こんにちは! 競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、スプリンターズステークスに繋がるトライアルレース「北九州記念」の最終予想について特集します。
ご紹介する内容は北九州記念の予想のポイントとなるラップ分析と馬場分析、そして最終予想となる本命馬と推奨馬についてです。
前半にご紹介するラップ分析と馬場分析については、レース前日の土曜日の最新情報も交えながらご紹介していきます。北九州記念以外のレースの予想にも役立つ情報かと思います。
馬券予想にぜひご参考ください!
目次
北九州記念2020 ラップ適性と馬場分析
まず初めに北九州記念の予想のポイントとなるラップ適性と馬場分析についてご紹介します。
北九州記念2020 ラップ適性
北九州記念は超高速ラップの底力勝負が特徴のレースです。
実際に個別ラップの推移を確認すると、熾烈な先行争いが行われる2ハロン目を最速として以降はラップがゴールに向けて徐々に低速化していることがわかります。
ラップスピードを縦軸、脚質型を横軸に取ったラップマトリックスで考えた場合も傾向は同じであり、ラップスピードは11秒台前半も視野に入れた超高速ラップ。
脚質型は超底力型もしくは底力型が基本です。
天気予報を見ると今週の中間の降水量は「0」ですし、レース開催日の日曜日の天気予報も基本は「晴れ」となっています。良馬場開催は必須で、今年の北九州記念も超高速ラップが想定されます。
そのため今年の北九州記念で求められるラップ適性は「超底力型・底力型×ラップスピード11秒10~11秒30」に設定します。
北九州記念2020 馬場分析
続いては北九州記念の予想のポイントの2点目として馬場分析についてご紹介します。
こちらはレース前日の土曜日の小倉芝1200mで行われた4レースで馬券に絡んだ馬の脚質と直線での位置取りをまとめたターフマトリックスです。
このターフマトリックスから考える小倉芝コースの馬場傾向ですが、先週同様に内が有利であることは変わりありません。
ただし内有利な傾向をジョッキーが意識しすぎてか、土曜日の小倉芝1200mのレースでは前半が超ハイペースで進み、ラストに逃げ・先行馬がバテて差し・追込馬に差されるレースが多く見かけられました。
その代表的なレースが土曜日のメインレースとなった佐世保ステークスで、このレースの前半3ハロンが32.2という超オーバーペースを刻んでいます。結果的に最低人気のフェルトベルクの最後方からの外一気が決まり大波乱。
このような背景から馬場傾向としては「あくまでも内有利でありながら、ジョッキー心理からオーバーペース気味になりがちで差しも届く」といえます。
ここまで北九州の予想のポイントとしてラップ適性と馬場傾向についてご紹介しました。次以降では、この予想のポイントを前提にして本命馬と推奨馬をご紹介していきます。
北九州記念2020の本命馬
それでは北九州記念の本命馬についてご紹介します。
今年の北九州記念の本命馬は「⑨ダイメイプリンセス」です。
推奨理由① 北九州記念に対するラップ適性が高い
こちらはダイメイプリンセスの過去10戦のラップマトリックスです。
ラップマトリックスから考えるダイメイプリンセスの好走ゾーンは、昨年の同レース「北九州記念」の勝利、G1レースで6着と健闘したスプリンターズステークスをふまえると「超底力型・底力型×ラップスピード11秒10~11秒40」といえます。
このラップ適性は北九州記念で求められるラップ適性「超底力型・底力型×ラップスピード11秒10~11秒30」と合致しており高評価です。
ダイメイプリンセスを本命馬で推奨する1点目の理由として「北九州記念に対するラップ適性が高いこと」があげられます。
推奨理由② 展開面が有利に働く
ダイメイプリンセスを本命馬で推奨する2点目の理由ですが「展開面が有利に働くこと」があげられます。
今年の北九州記念はモズスーパーフレア、ジョーカナチャンなどテンが速い逃げ馬が複数揃いました。メンバー構成からハイペースは必須で、土曜日のメイン佐世保ステークスのような明らかなオーバーペースの展開され考えられます。
そのような点からダイメイプリンセスの差し脚は活きると捉えますし、馬群もバラけて直線で捌きやすくなると読みます。
前々走の韋駄天ステークス3着のレース内容も悪くありませんし、前走のアイビスサマーダッシュ5着は枠順が大きく影響しました。
得意舞台の夏の小倉芝1200mに戻って逆転は十分に可能です。
このような背景から連覇に期待し、今年の北九州記念はダイメイプリンセスを本命で推奨します。
北九州記念2020の推奨馬
ここからは北九州記念の本命馬ダイメイプリンセスに継ぐ高評価の推奨馬についてご紹介していきます。
まず推奨馬の一頭目には、タイセイアベニールをあげたいです。
このタイセイアベニールはダイメイプリンセス同様にラップ適性が高く、かつ展開が向くであろう馬です。前走のCBC賞4着は前有利な傾向とこの馬にとって時計がかかりすぎた印象です。条件が好転する今回は大外一気の差し切り勝ちまで考えておきたいです。
次に推奨馬の二頭目にはモズスーパーフレアをあげます。
展開的にかなり厳しい条件が想定されますし、次走スプリンターズステークスを見据えた仕上げであることは間違いないでしょう。ただし超高速ラップに対する適性はメンバー中でも断トツです。不安要素があなりながらも、非常に高いラップ適性からはやはり外せない一頭です。
以上、この記事では北九州記念の最終予想についてご紹介しました。ご紹介した内容が馬券を予想する上でご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。