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【京都牝馬ステークス2024予想】S評価は一頭!ラップ適性から選ぶ推奨馬!

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こんにちは!カズです。

この記事では、京都牝馬ステークス(2024年)の予想としてラップ分析とラップ分析から選ぶ推奨馬について特集します。

馬券予想にご参考ください。

京都牝馬ステークスの予想のポイント

初めに京都牝馬ステークスの予想のポイントをご紹介します。
京都牝馬ステークスの予想のポイントには、以下の内容が挙げられます。

■ラップ分析
持続力と一定の瞬発力が求められる。
過去5年平均の勝ち時計は道悪馬場の影響もあり、1.22.5とやや時計がかかっている。
良馬場開催でも、一定のスタミナが必要。

■馬場傾向
今週からDコース替わり。
良馬場の場合は、馬場指数「-0.9〜0.0」の中速馬場。
道悪馬場になれば、馬場指数「0.1以上」の低速馬場〜超低速馬場を想定。

■脚質傾向
京都芝1400mで開催された過去5年の成績では、差しが[4-2-3-26/35]・複勝率:25.7%と好成績。逃げ、追込は不振。
脚質としては、差し=有利、先行=フラット、逃げ・追込=不利の傾向。

その中でも次以降では、予想の軸となるラップ分析についてご紹介します。

ラップ分析

京都牝馬S2024 個別ラップ

上図は、京都芝1400mで開催された直近5年の京都牝馬ステークスの個別ラップをまとめたグラフです。
赤色のグラフが5年平均を示します。

個別ラップのグラフから見て取れるように、京都牝馬ステークスはワンペースの持続力勝負のレースです。
その上で、京都芝外回りのコース形態を考慮すれば、一定の瞬発力も求められるとレースと言えます。

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次に独自のラップ分析ツールである「ラップマトリックス」で求められるラップ適性を分析すると、脚質型は底力型〜バランス型の傾向を示しています。

今年のメンバー構成から展開を考察すると、逃げ馬候補にはモズメイメイ、ウインシャーロットが想定されます。両馬が競ってペースが速くなることは考えづらく、例年通りのペースが想定されます。

このような傾向から求められるラップ適性は、良馬場は「底力型〜バランス型×ラップスピード11.60〜11.85」、道悪馬場は「底力型〜バランス型×ラップスピード11.86〜12.10」を想定します。

【参考:ラップマトリックスとは】
縦軸にラップスピード、横軸に上がり3ハロンと上り3Fを除く道中の平均3Fのラップ変化をレースペース変化指数として取り、該当レースのラップ適性を散布図としてまとめたグラフです。
グラフの縦軸から短距離戦・長距離戦や高速ラップ・低速ラップへの適性が分かり、横軸からは前傾ラップ・後傾ラップや底力勝負・持続力勝負・瞬発力勝負への適性が分かります。

 

ここまで京都牝馬ステークスの予想のポイントをご紹介しました。

次以降でご紹介する出走予定馬の評価については、この予想のポイントを軸に評価を行っていきます。

京都牝馬ステークスの出走予定馬の評価

ここからは京都牝馬ステークスの出走予定馬の評価を特集します。

評価については、良馬場・道悪馬場に分けてS、A、B、Cの4段階評価で行なっていきます。

ナムラクレア

京都牝馬S2024 ナムラクレア

上図はナムラクレアの直近10戦を対象にしたラップマトリックスです。
プロットしたグラフには、レース名、人気と着順、コース、馬場状態と馬場指数を記載しています。

京都牝馬Sで求められるラップ適性に対しては、良馬場はキーンランドC:1着や桜花賞:3着、道悪馬場は高松宮記念:2着の適性が合致します。
ラップ適性の評価は、良馬場、道悪馬場ともに「S」評価です。

今の時計がかかる京都競馬場の馬場傾向も合いますし、道悪馬場の低速馬場・超低速馬場も問題ありません。
能力は最上位評価でき、不安要素は芝1400mへの延長ぐらいでしょう。
それでも今回のメンバーであれば、能力で押し切ってしまう可能性は高いと予想します。

