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エリザベス女王杯2019|血統分析!予想のポイントはヘイローの増強【競馬知恵袋】

好走血統

こんにちは!KAZUです。
いつも競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!

この記事では、「エリザベス女王杯」を予想する上で抑えておきたい血統傾向を特集します。過去の成績から導く、高いレース適性を示す「好走血統」は必見です。

馬券予想に、ぜひご参考ください!



エリザベス女王杯2019の好走血統

それでは早速ですが、エリザベス女王杯を予想する上で抑えておきたい好走血統をご紹介します!

好走血統は「ヘイローの血の増強」

エリザベス女王杯の好走血統は、「ヘイローの血の増強(ヘイローのニアリークロス)」です!

まず前提として、エリザベス女王杯はラスト3ハロンの上り勝負になりやすいレースです。過去10年のエリザベス女王杯の上り3ハロン1位の馬の勝率が35.7%、複勝率は71.4%、単複回収率150%超えと非常に好成績であることが、その傾向を物語っています。

そのようなレースにおいて求められるのは、当然ながら速い脚を生み出す「瞬発力」です!
それでは、「瞬発力を生み出す血統」とはどのような血統なのでしょうか!?

僕はディープインパクトの瞬発力の根源ともなっている「ヘイローのニアリークロス」と考えています。


「ヘイローのニアリークロス」とは名種牡馬ヘイローと同血ではないものの、血統構成が近い馬とのクロス、インブリードを意味します。具体的には血統表の約4分の3が同血であることです。
このニアリークロスは、血統論のパイオニアである笠雄二郎氏が掲げた理論で、一般的なクロスよりも効果が高いと言われています。

ヘイローにおいては、サーアイヴァーやドローン、レッドゴッド、ボールドネシアンなどがニアリークロスとされます。ディープインパクトにおいてもヘイロー≒サーアイヴァーの2×4ニアリークロスを内包しており、このニアリークロスがディープインパクトの極限レベルの瞬発力の根源となっています。


実際にエリザベス女王杯の過去の好走馬の血統を分析すると、2018年・2017年2着のクロコスミアがヘイロー≒レッドゴッドの3×5のニアリークロスを内包。2017年・2016年3着のミッキークイーンも同様にヘイロー≒レッドゴッドの3×5のニアリークロスを内包しています。

エリザベス女王杯は、ラスト3ハロンの瞬発力勝負のレースになることから、ヘイローの血を活性化して瞬発力を高めた馬を狙っていきたいレースといえます!


好走血統の該当馬

今年の出走予定馬で、ヘイローのニアリークロスを内包する馬は、先ほどご紹介したクロコスミア(ヘイロー≒レッドゴッド 3×5)に加えて、 クロノジェネシス(レッドゴッド≒ヘイロー 3×3)、フロンテアクイーン(ドローン≒ヘイロー 5×3)、ポンデザール(ヘイロー≒サーアイヴァー 3×5・5)、 ラッキーライラック(ヘイロー≒ボールドネシアン 4×5)の5頭です。

【好走血統】

ヘイローの血の増強(ヘイローのニアリークロス)

  1. クロコスミア(ヘイロー≒レッドゴッド 3×5)
  2. クロノジェネシス(レッドゴッド≒ヘイロー 3×3)
  3. フロンテアクイーン(ドローン≒ヘイロー 5×3)
  4. ポンデザール(ヘイロー≒サーアイヴァー 3×5・5)
  5. ラッキーライラック(ヘイロー≒ボールドネシアン 4×5)

その中でも、重厚な欧州血統が先行するバゴ産駒でありながら、日本の芝の高速馬場にも対応できる鋭い瞬発力を発揮するクロノジェネシスが持つ「レッドゴッド≒ヘイロー 3×3」のニアリークロスは、まさに好走血統と言えます!

しっかりと抑えておきたい一頭です!!

【血統コラム】
活躍馬を生み出す「ヘイローのニアリークロス」

ここで、今回の好走血統である「ヘイロー」について触れておきます。

以前の記事でも触れましたが、ヘイローと言えば名種牡馬サンデーサイレンスの父として有名です。米国で生まれ活躍した馬で、種牡馬としてはサンデーサイレンスの他にタイキシャトルの父デヴィルズバッグやアルゼンチンの名種牡馬サザンヘイロー、キングヘイローの母グッバイヘイローなどを送り出しています。

ヘイローは気性がすこぶる荒く、「厩務員の腕に噛み付いて振り回す」 など恐ろしいエピソードが残っています。一方、レースではその気性の荒さが闘争心へと繋がり活躍しました。

ヘイローの血統の本質的な特徴は豊かなスピードと俊敏性、走りに無駄がなくそつのない走りをすると言われています。この特徴が日本の高速馬場に最適な「キレ味鋭い瞬発力」に繋がり、名種牡馬サンデーサイレンスを通じて日本競馬に変革を起こしました。

エリザベス女王杯の好走血統である「ヘイローの血の増強(ヘイローのニアリークロス)」は、先ほどご紹介したディープインパクトの他にマンハッタンカフェなど多くの活躍馬を生み出しています。

エリザベス女王杯は、「ヘイローのニアリークロス」が好影響を与えるレース。予想をする上で抑えておきたい好走血統でしょう!



エリザベス女王杯2019の好走血統のまとめ

それでは最後に、今回ご紹介したエリザベス女王杯の好走血統と該当馬についてまとめます!

【エリザベス女王杯の好走血統と該当馬】

ヘイローの血の増強(ヘイローのニアリークロス)

  1. クロコスミア(ヘイロー≒レッドゴッド 3×5)
  2. クロノジェネシス(レッドゴッド≒ヘイロー 3×3)
  3. フロンテアクイーン(ドローン≒ヘイロー 5×3)
  4. ポンデザール(ヘイロー≒サーアイヴァー 3×5・5)
  5. ラッキーライラック(ヘイロー≒ボールドネシアン 4×5)

以上、この記事ではエリザベス女王杯を予想する上で抑えておきたい好走血統について特集しました。ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば嬉しいです!

なお、エリザベス女王杯の最終予想については下記の記事でご紹介しています。ぜひご参考下さい!

最終予想!
エリザベス女王杯2019 血統予想!ヘイローのニアリークロスで馬券を狙う|競馬知恵袋

こんにちは!最近はYouTubeチャンネル「KAZUの競馬予想」を開設して、動画でも予想をお伝えするのがマイブームのKAZUです。(たくさんの方にチャンネル登録、ご視聴をいただいています!) この記事 ...

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最後までお読みいただきありがとうございました。


【参考サイト】
望田潤氏の競馬blog「血は水よりも濃し」

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。