菊花賞2020 予想|コントレイルをラップから徹底分析!

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この記事では牡馬三冠最後の一戦、コントレイルの三冠がかかる注目のレース「菊花賞」の予想について特集します!
ご紹介する内容は菊花賞の予想のポイントとなるラップ分析、そして有力馬2頭コントレイルとヴェルトライゼンデのラップ適性です。

ラップから菊花賞をしっかりと予想していきます。ぜひ最後までお読みください!

菊花賞2020 ラップ分析

まず初めにご紹介するのが、菊花賞の予想のポイントとなるラップ分析です!

菊花賞2020 ラップマトリックス

20201018_菊花賞 ラップマトリックス

こちらは菊花賞の直近5年のラップの傾向をラップスピードと脚質型の2軸で考えるラップマトリックスにまとめたグラフです。

このラップマトリックスとはラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(競馬ソフト「ターゲットフロンティア」で使用される数値「RPCI」)を横軸に取り、対象レースのラップ適性を散布図にまとめたグラフです。

ラップマトリックスを用いて菊花賞のラップ分析を行うと、縦軸のラップスピードは特殊な環境下となった2017年を除くと12秒10~12秒40が基本です。芝3000mの長距離戦らしい中速~低速ラップの一戦といえます。

一方で横軸の脚質型はバランス型・瞬発力型が基本です。これは1コーナーから2コーナーにかけてラップが13秒台に一気に緩み、その後淀の下り坂を利用した4ハロン勝負になることが理由です。菊花賞は長距離戦とはいえ、末脚の能力が求められるともいえます。

このような背景をふまえて考える、予想の前提となる菊花賞で求められるラップ適性ですが「バランス型・瞬発力型×ラップスピード12秒10~12秒40」に設定します。

菊花賞2020 ラップ傾向

ここからはラップマトリックスに続き、個別ラップの傾向を分析することでレースラップの詳細な特徴や末脚適性・脚質適性などを分析していきます。

上図のグラフは直近5年の菊花賞の1ハロン毎の個別ラップをまとめたグラフです。

直近5年の菊花賞のラップ傾向ですが、キセキが勝った2017年が非常に時計のかかる不良馬場で行われたため、平均が2017年に引っ張られて傾向が掴みづらくなっています。そのため、まず2017年の個別ラップの傾向を除外したいと思います。

20201018_菊花賞 ラップ傾向2

2017年を除外した直近5年の個別ラップの傾向を確認すると、菊花賞は第1コーナーから第2コーナーでペースが一気に緩み、その後向こう正面で再加速、そして3コーナーの淀の下り坂を利用した4ハロンの末脚勝負であることが分かります。

レースの終盤がどのようなレースになるのかを「末脚適性」と位置付け、その傾向に着目して分析を進めると、菊花賞の末脚適性は「上り4F勝負」、そして上り3Fの平均は35秒2となります。また直近5年の上り3F1位の馬の成績は複勝率70%と好成績。

上り3F自体は35秒台前半でそこまで速い脚を求められるわけではありませんが、上りの速さがレースの結果に直結する傾向にあります。11秒台後半の末脚を4ハロンに渡り長く使えるかが好走の鍵と言えるでしょう。

続いて確認しておきたいのが、脚質における傾向「脚質適性」です。

菊花賞の脚質適性を直近5年のデータから分析すると、脚質としては「差し」が5勝、2着4回、3着2回と圧倒しています。一方で逃げ馬は直近5年で一頭も馬券に絡めていません。

また3コーナーの位置取りに着目すると10番手以内で4勝、2着3回、3着5回となっています。そのため後方一気の追込は届かず、逃げ・先行を射程圏内に捉えて3コーナーの淀の下り坂を下っていく必要があります。

菊花賞2020 ラップ分析(まとめ)

ここまで菊花賞の予想のポイントとなるラップ分析をご紹介しました。菊花賞のラップ分析のポイントをまとめると、次の内容となります。

ラップ適性:バランス型・瞬発力型×12秒10~12秒40
末脚適性:上り4F勝負(上り3F:35秒2)
脚質適性:差し( 3角10番手以内)

