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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、注目の重賞レース「京都牝馬ステークス(G3)」の予想について特集します。
血統を軸にローテーション、ラップ適性の視点も取り入れて、しっかりと予想していきます!
馬券予想にぜひご参考下さい!
目次
動画でご紹介!京都牝馬ステークスの最終予想
この記事の内容は、ブログだけでなく動画でも制作してYouTubeにアップしています。「文字よりも動画の方が分かりやすい」という方については、下記の動画をご視聴ください!(YouTubeのチャンネル登録がまだの方は、チャンネル登録をしていただけると嬉しいです。)
京都牝馬ステークスの予想のポイント!
それでは、ここからは京都牝馬ステークスの予想をご紹介していきます!
まず初めに京都牝馬ステークスの予想のポイントを取り上げます。
スタミナ型サンデー系の血統に注目!
初めに取り上げる予想のポイントは、京都牝馬ステークスの血統傾向です!
京都牝馬ステークスですが、直近4年の父系の血統傾向を分析すると、スタミナ型サンデー系の種牡馬が好走しています。
昨年の1着デアレガーロはマンハッタンカフェ産駒、2着リナーテはステイゴールド産駒と、どちらもスタミナ型サンデー系の種牡馬となっています。また2016年は1着クイーンズリング、2着マジックタイム、3着ウインプリメーラとスタミナ型サンデー系の産駒の上位独占となっています。
直近4年間の京都牝馬ステークスでは、父スタミナ型サンデー系の馬が18頭出走して2勝、2着3回、3着2回、複勝率43.8%と抜群の成績をあげています。
京都牝馬ステークスは、スタミナ型サンデー系の出走馬に注目です!
淀みないペースでの持続力勝負の一戦!
続いて予想のポイントとして取り上げるのが、京都牝馬ステークスのラップ傾向です!
こちらは、直近4年の京都牝馬ステークスのラップをまとめたグラフです。
グラフを見て分かることは、スタート後2F目から淀みないペースがゴールまで続いていることです。
2018年は3F、4F目でラップが若干緩んでいますが、それ以外の年は完全なミドルペースの持続力勝負のラップを刻んでいます。
このようなラップ傾向から、京都牝馬ステークスはラップ適性で「ミドルペース×持続力型」の馬を評価したいレースといえます!
京都牝馬ステークスの予想印とその根拠
それではここからは、京都牝馬ステークスの予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)⑰サウンドキアラ
本命は、前走重賞制覇で勢いに乗るサウンドキアラです!
血統は父ディープインパクト、母父アグネスデジタルの配合で・・・と、この時点で「あれ!?好走血統のスタミナ型サンデー系ではないの??」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
今回は好走血統に逆らってでも、ディープインパクト産駒を推したい理由があり、それは今開催の京都芝レースの血統傾向です。今開催の京都芝レースでは、京都巧者のディープインパクト産駒がとにかく走っています。
先週までの今開催の京都芝レースでは、ディープインパクト産駒が91頭出走して17勝、2着10回、3着11回、複勝率41.8%と好成績をあげています。その中でも先週の日曜開催では、京都記念のカレンブーケドールなどディープインパクト産駒が4頭出走して全て連対しています。
直近の血統傾向、いわゆるトレンド血統としてここまで如実に傾向が表れるとなれば、この傾向には逆らえません。今週もディープインパクト産駒が走ってくると予想します!
改めてサウンドキアラの血統に目を向けると、父はディープインパクト、母父はアグネスデジタルの配合で、母父アグネスデジタルは距離短縮を得意とする血統です。そのため今回、前走京都金杯の京都芝1600mから京都芝1400mへの距離短縮はプラス材料と捉えています。
このサウンドキアラですが、ローテーションにおけるレース間隔は、ディープインパクト産駒らしくフレッシュな状態で高いパフォーマンスを発揮する傾向にあります。今回は中間に外厩先である「宇治田原優駿S」を挟んで、中6週で臨むローテーションです。この点も好材料で、今回は前走の京都金杯と同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスを発揮してくるでしょう!
前走の京都金杯では、個別ラップで<12.1-11.0-11.8-12.2-11.9-11.9-11.4-11.7/ 1:34.0>の「ミドルペース×持続力勝負」のレースを快勝しており、ラップ適性も問題ありません。
この背景があって、勢いに乗るディープインパクト産駒ですから、ここでも好走が期待できるでしょう!
〇(対抗)①アルーシャ
対抗には、同じディープインパクト産駒のアルーシャを推奨します!
