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この記事では、「エリザベス女王杯」を予想する上で抑えておきたいデータ・レース傾向を特集します。過去10年のデータを分析することで導いたレース傾向は必見です。
馬券予想に、ぜひご参考ください!
まず初めに、この記事の内容についてご紹介します。
この記事では、前半にエリザベス女王杯の出走予定馬のメンバーを見て、気になるデータ・レース傾向を3つ取り上げます。そして、後半にその他で特筆すべきデータ・レース傾向をご紹介する2本立ての内容です。
目次
それでは、まいりましょう!
エリザベス女王杯2019 予想のポイント|気になるデータ・レース傾向
まず、エリザベス女王杯の出走予定馬のメンバーを見て、気になるデータ・レース傾向を3つご紹介します!
【気になるデータ・レース傾向】
- 3歳馬が古馬に交じって力を発揮できるのか!?
- 昇級戦、もしくは格上挑戦の馬が通用するのか!?
- 好走傾向のローテーションは、前走がどのようなレースか!?
3歳馬は古馬に交じって力を発揮できるのか!?
まず1つ目のポイントは、「3歳馬が古馬に交じって力を発揮できるのか!?」です。
今年のエリザベス女王杯は、クロノジェネシス、ラヴズオンリーユー、ショドウディーヴァと3歳馬が3頭出走予定です。しかも、クロノジェネシスとラヴズオンリーユーは、間違いなく単勝オッズ一桁台の有力馬です。3歳馬が通用するレースなのかどうかという点は、必ず抑えておきたいポイントでしょう!
過去10年のエリザベス女王杯の年齢別成績を分析すると、3歳馬は勝率7.3%、連対率17.1%、複勝率24.4%となっています。単複回収率は今一つですが、成績としては好走傾向です。
近年では2017年1着のモズカッチャンや2015年3着のタッチングスピーチ、2014年2着のヌーヴォレコルトが馬券に絡んでいます。
年齢別成績全体の傾向で考えた場合は、3歳馬と4歳馬が複勝率約25%と好成績。エリザベス女王杯は3歳馬、4歳馬といった若い馬が走る傾向にあります。
昇級戦、もしくは格上挑戦の馬が通用するのか!?
次に2つ目のポイントは、「昇級戦、もしくは格上挑戦の馬が通用するのか!?」です。
1週前時点の出走予定馬では、大原S(3勝クラス)を勝ったアメリアブルーム、同レース6着のレッドラフェスタ、日本海S(3勝クラス)を勝ったゴージャスランチ、古都S(3勝クラス)3着のブライトムーン、六社S(3勝クラス)3着のミスマンマミーアの5頭が昇級戦、もしくは格上挑戦でGⅠのエリザベス女王杯に臨みます。
昇級戦、もしくは格上挑戦の馬が通用するレースなのかどうか、この点もしっかりと抑えておく必要があります。
過去10年のエリザベス女王杯の前走クラス別成績を分析すると、昇級戦にあたる馬は27頭出走していますが、馬券に絡めたのは2頭。2013年2着のラキシス、2012年3着のピクシープリンセスのみです。
現在の3勝クラスにあたる前走1600万下のレースについては、過去10年でエリザベス女王杯に19頭出走しており、馬券に絡めた馬は0頭。これは明らかに不振です。
前走クラス別成績全体で考えると、GⅡ以上の格のある重賞組が複勝率20.0%以上と好走傾向です。一方でGⅢ以下のレースは馬券に絡めたのは、過去10年で2頭のみ。それも前走1000万下のレースです。
エリザベス女王杯は、前走GⅡ以上のレースを使った実績のある馬から狙うレースといえそうです!
好走傾向のローテーションは、前走がどのようなレースか!?
3つ目のポイントは、「好走傾向のローテーションは、前走がどのようなレースか!?」です。
エリザベス女王杯の主要なローテーションと言えば、前走秋華賞組、府中牝馬組の2本軸に京都大賞典組を加えた内容でしょう。
では、このローテーションでの成績の差はどのような傾向があるのか!?この点もしっかりと抑えておきたいポイントです!