次にご紹介するコントレイル、ヴェルトライゼンデの適性については、ラップ適性を基本に置きつつ末脚・脚質適性なども考慮しながら分析を進めていきます。

菊花賞2020 有力馬 ラップ適性

ここからは菊花賞の有力馬2頭、コントレイルとヴェルトライゼンデのラップ適性についてご紹介していきます。

コントレイル ラップマトリックス

20201018_コントレイル

まず初めに取り上げるのが、無敗の三冠を目指して圧倒的1番人気が想定されるコントレイルです。

上図はコントレイルのデビュー戦から前走神戸新聞杯までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるコントレイルのラップ適性は、ラップスピードは中距離戦の超高速ラップ~中速ラップまで、脚質型は持続力型~超瞬発力型まで幅広いラップ適性を誇ります。軽いスピードを活かす血統背景から最もパフォーマンスを発揮するラップ適性は中距離戦の超高速ラップのバランス型と考えますが、圧倒的な能力がそれ以外のラップ適性もカバーする強さがあります。

末脚適性に目を向けると、上り4F勝負は日本ダービーで高いパフォーマンスを見せており、上り3Fが35秒と時計がかかる上り勝負もホープフルステークス、前走の神戸新聞杯で結果を残しています。

また脚質適性も「好位からの差し」脚質の馬で、菊花賞にピッタリとハマります。

ではコントレイルにまったく死角がないかと言えばそうではありません。

天候が崩れ馬場状態が道悪となり、時計がかかる馬場になった際のスタミナ面と低速ラップへの適性は疑問府がつきます。この条件下になると他馬にも勝機が生まれるのではないかと予想します。

一方で良馬場で標準的な時計がでる馬場であれば、能力で押し切ってしまう可能性は非常に高いでしょう。

良馬場で標準的な時計が出る馬場となるか、道悪馬場で重く時計がかかる馬場となるか、レース当日の馬場状態がコントレイルの菊花賞の適性を考える上で大きなポイントと言えます。

ヴェルトライゼンデ ラップマトリックス

20201018_ヴェルトライゼンデ

続いて取り上げるのが、一矢報いたいノーザンファームの筆頭格となるヴェルトライゼンデです。

上図はヴェルトライゼンデのデビュー戦から前走神戸新聞杯までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるヴェルトライゼンデのラップ適性は、ラップスピードは中距離戦の中速ラップ~低速ラップまで、脚質型は持続力型~超瞬発力型までを得意にしています。ラップスピード12秒00を切るレースとなった皐月賞で凡走し、ラップスピード12秒00以上のレースは全て馬券圏内でラップスピードが低速化するほどパフォーマンスをあげる傾向にあります。

実際に菊花賞で求められるラップ適性も、距離は異なれど2歳時の萩ステークスで経験しており1着。この点から菊花賞に対する高い適性が見込めます。

末脚適性に目を向けると、上りは一貫したラップの持続力勝負の方が向く印象ですが、上り4F勝負は日本ダービーで一定の結果を残しています。一方で上り3Fが35秒以上と時計がかかる末脚勝負は持ってこいのタイプです。

また脚質適性については前走こそ後方からの追い込み一気となりましたが、基本的にコントレイル同様に「好位からの差し」脚質の馬で菊花賞に合う脚質です。

血統に目を向けても、半兄には昨年の菊花賞馬ワールドプレミアがおり高評価。「父ディープインパクト×母父アンブライドルズソング」で速さが売りのコントレイルとは異なり、菊花賞に対する血統適性も高いです。

このように適性だけで考えれば、コントレイルよりもヴェルトライゼンデの方が菊花賞に対する適性は間違いなく高いです。あとはコントレイルとの能力差を条件好転でどこまで埋められるかどうか。

その能力差は絶対的な差と感じる印象もあり厳しい面がありますが、もしコントレイルに一矢報える馬がいるとすればこの馬と考えます。

 

以上、この動画では牡馬クラシック最終戦「菊花賞」の予想のポイントとなるラップ分析と有力馬2頭コントレイルとヴェルトライゼンデのラップ適性についてご紹介しました。

今回ご紹介した内容が菊花賞を予想する上で少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。