本命のサウンドキアラの予想の根拠の際にもお伝えしましたが、直近の京都芝コースにおけるディープインパクト産駒の好走振りは、目を見張るものがあります。この傾向に期待して、ここはディープインパクト産駒の本命・対抗のディープ推しで予想を組み立てます。
アルーシャは父ディープインパクト、母ザズー、母父Tapitの配合で、母ザズーは米国のダート8マイルのG1・ラスヴァージネスステークスやダート8.5マイルのG1・レディーズシークレットステークスを勝った実績馬です。
母が米国G1馬で父ディープインパクト×母父Tapitの配合は、グランアレグリアと同じ血統背景です。マイル前後のミドルペース×持続力戦のレースに強い血統背景で、この点から京都牝馬ステークスでは高く評価すべき血統背景です。
実際に昨年の京都牝馬ステークスでは、昇級初戦でいきなり臨んだ重賞挑戦でありながらも、4着と一定の結果を残しています。この点も見逃せません!
ローテーションに目を向けると、今回は前走ニューイヤーステークスから距離短縮で臨む一戦となります。アルーシャはここまで距離短縮ローテを3戦して2勝、4着1回と好成績を残しており、明らかに距離短縮型の馬です。
前走のニューイヤーステークスでは、その傾向に反する距離延長かつ大外枠という厳しい条件の中で3着と好走!得意の距離短縮で、その内容が中山芝1600mから京都芝1400mとなれば、前走から大きくパフォーマンスを上げてくる可能性は高いです。
グランアレグリアと同じ血統背景であることから鉄砲駆け型の馬でしょうから、中間の在厩調整は気になりますが、それ以上に距離短縮のローテ期待値は高いです。
ここは、本命のサウンドキアラ同様に好走が期待できます!
▲(単穴)⑭ドナウデルタ
単穴には、3連勝中のドナウデルタを推します!
1400mのスペシャリストで、ここまで芝1400mは5戦して4勝、2着1回とほぼ完璧な成績をあげています。京都牝馬ステークスが行われる京都芝1400mについても、2戦2勝と高いコース適性を示しています。
その理由は父ロードカナロアにあり、ロードカナロア産駒はデビュー以来、京都芝1400mで77戦して16勝、2着6回、3着9回、複勝率40.3%と抜群の成績を残しています。
ラップ適性で考えても、芝1400mであれば「ハイペース×持続力勝負」、「ミドルペース×持続力勝負」、「スローペース×瞬発力勝負」までマルチに対応でき、信頼が置けます。
ローテーションに目を向けると、中3週で中間在厩調整で臨む一戦となります。過去の成績を見る限り、叩いてパフォーマンスを落とす馬ではありませんので問題はないでしょう。
ただし同距離・同コースローテのため、パフォーマンスの向上という点では期待は難しそうです。
昇級初戦で、3歳春以来の久々の重賞挑戦で能力的にどこまで通用するかがポイントになります!
△(連下)⑬シゲルピンクダイヤ、⑨プールヴィル、②ビーチサンバ、⑦メイショウショウブ
最後に連下として多くなりますが、シゲルピンクダイヤ、ビーチサンバ、プールヴィル、メイショウショウブの4頭を抑えます!
まずシゲルピンクダイヤですが、ダイワメジャー産駒で通常であれば今回の距離短縮でパフォーマンスを上げてくる馬です。ただし、ローズステークスから秋華賞の距離延長でのパフォーマンスの向上、秋華賞からターコイズステークスの距離短縮でのパフォーマンスの低下、この2つの傾向から距離延長の方が向く馬ではないかと考えています。
前走のターコイズステークスは、外々を回っての競馬になったとは言え、個人的に評価を下げるパフォーマンスでしたので、次走あたりマイルでの距離延長で狙いたいと思い、今回は連下評価までです。
次にプールヴィルですが、この馬はドナウデルタ以上に1400mのスペシャリストで、芝1400mは6戦して連対を外していません。6戦のうち1戦はG2で3戦はリステッド競走でレースレベルが高い中での結果ですから、評価すべきです。
最後にビーチサンバとメイショウショウブですが、クロフネ産駒、ダイワメジャー産駒ということで、この2頭は完全なる距離短縮ローテでパフォーマンスをあげてくる馬です。
ビーチサンバはオークスから臨んだローズステークス、メイショウショウブはローズステークスから臨んだ阪神カップがあげられます。
ここは、前走からかなりパフォーマンスをあげてくるでしょうから要注意です!
特にメイショウショウブは人気薄になるでしょうから、穴党にはおすすめの一頭となります!
以上、この記事では注目の重賞レース「京都牝馬ステークス(G3)」の予想についてご紹介しました。
なお同日の東京開催の重賞レース「ダイヤモンドステークス(G3)」については、下記の記事でご紹介しています!こちらの記事も、ぜひご参考下さい!
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ご紹介した内容が、京都牝馬ステークスの馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
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