過去10年のエリザベス女王杯の前走レース別成績を分析すると、秋華組が29頭中8頭馬券に絡んでおり、複勝率27.6%と安定して好走しています。一方の府中牝馬組は複勝率15.8%、「可もなく不可もなく」といったところでしょうか。
抑えておきたいのが、京都大賞典組で過去10年で3頭馬券に絡んでいます。2009年には11番人気で1着のクィーンズスプマンテ、12番人気で2着のテイエムプリキュアと大穴をあけました。今年の京都大賞典組はウラヌスチャームが該当馬です。
秋華賞組が好走傾向で、京都大賞典組が大穴をあけるという傾向は頭に入れて予想を進めていきたいです!
エリザベス女王杯2019 予想のポイント|特注のデータ・レース傾向
ここからは、「気になるデータ・レース傾向」以外に特注の傾向を3点ご紹介します。
まず1点目の特注のデータ・レース傾向は、「顕著なリピーターレース」であることです!
過去10年のエリザベス女王杯では、2年連続で同一馬の好走が続くリピーターレースの傾向が顕著です。
2010年・2011年のスノーフェアリーの連覇に始まり、2013年3着、2014年1着のラキシス、2016年・2017年3着のミッキークイーン、2017年・2018年2着のクロコスミアなど、エリザベス女王杯を2年連続で好走した馬をあげればきりがありません。
ここまでリピートして走る傾向にあるのであれば、当然ながら2年連続で好走しているクロコスミアは要注意の一頭でしょう!
次に2点目の特注のデータ・レース傾向は、「上り3ハロンで1位の馬が馬券に絡む」ことです!
過去10年の上り3ハロン別成績を分析すると、上り3ハロン1位の馬が勝率35.7%、複勝率71.4%、単複回収率150%超えと非常に好成績です。
エリザベス女王杯はペースとして、ラスト3ハロンの瞬発力勝負になりやすい傾向のレースです。終いに速い脚を使える馬が馬券に絡むレースとも言えます!
3点目の特注のデータ・レース傾向は、「同距離、距離短縮が好走傾向」であることです!
過去10年の前走距離別成績を分析すると、同距離が勝率15.4%、複勝率38.5%、単複回収率100%超え。距離短縮組が勝率7.7%、複勝率19.2%、単複回収率150%超えと好成績です。
今年のエリザベス女王杯の出走予定馬では、同距離組がゴージャスランチの1頭。距離短縮組がウラヌスチャーム、ブライトムーン、ボンデザール、ミスマンマミーア、ラヴズオンリーユーの5頭です。
条件戦あるいはGⅢ以下のレースを使ってきた馬は多少割引く必要がありますが、抑えておきたい予想のポイントの一つと言えます!
エリザベス女王杯2019 予想のポイント|抑えるべきデータ・レース傾向のまとめ
それでは最後に、今回ご紹介した「エリザベス女王杯のデータ・レース傾向のポイント」をまとめて締めくくります!
【気になるデータ・レース傾向】
- 3歳馬が過去10年で勝率7.3%、連対率17.1%、複勝率24.4%と十分に活躍できる。
- 前走GⅡ以下のレースを使った馬は、過去10年で馬券に絡んだのは2頭のみ。GⅡ以上を使われてきた実績のある馬から狙う!
- 秋華賞組が好走傾向で、京都大賞典組が大穴をあけるという傾向!
【特注のデータ・レース傾向】
- 2年連続で同一馬の好走が続くリピーターレースの傾向が顕著!
- 上り3ハロン1位の馬が勝率35.7%、複勝率71.4%、単複回収率150%超えと非常に好成績!
- 前走同距離組が勝率15.4%、複勝率38.5%、単複回収率100%超え。距離短縮組が勝率7.7%、複勝率19.2%、単複回収率150%超えと好成績!
以上、この記事ではエリザベス女王杯を予想する上で抑えておきたいデータ・レース傾向について特集しました。ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば嬉しいです!
なお、エリザベス女王杯の最終予想については下記の記事でご紹介しています。ぜひご参考下さい!
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エリザベス女王杯2019 血統予想!ヘイローのニアリークロスで馬券を狙う|競馬知恵袋
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