この記事では、牝馬クラシック1冠目となる「桜花賞」の最終予想として推奨穴馬、対抗馬、本命馬をご紹介します。
それでは桜花賞の最終予想をラップ分析から進めていきます。
ぜひ最後までお読みください。
桜花賞2021 推奨穴馬
まず初めに桜花賞のラップ分析から考える推奨穴馬についてご紹介します。
今年の桜花賞の推奨穴馬ですが、「⑦ククナ」を推奨します。
こちらはククナのデビュー戦から前走クイーンカップまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからククナのラップ適性を分析すると、「瞬発力型×ラップスピード11秒80~12秒10」のレースで結果を残していることが分かります。
父キングカメハメハ、母父ディープインパクトの主流血統らしい瞬発力勝負に強いことがククナの特徴と言えます。
桜花賞で求められるラップ適性に対しては、ラップ適性が合致するレースはありません。
ただ瞬発力勝負に強い傾向を考慮すると、ラップ適性は見込めると考えます。
ラップ適性の評価は、B+に近い「B」と前向きな評価です。
ラップ適性は「B」と推奨穴馬としては物足りない印象を受けるククナですが、能力面はソダシやサトノレイナス、メイケイエールといった上位陣に割り込む力を持つ一頭と評価しています。
高い能力面と及第点以上のラップ適性、そして土曜日16時点の単勝オッズは30倍越えの高配当。
この条件が揃うのであれば、推奨穴馬としてククナを推したいと思います。
その走りに期待します。
桜花賞2021 対抗馬
ここからは桜花賞のラップ分析から考える対抗馬をご紹介します。
今年の桜花賞の対抗馬ですが、「④ソダシ」を推奨します。
こちらはソダシのデビュー戦から前走阪神ジュベナイルフィリーズまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからソダシのラップ適性を分析すると、「底力型~瞬発力型×ラップスピード11秒60~12秒30」のレースで結果を残していることが分かります。
脚質型は底力型~瞬発力型、ラップスピードは高速ラップから低速ラップまでこなす、幅広いラップ適性がソダシの特徴です。
桜花賞で求められるラップ適性に対しては、G1制覇を飾った前走の阪神ジュベナイルフィリーズが合致して高評価。
このような背景から、ソダシは桜花賞に対して非常に高いラップ適性が見込めます。
ラップ適性の評価は、最上級の「A」評価をつけます。
ラップ適性として底力型~瞬発力型まで、そしてラップスピードも高速ラップから低速ラップまでこなし、オールラウンダーなラップ適性が見込めるソダシですから、マイル戦ではG1競走となっても凡走は考えづらいです。
追切の動きも抜群ですし、勝負気配が漂います。
このような背景から本命馬に匹敵する対抗馬として強く推奨したい一頭です。
桜花賞2021 本命馬
それではこの記事の最後に桜花賞のラップ分析から考える本命馬をご紹介します。
今年の桜花賞の本命馬ですが、「⑱サトノレイナス」を推奨します。
こちらはサトノレイナスのデビュー戦から前走阪神ジュベナイルフィリーズまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからサトノレイナスのラップ適性を分析すると、「バランス型・瞬発力型×ラップスピード11秒60~12秒20」のレースで結果を残していることが分かります。
ディープインパクト産駒らしい末脚のキレを活かす瞬発力勝負に強いことがサトノレイナスの特徴です。
桜花賞で求められるラップ適性に対しては、ソダシにハナ差の2着で敗れた阪神ジュベナイルフィリーズが合致します。
この阪神ジュベナイルフィリーズは出遅れ、直線で進路が確保できたのは残り200mと決してスムーズなレースではありませんでした。
それでもソダシとハナ差の2着ですから、発揮したパフォーマンスは高く評価できます。
そのためラップ適性の評価は、ソダシ同様に最上級評価の「A」をつけます。
枠順は大外枠になりましたが、桜花賞は大箱の阪神外回りコースでレースが開催されますし、終いを活かす競馬が活きると考えればそこまで悲観する必要はないでしょう。
レース前日の土曜日のレースでも外差しがよく決まっていましたので馬場傾向も、サトノレイナスにとって悪くありません。
最終的にはラップ適性が「A」のソダシとサトノレイナス、どちらを本命馬にするかをかなり迷いました。
状態面で見るとソダシの方が上と感じましたので、金曜日の夜や土曜日の朝の段階では一旦はソダシを本命にしようかと思いました。
ただし、最終的には初志貫徹。
1週前の記事で強く推奨したサトノレイナスを本命で推奨します。
このような背景から、今年の桜花賞はサトノレイナスで勝負します。
桜花賞2021 まとめ
以上、この記事では桜花賞の予想についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。