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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、注目の重賞レース「きさらぎ賞(G3)」のレース適性と血統から考える有力馬の見解をご紹介します。
ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
目次
アルジャンナ(想定1番人気)
まずは想定1番人気のアルジャンナです。
好走血統と推奨馬の記事(下記関連記事)でも取り上げましたが、前走の東スポ杯2歳ステークスのパフォーマンスが高く評価できる馬です。
アルジャンナは、前走東スポ杯2歳ステークスでは個別ラップで12秒台がないタフな展開の中でコントレイルに次ぐ2着を確保。勝ったコントレイルには差を空けられましたが、3着のラインベックには4馬身の差をつけています。
その後、ラインベックのホープフルステークスでの4着など東スポ杯2歳ステークスに出走した馬の活躍が目立っていることから、この東スポ杯2歳ステークスは極めてレースレベルが高かったといえます。
このような背景からアルジャンナの競走能力は、現時点でコントレイルには敵わないものの同世代ではトップクラスといえます。
血統に目を向けても、きさらぎ賞の好走血統のディープインパクト産駒であることが評価ができますし、母系にボールドルーラーの血統を内包するディープインパクト産駒の京都芝コース外回り実績は693戦して複勝率42.3%と抜群です。
今の京都のタフな馬場への適性が唯一気になりますが、能力面、血統面の双方において高い評価ができ、ここでも好走確率は高いと予想します。
関連記事:きさらぎ賞の好走血統と推奨馬
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サトノゴールド(想定2番人気)
次に取り上げるのが、想定2番人気のサトノゴールドです。
新馬戦1着、札幌2歳ステークス2着とここまで2戦して2連対のサトノゴールド。
洋芝の函館、札幌で好走してきており、持続力に富んだ末脚が武器の馬です。
新馬戦、札幌2歳ステークスともにズブさを見せており、どちらのレースも3コーナーから終始追いどおしでの競馬をみせています。このズブさは、ゴールドシップ産駒らしい特徴といえます。
このサトノゴールドの能力評価を行う上で過去2戦のレースレベルに目を向けると、新馬戦の2着以下の馬がいまだに未勝利であり、2戦目の札幌2歳ステークスの勝馬ブラックホールがホープフルステークスで見せ場なく9着、3着のダーリントンホールが葉牡丹賞で3着と今一つな成績であるため、重賞2着の実績で能力を高く見積もるのは早計かと考えます。
きさらぎ賞は冬場の京都のタフな馬場でレースが行われるとはいえ、良馬場であれば例年勝馬の上り3Fは34秒台前半から中盤が基本です。瞬発力勝負に寄ったレースといえ、ズブさが目立つゴールドシップ産駒のサトノゴールドではどうでしょうか!?
血統として父ゴールドシップは昨年の産駒デビュー以来、芝レースは洋芝の函館、札幌で好成績で、京都も19戦して2勝、2着3回、3着1回と悪くありません。
また近親馬に欧州スプリントG1を2勝したカラヴァッジオがおり、牝系は活力があります。
過去2戦のレース振りと血統背景から、良馬場の瞬発力勝負になると勝ちきるまでは難しいと感じますが、道悪でタフな馬場になれば浮上の可能性を秘めます。
ギベルティ(想定3番人気)
続いては、想定3番人気のギベルティです。
12月の中山芝1600mで行われた新馬戦を勝って挑む重賞挑戦となるギベルティ。
新馬戦では、スタートを決めて2番手からレースを進め、3コーナーで早め先頭、直線でそのまま差を広げ、2着に2馬身差をつける強い内容を見せています。
ただし、前半1000mのラップが62.6という超スローペースでレースが進んだ中で先行しての勝利。このレースで2着、3着の馬は次戦でどちらも3着外と凡走。
この内容から考えると、想定人気ほどの評価はしづらい馬です。
血統としては、母系にStorm Birdを内包するオルフェーブル産駒で、この配合馬にはロックディスタウンがいます。ノーザンテースト≒Storm Birdのニアリークロスによるパワー強化も見込める血統背景。
また近親馬には、欧州G1レースを3勝のオーダーオブセントジョージ、日本で活躍するアイスストームがいます。
このように血統からは評価できる馬ですので、あとは能力的にどうかの判断でしょう。
グランレイ(想定4番人気)
次に想定4番人気のグランレイを取り上げます。
ここまで、3戦1勝のグランレイ。
新馬戦はスタート後にかかってしまい、逃げの展開でよく粘るもディアステマに敗れ3着。2戦目の未勝利戦は、末脚を活かす競馬で4馬身差の快勝。3戦目の朝日杯FSは、上り最速で14番人気で3着と激走。この激走は1戦目、2戦目の内容を分析すれば、フロックではないことが分かります。
血統的に母ミラクルベリーは現役時代スプリンターでしたが、父ルーラーシップ×ファルブラヴの配合から芝1800mへの距離延長は問題ないと捉えます。初戦でかかってしまった点も、鞍上の池添騎手が手の内に入れており気になりません。
欧州指向の強い血統背景から、高速馬場の瞬発力勝負よりはタフな馬場での瞬発力勝負の方が向くと考えます。
このような背景から、上位で評価したい一頭です。
ストーンリッジ(想定5番人気)
トゥルービル(想定6番人気)
最後に好走血統のディープインパクト産駒の2頭。
ストーンリッジとトゥルービルを取り上げます。
両馬ともに新馬戦を勝って臨む一戦。どちらも好位からレースを進めて末脚を伸ばす新馬戦の内容は良く、素質の高さを感じさせます。
一方どちらの新馬戦も出走メンバーのその後の活躍は今一つ。そのため、新馬戦のレースレベルは低いといえ、重賞に入っての能力評価は難しさがあります。
血統として、ストーンリッジはマウントシャスタやベルキャニオン、カミノタサハラの全弟にあたり、走る配合です。またディープインパクト×フレンチデピュティの配合はショウナンパンドラやマカヒキと同じ配合であり、パワー型ディープ産駒といった印象。道悪にならなければ、今の京都のタフな馬場も問題ないでしょう。
トゥルービルは全兄にレプランシュがおり、このレプランシュはサトノダイヤモンドが勝ったきさらぎ賞で2着の実績があります。牝系の視点で、レース適性を示している点は高評価です。
素質の高さを感じさせるものの、1戦1勝馬のため未知数が大きいディープインパクト産駒の2頭。血統的な後押しは大きいことから、マークしておきたい馬ではあります。
以上、この記事では「きさらぎ賞(G3)」のレース適性と血統から考える有力馬の見解についてご紹介しました。
なお、きさらぎ賞の最終予想となる予想印については、下記の記事でご紹介しています。ぜひご参考下さい!
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