こんにちは!KAZUです。
競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、「京王杯2歳ステークス」を予想する上で抑えておきたい血統傾向を特集します。過去の成績から導く、高いレース適性を示す「好走血統(キーブラッド)」は必見です。
馬券予想に、ぜひご参考ください!
目次
京王杯2歳ステークス2019の好走血統
それでは早速ですが、京王杯2歳ステークスを予想する上で抑えておきたい好走血統をご紹介します!
【好走血統】ノーザンテーストの血統
京王杯2歳ステークスはノーザンテーストの血統を内包する馬が走ります!
過去10年の京王杯2歳ステークスの3着内入った馬の血統を分析すると、タワーオブロンドンが勝った2017年を除き、いずれの年も血統表の5代までにノーザンテーストの血統を内包する馬が馬券に絡んでいます。
【ノーザンテーストの血統を内包する好走馬】
- 2018年3着カルリーノ
- 2016年1着モンドキャンノ、2着レーヌミノル
- 2015年1着ボールライトニング、2着アドマイヤモラール
- 2014年3着ニシノラッシュ
- 2013年3着ラブリープラネット
- 2012年2着ラブリーデイ
- 2011年3着オリービン
- 2010年1着グランプリボス
- 2009年2着アニメイトバイオ
過去10年中9年で馬券に絡むわけですから、かなり信頼がおける好走血統と考えられます。
では、なぜ京王杯2歳ステークスで「ノーザンテーストの血統」が走るのか!?
それは「京王杯2歳ステークスは仕上がりの早さと2歳秋時点での競走馬としての完成度」がもの言うレースだからです。「ノーザンテーストの血統」と言えば、仕上がりの早さが一つの特徴です。この点が好走血統として大きく影響しています。
【出走予定馬で好走血統に該当する馬】
- グランチェイサー
- セイラブミー
- タイセイビジョン
- ビアンフェ
- マイネルグリッド
【血統コラム】社台グループの繁栄を支えた名種牡馬ノーザンテースト
ここで、今回の好走血統である「ノーザンテースト」について触れておきます。
ノーザンテーストは1970年初めに、 社台ファームが当時の世界的名種牡馬であるノーザンダンサーの血統を日本に取り入れることを目的に、アメリカのセリ市で購入した馬です。
現役時代は欧州で競走馬生活を送り、通算成績は20戦5勝。フランスのGⅠ・フォレ賞などを勝ちました。
引退後は種牡馬として日本に輸入されます。当初は不格好な馬体から、厳しい目で見られることもありましたが、1982年にテスコボーイから日本リーディングサイアーの座を奪い取ると、通算10回のリーディングサイアーに輝いています。
ノーザンテーストの血統の特徴は、父であるノーザンダンサーらしさとも言え、丈夫な馬体、高い勝負根性と精神力、仕上がりの早さ、そして古馬になってからのもう1段の成長力などが特徴としてあげられます。
体質自体は硬めの血統で、ノーザンテーストをクロスさせると小脚のピッチ走法で小回り急坂適性が高まります。この代表馬としては、ドリームジャーニーがあげられます。
サイアーラインでは、めっきり見かけなくなったノーザンテーストですが、ダイワメジャーの母父など母系に入り、今なお影響力を発揮しています。
京王杯2歳ステークス2019の好走血統のまとめ
それでは最後に、今回ご紹介した好走血統と出走予定馬で好走血統に該当する馬についてまとめます!
【好走血統】
〇ノーザンテーストの血統
【出走予定馬で好走血統に該当する馬】
- グランチェイサー
- セイラブミー
- タイセイビジョン
- ビアンフェ
- マイネルグリッド
なお京王杯2歳ステークスの推奨馬については、YouTubuの「KAZUの競馬予想」チャンネルでご紹介しています!
今回ご紹介した血統傾向にレース傾向を加えて、その傾向にもとづく推奨馬を一頭ご紹介しています。ぜひ、こちらもご参考下さい!
以上、この記事では京王杯2歳ステークスを予想する上で抑えておきたい好走血統(キーブラッド)について特集しました。
ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
【参考サイト】
望田潤氏の競馬blog「血は水よりも濃し」