こんにちは。KAZUです。
この記事では、春のスプリント王決定戦「高松宮記念」の予想第2弾を特集します。
ご紹介する内容は、高松宮記念の準有力馬3頭ラウダシオン、モズスーパーフレア、ライトオンキューのラップ適性についてです。
なお高松宮記念の有力馬3頭レシステンシア、ダノンスマッシュ、インディチャンプのラップ適性については、過去の予想第1弾の動画でご紹介しています。
まだチェックされていないという方については、下記の記事もご参考ください。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://legends.jp/takamatsunomiyakinen2021-1/]
それでは高松宮記念の準有力馬についてラップ分析からしっかりと予想していきます。
ラウダシオン ラップ適性
まず初めに「ラウダシオン」を取り上げます。
こちらはラウダシオンのデビュー戦から前走シルクロードステークスまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからラウダシオンのラップ適性を分析すると、「底力型・持続力型×ラップスピード11秒60~12秒00」のレースを得意にしていることが分かります。
リアルインパクト産駒らしくワンペースな持続力勝負に強く、コースは明らかに右回りよりは左回りの方が向く馬です。
今年の高松宮記念で求められるラップ適性は良馬場想定であれば「底力型×ラップスピード11秒10~11秒30」。
このラップ適性に対して、ここまで経験はありません。ただ近接する前走シルクロードステークスで3着という結果を残しています。
A、B+、B、B-、Cの5段階で評価するラップ適性の評価は及第点と言え、「B」とします。
馬場については、超高速馬場を除けば高速馬場から超低速馬場までこなすオールラウンダーな適性を示しています。
この点はプラス材料です。
このような点をふまえると、最終的に良馬場開催になった場合にG1スプリント戦の超高速ラップに適応できるかどうかがポイントです。
左回り巧者とは言え、超高速ラップの適性が未知数であることをふまえると積極的には推しづらい一頭です。
モズスーパーフレア ラップ適性
次に昨年のこのレースの覇者で連覇を狙う「モズスーパーフレア」を取り上げます。
上図はモズスーパーフレアの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからモズスーパーフレアのラップ適性を分析すると、「底力型・持続力型×ラップスピード11秒10~11秒50」のレースで結果を残していることが分かります。
ただし、モズスーパーフレアが得意とするラップ適性においても高松宮記念で勝利、スプリンターズステークスで2着と好走したと思えば、G3のシルクロードステークスや京阪杯で着外と好走・凡走の差が激しく、ラップ適性以上にこの馬の競馬ができるかどうかが好走の鍵と言えます。
高松宮記念で求められるラップ適性に対してはスプリンターズステークスで2着、一昨年の高松宮記念で15着と両極端な成績を残しています。
そのためラップ適性の評価は「B」と平均的な評価に留めます。
馬場状態については極端な馬場状態にならなければ適応できる力はあります。
このような点をふまえると結局はこの馬の競馬ができるかどうか・・・
この個性を加味すれば人気になれば嫌い、人気薄であれば買いたい馬。オッズ次第で最終ジャッジが分かれる一頭です。
あとは脚質的に枠順も大切になってくるでしょう。
最終的な評価としては、人気薄かつ好枠という条件が揃えば、一発狙いでモズスーパーフレアという選択肢もあると考えています。
ライトオンキュー ラップ適性
この記事の最後に「ライトオンキュー」を取り上げます。
上図はライトオンキューの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからライトオンキューのラップ適性を分析すると、「底力型・持続力型×ラップスピード11秒30~11秒80」のレースを得意にしていることが分かります。
スプリント戦でやや時計のかかる条件下がこの馬にとってベストな舞台で、レースが超高速決着のスピード勝負になると分が悪いことがライトオンキューの特徴です。
高松宮記念で求められるラップ適性に対しては、ここまで1戦、函館スプリントステークスを経験して6着と言う結果を残しています。
ただし、適性が近接するUHB賞やシルクロードステークスでは2着と好成績をあげていますので悪くはないでしょう。
高松宮記念で求められるラップ適性に対しては結果が出せていないライトオンキューですが、少しでもラップスピードが低速化すればライトオンキューの得意とするゾーンに入っていきます。
このライトオンキューの得意とするラップ適性のゾーンに入ってきた場合は6戦して3勝、2着3回と連対を外していません。
このような背景をふまえて、ラップ適性の評価は「B+」と高評価をつけます。
馬場については超高速馬場は向かない一方、平均的な中速馬場、重たく時計のかかる低速馬場になれば力をしっかりと発揮してきます。
パンパンの良馬場で超高速馬場になると買いづらい一頭ですが、良馬場でも平均的な中速馬場、また稍重~不良など道悪馬場で時計のかかる低速馬場になればG1でも一気の台頭が期待できる馬。
当日の馬場状態から例年よりはラップスピードの低速化が見込めるようであれば、本命候補まで考えられる一頭です。
高松宮記念2021 まとめ
今回ご紹介した準有力馬3頭の中から選ぶ、ラップ適性で考える高松宮記念の推奨馬ですが「ライトオンキュー」をあげます。
この馬のパフォーマンスを発揮できる道悪馬場になれば、一気の浮上が期待できるライトオンキュー。
馬場が鍵を握りますが、条件さえ揃えば勝ち負けまで期待できる一頭ではないかと評価しています。
なお馬場状態も含めた最終的な本命馬については、レース前日の土曜日に別の動画でご紹介をできればと思います。
以上、この記事では高松宮記念の予想についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。