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新潟記念2020予想|血統×ラップランキング!ワーケアの評価は?

こんにちは。競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます。

この記事では、注目の重賞競走「新潟記念2020(G3)」の有力馬のラップ×血統から考えるランキングについてご紹介します。

なお予想のポイントとなるラップ分析と血統分析、1週前推奨馬であるカデナの見解は下記の記事でご紹介しています。

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ラップ、血統を軸に有力馬をしっかりと分析していきます。馬券予想にぜひご参考ください。

新潟記念2020 有力馬分析①|ワーケア

新潟記念2020_ワーケア ラップ適性

まず初めに新潟記念2020の想定1番人気で最有力馬となる「ワーケア」について取り上げます。

上のグラフはワーケアのデビューから前走日本ダービーまでの5戦をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるワーケアの好走ゾーンは、新馬戦・アイビーステークスの勝利から「超瞬発力型×ラップスピード11秒80~12秒30」。持続力型やバランス型のレースもこなせないわけではありませんが、現段階では勝利しているレースは超瞬発力型のレースのみというのが現実です。

そのため新潟記念2020で求められるラップ適性については当然ながら戦績がありません。同じラップスピードのアイビーステークスや同脚質型の弥生賞やホープフルステークスの好走から一定のラップ適性は見込めそうですが、それでも前向きよりは後ろ向きな評価とならざる負えません。

血統については、父が新潟芝外回りコースを得意とするハーツクライですし、母型の血統も欧州指向が強く今のパワーが必要な馬場状態とも合いそうで評価ができます。

ただし、最終的にラップを軸にして血統を補足的に捉えて評価するのであればさほど評価は高くありません。

そのため有力馬5頭(ワーケア、ブラヴァス、カデナ、ジナンボー、ピースワンパラディ)のランキングにおいては最下位となるランキング5位とします。

新潟記念2020 有力馬分析②|ブラヴァス

新潟記念2020_ブラヴァス ラップ適性

次に想定2番人気「ブラヴァス」を取り上げます。

上のグラフはブラヴァスの直近10戦のラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるブラヴァスの好走ゾーンは、七夕賞2着を含めて安定して好走している「底力型・持続力型×ラップスピード11秒80~12秒40」。ただし但馬ステークスや再度山(ふたたびさん)特別といった瞬発力型や超瞬発力型のレースでの勝ち星もあり、どの脚質型でも好走実績があることからオールラウンダーなラップ適性を誇ると考えてよいでしょう。

このようなオールラウンダーな適性を持つ馬はどのレースにも対応できる一方で個性に欠ける側面があり、重賞レースなどレースレベルが上がると馬券に絡む走りは見せるものの勝ちきれない、パンチにかける傾向にあります。

新潟記念2020で求められるラップ適性については、新潟大賞典4着と近江特別2着の結果を残しており悪くありません。

ラップスピードで考えれば明らかに中速ラップから低速ラップで好走傾向ですから、その点で例年よりは時計のかかる馬場状態はプラスに働くでしょう。

この中速ラップや低速ラップに強いという点は、近親馬のシュヴァルグランと似ているラップ適性ともいえます。血統的に同じく近親馬のマーティンボロが2014年の新潟記念を勝利していることはプラス材料で高く評価したいです。

また父キングカメハメハ×母父サンデー系(ディープインパクト)の配合は、昨年の勝馬ユーキャンスマイルと同じであり好走を予感させます。

このようなラップ適性、血統背景をふまえた上での有力馬ランキングの評価ですが、第3位と位置づけ高く評価します。

新潟記念2020 有力馬分析③|ジナンボー

新潟記念2020_ジナンボー ラップ適性2

続いては想定3番人気「ジナンボー」を取り上げます。

上のグラフはジナンボーの直近10戦のラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるジナンボーの好走ゾーンは、昨年の新潟記念2着や今年のG1大阪杯6着の成績から「持続力型・バランス型×ラップスピード11秒70~12秒00」と考えます。

このラップ適性は、新潟記念2020で求められるラップ適性とピッタリとはまり高く評価ができます。

前走の七夕賞の凡走は、この馬が苦手とする時計のかかる底力型というタフなレースとなったためと考えます。今回は良馬場開催であればラップ適性の条件は好転しますので、昨年に続く好走が期待できそうです。

血統についても父ディープインパクト×母父が欧州型血統のキングカメハメハは新潟記念の好走血統にあたり高評価。

このようなラップ適性、血統背景をふまえた上で考える有力馬ランキング評価ですが、第2位に位置づけ高く評価します。

新潟記念2020 有力馬分析④|ピースワンパラディ

新潟記念2020_ピースワンパラディ ラップ適性

最後に取り上げるのが想定4番人気「ピースワンパラディ」です。

上のグラフはピースワンパラディのデビューから前走までのラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるピースワンパラディの好走ゾーンは、4戦4勝と完璧な成績を残している「バランス型・瞬発力型×ラップスピード11秒60~12秒20」。現状の成績をラップマトリックスで見た場合、前傾ラップの底力勝負よりは道中の流れが緩み脚を溜めてからの長くいい脚の持続力勝負が最もパフォーマンスを発揮する舞台です。

その点で考えれば、そのラップ適性と新潟記念2020で求められるラップ適性は合致する傾向にあり、実際にピースワンパラディの好走ゾーンと新潟記念2020で求められるラップ適性は近いゾーンとなっています。

血統的にはサンデー系特有の切れが薄いことは気になりますが、トニービン由来の父ジャングルポケットの特徴である長くいい末脚は新潟芝外回りコースとの相性の良さを感じさせます。

あとは能力的に重賞レベルになって通じるかどうか。前走のエプソムカップでは道悪馬場も重なって期待を集めすぎた感が強く、今回は試金石の一戦となります。

ラップ適性、血統背景をふまえた上での最終的な有力馬ランキングの評価は、トップ3に肉薄する第4位に位置づけます。

新潟記念2020 有力馬 ラップ×血統ランキング

この記事では、新潟記念2020のラップ×血統から考える有力馬の適性とランキングについてご紹介しました。

最終的に過去の記事で取り上げた1週前推奨馬のカデナを加えたランキングは次の内容となります。

【新潟記念2020 有力馬 ラップ×血統ランキング】
第1位:カデナ
第2位:ジナンボー
第3位:ブラヴァス
第4位:ピースワンパラディ
第5位:ワーケア

このランキング結果を参考に週末の最終予想へと進めていきたいと思います。

 

以上、注目の重賞競走「新潟記念2020(G3)」の有力馬のラップ×血統から考えるランキングについてご紹介しました。

ご紹介した内容が、新潟記念2020を予想する上で少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。