンキューをランキング第1位で高く評価します。