【ファンタジーステークス2019 予想】血統とレース傾向で選ぶ予想印を公開！

こんにちは！ＫＡＺＵです。
競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます！

この記事では、ファンタジーステークスの最終予想として予想印をご紹介します。馬券予想に、ぜひご参考下さい！

まず初めに、記事の内容についてご紹介します。
この記事は、前半にファンタジーステークスを予想する上で鍵となる「馬場状態」と「レース展開」を取り上げ、後半に予想印をご紹介する2本立ての内容です。

馬場とレース展開の読みは、僕が予想において重視する血統傾向と同様に重要な予想要因です。予想印とあわせてぜひチェックしてください！

【ファンタジーステークスの予想の鍵】馬場状態とレース展開

それでは、まず馬場状態について確認していきましょう。

レース前日となる金曜日時点のJRAの公式発表では、馬場状態は「良」となっています。今週からBコースが使用され、内側の傷みは多少カバーされている状況です。
先週の京都開催は、馬場が回復した日曜日のレースでも時計がかかっており、重ための印象を受けました。脚質傾向は先行馬が複勝率50%と圧倒的有利。血統傾向はディープインパクト産駒の複勝率が60%、その他はロードカナロア産駒の好走が目立ちました。

次に、レース展開について考えます。

今年のファンタジーステークスは積極的に先手を主張する馬が見当たらず、どの馬がハナを切るのか予想するのが難しい状況です。その中で、あえてあげるとすれば、ケープゴッドもしくはエレナアヴァンティのどちらかが逃げるのではと考えます。先行馬脚質の馬自体は多いので、比較的前目に集団が固まってというレースになるかもしれません。

レース全体のペースについては、毎年ファンタジーステークスはスローペースが基本のレースです。明確な逃げ馬不在となれば、今年も例年同様にスローペースが想定されます。
3コーナーの淀の下り坂から加速して、ラスト3ハロンの瞬発力勝負になると予想します。

ここまでご紹介した馬場状態とレース展開、過去の記事で取り上げた好走血統とレース傾向をまとめると、ファンタジーステークスの予想のポイントは以下のようにまとめられます。

上記の予想のポイントをふまえると、今年のファンタジーステークスは「スローペースのラスト３ハロン勝負となっても対応できる瞬発力」、「俊敏性・機動力を活かせる先行馬・差し馬」、「時計のかかる馬場でも末脚が削がれないパワーを兼備」、この点が好走するための条件、予想のコンセプトになるのではないかと考えます。

なお今回、ご紹介を割愛したレース傾向と好走血統については、関連記事で詳細を取り上げています。詳細は関連記事でチェック下さい！

関連記事

【京王杯2歳ステークス2019 予想】血統傾向｜キーブラッドを把握せよ！

こんにちは！ＫＡＺＵです。競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます！ この記事では、「京王杯2歳ステークス」を予想する上で抑えておきたい血統傾向を特集します。過去の成績から導く、 ...

続きを見る

関連記事

【京王杯2歳ステークス2019 予想】データ分析｜必見のレース傾向を把握せよ！

こんにちは！ＫＡＺＵです。競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます！ この記事では、「京王杯2歳ステークス」を予想する上で抑えておきたいレース傾向を特集します。過去10年のデータ ...

続きを見る

【ファンタジーステークス2019】血統とレース傾向で選ぶ予想印！

それではここからは、ファンタジーステークスの予想印とその根拠についてご紹介していきます！

◎（本命） ⑫マジックキャッスル

今年のファンタジーステークスの本命は、⑫マジックキャッスルです！

母ソーマジックは桜花賞3着馬、OPや重賞で活躍するソーグリッタリング（父ステイゴールド）の3/4弟にあたり、父がディープインパクトに変わり俊敏性が増しました。
好走血統の「ヘイローのクロス」持ちではありませんが、ヘイローの父であるヘイルトゥリーズンの血量が濃いことは魅力です。

父ディープインパクトに母方ロベルトの配合は、マイルを距離適性として中山など小回り急坂コースで高いパフォーマンスを発揮します。「京都芝1400m外回りに変わってどうか！？」という印象を受けなくはないですが、先週好走したトレンド血統のディープインパクト産駒ですから信頼は置けます。

血統背景も良く、デビュー2走の内容も素質の高さを感じます。「サッと好位につけて折り合える」俊敏性と気性の良さが魅力で、先行できる脚質も評価できます。

デビュー戦は荒れた福島の芝コースで快勝していますので、時計がかかる重ための馬場も問題ありません。

この後にご紹介する対抗、単穴の2頭と本命を迷いましたが、最終的には信頼のディープインパクト産駒のマジックキャッスルを本命とします！

〇（対抗） ⑭クリアサウンド

対抗には、⑭クリアサウンドを推奨します！

新種牡馬キズナ産駒の馬で、近親馬には米国で活躍したミスターグリーリーや欧州で活躍したデインヒルダンサーがいる血統背景です。

新種牡馬キズナはディープ系の種牡馬の中でも、米国血統の要素が強いと考えており、ディープ系特有のキレに馬格の大きさからくるパワーや仕上がりの早さを加えた点が特徴と捉えています。