メイケイエール

京都牝馬S2024 メイケイエール

上図はメイケイエールの国内直近10戦を対象にしたラップマトリックスです。

京都牝馬Sで求められるラップ適性に対しては、良馬場は適性が合致するレースはなく、道悪馬場は昨年の高松宮記念:12着の適性が合致します。
ラップ適性の評価は、良馬場、道悪馬場ともに「B」評価です。

前々走のスプリンターズSのパフォーマンスからは復調の兆しが見えます。また能力においてもナムラクレア同様に高く評価できます。
それでも気性的な難しさ、ラップマトリックスの傾向から強調する材料がない点を考慮すると、押さえまでの一頭と予想します。

ソーダズリング

京都牝馬S2024 ソーダズリング

上図はソーダズリングの直近7戦を対象にしたラップマトリックスです。

京都牝馬Sで求められるラップ適性に対しては、良馬場は適性が合致するレースはなく、道悪馬場はオークス:8着の適性が合致します。
ラップ適性の評価は、良馬場、道悪馬場ともに「B」評価です。

ここまで馬券に絡んだレースは、瞬発力勝負のレースが基本です。そのため、時計がかかる馬場での持続力勝負のレースへの適性は疑問符がつきます。

この馬も評価しても、押さえまでと予想します。

ロータスランド

京都牝馬S2024 ロータスランド

上図はロータスランドの直近10戦を対象にしたラップマトリックスです。

京都牝馬Sで求められるラップ適性に対しては、良馬場は適性が合致するレースはなく、道悪馬場は高松宮記念:6着の適性が合致します。
京都芝1400mはここまで2戦して全て馬券圏内で、やや時計のかかる馬場で持続力勝負という条件下はこの馬にとって高いパフォーマンスが発揮できる舞台です。
そのため、ラップ適性も高いものが見込めるでしょう。

ラップ適性の評価は、良馬場、道悪馬場ともに「A」評価です。

直近2走のレース内容も評価ができ、今回のメンバーであれば能力も上位評価できます。
相性の良い岩田騎手からの乗り替わりはかなり痛手ですが、それでも期待値は高い一頭と予想します。

プレサージュリフト

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上図はプレサージュリフトの直近9戦を対象としたラップマトリックスです。

京都牝馬Sで求められるラップ適性に対しては、良馬場は桜花賞:11着、道悪馬場は秋華賞:9着の適性が合致します。
ラップ適性の評価は、良馬場は「B」、道悪馬場は「C」評価です。

高速馬場の高速決着や高速馬場の瞬発力勝負のマイル戦で持ち前のスピードを活かす形がベストな馬だけに、時計のかかる馬場での持続力勝負においては評価を少し下げる必要があります。
そのため評価しても、良馬場において押さえまでと予想します。

ウインシャーロット

京都牝馬S2024 ウインシャーロット

上図はウインシャーロットの直近10戦を対象にしたラップマトリックスです。

京都牝馬Sで求められるラップ適性に対しては、良馬場はターコイズS:2着などの適性が合致し、道悪馬場は適性が合致するレースはありません。
ラップ適性の評価は、良馬場、道悪馬場ともに「B」評価です。

ラップマトリックスの傾向は良く水準以上の評価ができるウインシャーロットですが、気になるのが脚質です。
京都牝馬Sは逃げ馬の成績が不振で、今回、仮に番手につけたとしても馬場傾向を考えると厳しいイメージが強いです。
高速馬場の持続力勝負を先行して、良好な馬場コンディションを活かしての粘り込みが好走パターンだけに今回はやや疑問符がつきます。
そのため、この馬も評価しても押さえまでと予想します。

 

まとめ

京都牝馬S2024 まとめ

この記事では、京都牝馬Sの予想を特集しました。

特集した出走予定馬の評価をまとめると、良馬場、道悪馬場ともに推奨馬はS評価のナムラクレア、A評価のロータスランドの2頭となります。
ナムラクレアが極端にオッズを集めて馬券期待値が見込めない限り、基本的には能力とラップ適性が上位のナムラクレア中心で良いというのが見解です。
ナムラクレアが圧倒的な人気で全く馬券期待値が見込めない場合は、ロータスランドを中心に、といった形で考えています。

今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。