この記事では、注目の重賞レース「札幌記念」の最終予想を特集します。ご紹介する内容は、ラップ分析から考える本命馬と推奨穴馬3頭についてです。馬券予想にぜひご参考ください。
札幌記念2021 本命馬
それでは早速ですが、今年の札幌記念の本命馬をご紹介します。今年の札幌記念の本命馬ですが、④ラヴズオンリーユーを推奨します。
上図はラヴズオンリーユーの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。ラップマトリックスから考えるラヴズオンリーユーのラップ適性の特徴ですが、中距離戦の持続力型から瞬発力型のレースに強いことがあげられます。
芝中距離戦の良馬場であれば、ある程度幅広いラップ適性「オールラウンダーなラップ適性」が見込めます。 A、B+、B、B-、Cの5段階で評価するラップ適性の評価は「B+」と高評価をつけます。
懸念していた馬場状態についても、レース開催時までは曇りとなっており、この馬が得意とする高速馬場の良馬場開催が想定されます。そうなると今回のメンバー構成であれば、ラヴズオンリーユーが能力的に1枚も2枚も抜けている評価です。
札幌記念2021 推奨穴馬
ここからは札幌記念の推奨穴馬についてご紹介します。ラヴズオンリーユーを軸として置くなら、相手には高配当が期待できる馬を絡めたいところです。そのような視点から、推奨穴馬として3頭をピックアップします。
まず1頭目の推奨穴馬には、「①ステイフーリッシュ」を取り上げます。
中距離戦の持続力型のレースに強いステイフーリッシュ。このステイフーリッシュのラップ適性は、札幌記念で求められるラップ適性とも合致します。長期休養明けとなる一戦ですが、追切からは力を発揮できる状態と考えていますので、推奨穴馬筆頭格として期待したい一頭です。
次に2頭目には、「②サトノセシル」を取り上げます。
ステイフーリッシュ同様に、中距離戦の持続力型のレースを中心に高いパフォーマンスを発揮してくるのがサトノセシルのラップにおける特徴です。中距離戦の中速ラップの持続力型のレースにおいては、ここまで4戦して馬券圏外を外していません。
ルメール騎手鞍上で実力以上に人気になっている点は気になるものの、高いラップ適性は期待できます。相手候補の一頭として抑えておきたいところです。
最後の3頭目には、大穴で「⑨アイスバブル」を推奨します。
直近10戦のラップマトリックスから分かるように、中距離戦における中速ラップの持続力型のレースでは、前走の函館記念、昨年の目黒記念で2着と穴をあけ、それ以外のレースは凡走と面白いほどラップ適性の傾向が出ている馬です。
今回の札幌記念で求められるラップ適性は、この馬が穴をあける得意とするラップ適性です。今年の札幌記念で大穴で狙うなら、この馬と考えています。