クリアサウンドはキズナ産駒らしいパワースピードが特徴の馬で、前走の新潟2歳ステークスでは荒れた内馬場を通って4着を確保しました。勝ったウーマンズハートを含めて馬券に絡んだ3頭が、いずれも外の伸びる馬場を選んで好走している点から、この4着は高く評価できます。

デビュー戦も中京芝1400mの重馬場で強い勝ち方を見せています。

機動力もあり、先行できる点も魅力。キレるというよりは長くいい脚を使う脚質の馬なので、淀の下り坂を利用しての粘り込みに期待します！

▲（単穴）⑦ケープゴッド

単穴で推奨するのが、⑦ケープゴッドです！

父ダイワメジャーに母父イルーシヴクオリティの配合で、母ハ―ロンベイは現役時代ダート1200mから1400mで活躍した馬です。父ダイワメジャーに米国血統主体の繁殖牝馬ですから、仕上がりの早さが特徴的です。

短距離でのパワフルなスピードが売りの馬で、デビュー3戦は洋芝の函館、札幌の芝1200mを3戦して2勝。前走のすずらん賞を含めて高いパフォーマンスを発揮しています。

ダイワメジャー産駒の割にストライド的な走りをする馬で、この点はセクレタリアトのクロスが影響している印象。この走りは京都芝1400mとも合いそうです。
またヘイロー≒サーアイヴァー3×5のニアリークロスを内包しており、好走血統の「ヘイローのクロス」に近いという点では高評価です。

「ダイワメジャー産駒が、ファンタジーステークスで不振」という血統傾向が気になって評価を単穴まで下げましたが、スローペースのレースで逃げ、あるいは番手につけて、パワフルなスピードで押し切る形に持ち込めば十分1着も考えられる一頭です！

続いては、上位3頭と同様に抑えておきたい特注馬！
星評価の馬をご紹介します。

☆（星）⑤ヤマカツマーメイド

特注馬の星評価は⑤ヤマカツマーメイドです！

金鯱賞など重賞を5勝したヤマカツエースの3/4弟で、父がロードカナロアとなり、ヤマカツエースよりは柔らかさ出した血統背景です。距離適性も短距離にシフトしています。
ロードカナロアが産駒に伝える「しなやかで柔らかい走り」は淀の下り坂との相性もよい印象で、京都芝1400mとの適性は高いです。

実際に前走同コースで行われたりんどう賞は、出遅れながらしっかりと勝ちきり、評価ができます。個人的にりんどう賞のレースレベルが若干疑問を抱いているため、評価を割り引いて星評価となりましたが、レース適性は高くしっかりと抑えておく必要があります！

△（連下）①ベッラヴォルタ、③シャレード、④エレナアヴァンティ

最後に連下で抑えておきたいのが、①ベッラヴォルタ、③シャレード、④エレナアヴァンティの3頭です！

ベッラヴォルタは好走血統の「ヘイローのクロス」を4・5×4で内包する馬。マキャベリアンを母父に持つヴィクトワールピサ産駒であることからも、機動力が特徴的な血統背景です。未勝利勝ちですが抑えておきたい一頭ではあります！

シャレードはダイワメジャー産駒の素質馬。前走のききょうステークスも、素質の高さを感じさせるレース内容でした。ダイワメジャー産駒が不振のファンタジーステークスのため、連下まで評価は割り引きましたが、能力は上位でしょう！

最後、エレナアヴァンティは既にOP勝ちがある実績馬です。一瞬のキレを活かすアドマイヤムーン産駒ですから、新潟芝1600mの外回りから京都芝1400ｍの変更は間違いなくプラス材料です。この馬も抑えておきたいです！

ファンタジーステークスの予想（まとめ）

それでは最後に、ファンタジーステークスの予想印をまとめて締めくくります！

以上、この記事では、ファンタジーステークスの予想印をご紹介しました。ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです！

また同日重賞の京王杯2歳ステークスの最終予想も、ご参考いただければと思います！！

【京王杯２歳ステークス2019 予想】血統とレース傾向で選ぶ予想印を公開！

こんにちは！ＫＡＺＵです。競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます！ この記事では、京王杯２歳ステークスの最終予想として予想印をご紹介します。馬券予想に、ぜひご参考下さい！ まず ...

続きを見る

最後までお読みいただきありがとうございました。