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天皇賞秋2020予想|ラップ分析!フィエールマン、ダノンキングリーなど特集!

こんにちは!
いつも競馬知恵袋をお読みいただき、ありがとうございます。

この記事では注目のG1競走「天皇賞秋」の予想について特集します!
ご紹介する内容は天皇賞秋のアーモンドアイ、クロノジェネシスに次ぐ準有力馬3頭、フィエールマン、ダノンキングリー、キセキのラップ適性についてです。

天皇賞秋をラップからしっかりと予想していきます。ぜひ、最後までお読みください。

天皇賞秋2020 予想のポイント

この記事の初めに、天皇賞秋の予想のポイントとなるラップ分析について簡単にご紹介します。

天皇賞秋2020 ラップ傾向

20201025_天皇賞秋 ラップ傾向2

上図のグラフは直近5年の天皇賞秋の1ハロン毎の個別ラップをまとめたグラフです。

天皇賞秋は良馬場であれば高速ラップ下の上り3Fの末脚勝負が特徴のレースです。
良馬場であれば、レース全体の上り3Fは34秒台前半。天皇賞秋で好走するためには、高速ラップの末脚適性が求められます。

また末脚適性と同様に天皇賞秋を予想する上で抑えておきたいのが脚質適性。
直近5年の天皇賞秋の脚質別成績を分析すると、脚質としては先行、差しの良績が目立ち、次点で逃げ、追込については厳しい成績となっています。

4コーナーの位置取りについても脚質傾向を示す結果となっており、直近5年の天皇賞秋では、4コーナー5番手以内の馬が5勝、2着2回、3着3回、複勝率31.3%と好成績。直近5年の天皇賞秋の全ての勝馬が、4コーナーで5番手以内に位置取っている点は大きなポイントです。

このような末脚適性・脚質適性をふまえると、天皇賞秋は先行もしくは好位差しから直線の上り3Fで速い末脚を繰り出せる馬が好走パターンといえます。

天皇賞秋 ラップマトリックス

20201025_天皇賞秋 ラップマトリックス

続いては、天皇賞秋のラップ傾向をラップスピードと脚質型の2軸で考えるラップマトリックスに落とし込んでいきます。

このラップマトリックスとはラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(競馬ソフト「ターゲットフロンティア」で使用される数値「RPCI」)を横軸に取り、対象レースのラップ適性を散布図にまとめたグラフです。

ラップマトリックスを用いて天皇賞秋のラップ分析を行うと、縦軸のラップスピードは特殊な馬場となった2017年を除くと11秒60~11秒90が基本です。
また横軸の脚質型についてはバランス型・瞬発力型が基本です。

このような背景をふまえて考える、天皇賞秋で求められるラップ適性ですが「バランス型・瞬発力型×ラップスピード11秒60~11秒90」に設定します。

この後ご紹介するフィエールマン、ダノンキングリー、キセキの準有力馬3頭のラップ適性については、この求められるラップ適性を判断軸に分析を行っていきます。

天皇賞秋2020 準有力馬ラップ分析

ここからは天皇賞秋の準有力馬3頭フィエールマン、ダノンキングリー、キセキのラップ分析についてご紹介していきます。

フィエールマン ラップ分析

20201026_フィエールマン

まず初めに取り上げるのが、フィエールマンです。

上図はフィエールマンの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるフィエールマンのラップ適性は、ラップスピードは中長距離戦における中速ラップ~低速ラップ、脚質型はバランス型~超瞬発力型に強いことがあげられます。
現役最強のステイヤーらしい長距離戦の低速ラップに強いことが特徴と言えます。

フィエールマンの天皇賞秋に対するラップ適性を考えると、求められるラップ適性がバランス型・瞬発力型であることは合うでしょう。一方でラップスピード11秒台後半の中距離戦の高速ラップに対する適性は、未知数と言わざる負えません。
終わってみれば「中距離戦の高速ラップに対しても高い適性があった」となる可能性もありますが、前走天皇賞春からの一気の距離短縮ローテを考えるとここは疑ってかかりたいところです。

また低速ラップに強く、前走天皇賞春からの一気の距離短縮ローテで気になるのが追走力です。天皇賞秋は直近5年で4コーナー5番手以内が5勝と好成績をあげているように、ある程度ポジションを取れないと勝負になりません。
さらに距離短縮ローテはAJCC、札幌記念と2戦して、いずれも勝利を取りこぼしています。
このような点からも疑問符がつきます。

天皇賞秋の脚質型「バランス型・瞬発力型」に対するラップ適性は評価しつつも、ステイヤー気質な個性からくるラップスピードに対する適性ならびに一気の距離短縮ローテによる追走力の課題から高く評価はできない一頭と考えています。

ダノンキングリー ラップ分析

20201026_ダノンキングリー

次に取り上げるのが、ダノンキングリーです。

上図はダノンキングリーのデビュー戦から前走安田記念のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるダノンキングリーのラップ適性は、ラップスピードは芝1800m~芝2000mにおける超高速ラップ~高速ラップ、脚質型は底力型~超瞬発力型に強いことがあげられます。
速い時計が出る条件下での芝1800m~芝2000mのレースであれば、ハイペース・スローペースの展開を問わず高いパフォーマンスを発揮してくることが特徴といえます。

そのような点で考えれば、天皇賞秋に対するラップ適性は高いものが見込めます。
実際に天皇賞秋で求められるラップ適性「バランス型・瞬発力型×ラップスピード11秒60~11秒90」と合致する昨年の毎日王冠では、アエロリット、インディチャンプを子ども扱いで圧勝しています。

前走の安田記念7着の凡走はいくら超高速ラップ・高速ラップが得意とはいえ、ラップスピード11秒50を切るようなマイル戦の超高速ラップが合わなかった印象です。
10週以上間隔を空けた休み明けのレースは3戦3勝と抜群で、距離延長ローテも苦にしません。

このように今回は好走条件が揃いました。
近走の成績はいま一つですが、ここは好勝負が期待できそうです。

キセキ ラップ分析

20201026_キセキ

この記事の最後に取り上げるのが、キセキです。

上図はキセキの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるキセキのラップ適性は、ラップスピードは中距離戦における高速ラップ~中速ラップ、脚質型は持続力型~瞬発力型に強いことがあげられます。
3歳時の菊花賞の勝利と豊富なスタミナを示すレース内容から長距離戦が得意な印象を受けるキセキですが、近走は中距離戦に良績が集中しています。これは気性的な難しさが影響しているためでしょう。

天皇賞秋に対するラップ適性は、近走の好走レースと天皇賞秋で求められるラップ適性が近接していることから一定のラップ適性が見込めます。
また東京コースで行われるG1レースは、いずれも馬券圏内の走りを見せていることも後押しします。

一方で気になるのは、近走定着した「出遅れ癖」。
度々ご紹介していますが、天皇賞秋の好走パターンは4コーナー5番手以内の先行・好位差しです。そのような点で考えれば、出遅れは致命傷といえるでしょう。

このような背景からラップ適性は一定の評価をしつつも、出遅れ癖が大きなマイナス材料で安定感に欠け、最終的には買いづらい一頭と評価しています。

 

以上、この記事では注目のG1競走「天皇賞秋」の予想についてご紹介しました。

今回、ご紹介した内容が馬券を予想する上で少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。