こんにちは!
競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、注目のG2競走「金鯱賞」のラップ分析について特集します。
金鯱賞の馬券予想にご参考いただけるよう、しっかりと予想していきます!
ぜひ、ご参考ください!
目次
動画でご紹介!金鯱賞の予想のポイント
金鯱賞の予想のポイントは、ブログだけでなく動画でも制作してYouTubeにアップしています。「文字よりも動画の方が分かりやすい」という方については、下記の動画をご視聴ください!
(YouTubeのチャンネル登録がまだの方は、チャンネル登録をしていただけると嬉しいです。)
金鯱賞のラップ分析|個別ラップ編
こちらは、金鯱賞の過去5年の1ハロンごとの個別ラップをまとめたグラフです!
金鯱賞は、左回り中京芝2000mでレースが行われます。
ホームストレッチの左寄り、上り坂の途中がスタート地点となっており、コーナーを4回周ります。3コーナーから4コーナーのカーブはすべて下り坂で、最後の直線では中山の急坂に次ぐ勾配の高低差2.0mの急坂を駆け上がります。
直線の長さは412.5mと長めとなっていますが、芝コース全体の高低差が3.5mと起伏があり、イメージ以上にタフなコースといえます。
そのようなコース形態から、金鯱賞では過去5年の上り3ハロン1位の馬が7頭中1勝、2着1回、3着1回とそこまで成績が良くありません。上り3ハロンの完全な瞬発力勝負ではなく、上り4Fの持続力勝負といえるレースです。
脚質は過去5年で差し馬が3勝、2着1回、3着5回と優勢。
先行馬が2勝、2着2回、3着1回と続きます。
2018年8番人気で2着のロードヴァンドール、2017年7番人気で2着のサトノノブレスと逃げ馬が穴をあけている点も注意が必要でしょう。
金鯱賞のラップ分析|ラップマトリックス編
次に平均ラップの速度と上り3ハロンを起点にしたペース変化で分析する「ラップ適性」を取り上げます。
こちらのグラフは、過去5年の金鯱賞の「ラップマトリックス」です。
ラップマトリックスとは、1ハロンの平均ラップを縦軸に、上り3ハロンを起点にしたペース変化指数(ターゲットフロンティアで使用されるRPCI)を横軸に取ったグラフです。
このラップマトリックスを用いることで、レースにおいて求められるラップ適性を分析することができます。
【注釈:ペース変化指数】
ターゲットフロンティアの指数である「RPCI」を意味します。
レース全体の上がり3ハロンの位置を分岐点とし、その前後のラップの比を表した指数です。つまり3ハロン前後で、どれだけ速度が変わったかを表しています。数値が約50で前後半が同一程度のペースになり、50未満だと道中の平均ラップの方が速い、50以上だと上り3Fのラップの方が速いことを意味します。
ラップマトリックスによってラップ適性を分析すると、金鯱賞では「ミドルラップ×バランス型」のラップ適性が求められることが分かります。
先ほどの個別ラップでもご紹介しましたが、やはり4ハロンの末脚勝負というところです。
過去5年の平均勝ち時計は1分59秒9。G1級の馬が出走してくるわりには、若干時計がかかっている印象です。
そのため、平均ラップは「11.9」となっており「ミドルラップ」。
ペース変化は、過去5年でバランスと瞬発力が交互に入れ替わっていますが、個別ラップのグラフから判断する限り、上り4ハロンのバランス型のラップ適性が適正でしょう。
最後に現時点での出走予定馬で、ラップ適性との相性が良い推奨馬をご紹介すると、サトノガーネットとラストドラフトの2頭となります。
昨年の中日新聞杯の1着、2着馬で、このレースのラップ適性は「ミドルラップ×バランス型」。コースも同舞台となれば、ここも期待値は高いでしょう!
以上、この記事では「金鯱賞」のラップ分析について特集しました!
なお、金鯱賞の最終予想については下記の記事でご紹介しています。
ぜひ、ご参考下さい!
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ご紹介した内容が、金鯱賞の馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。