こんにちは!KAZUです。
いつも競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、「武蔵野ステークス」を予想する上で抑えておきたいデータ・レース傾向を特集します。過去10年のデータを分析することで導いたレース傾向は必見です。
馬券予想に、ぜひご参考ください!
まず初めに、この記事の内容についてご紹介します。
この記事では、前半に武蔵野ステークスの出走予定馬のメンバーを見て、気になるデータ・レース傾向を3つ取り上げます。そして、後半にその他で特筆すべきデータ・レース傾向をご紹介する2本立ての内容です。
目次
それでは、まいりましょう!
武蔵野ステークス2019 予想のポイント|気になるデータ・レース傾向
まず、武蔵野ステークスの出走予定馬のメンバーを見て、気になるデータ・レース傾向を3つご紹介します!
【気になるデータ・レース傾向】
- 3歳馬が古馬に交じって力を発揮できるのか!?
- ロードカナロア産駒のダート替わりは走るのか!?
- 上り馬が通用するのか!?
3歳馬は古馬に交じって力を発揮できるのか!?
まず1つ目のポイントは、「3歳馬が古馬に交じって力を発揮できるのか!?」です。
今年の武蔵野ステークスは、グルーヴィット、デュープロセスの2頭の3歳馬が出走予定です。3歳秋の成長著しい時期とはいえ、相手はダート路線の歴戦の古馬。レースの傾向として、3歳馬が通用するのかどうかはしっかりと抑えておきたいポイントです!
過去10年の武蔵野ステークスの年齢別成績を分析すると、3歳馬は勝率12.0%、連対率24.0%、複勝率32.0%と非常に好成績です。これは3歳馬の勢いを感じます。
昨年は3歳馬の出走馬がいませんでしたが、2017年はサンライズソアが2着、2016年はゴールドドリームが2着、2015年はノンコノユメが1着、モーニンが3着と3歳馬が出走した直近3年は必ず馬券に絡んでいます。
武蔵野ステークスは、ダート路線を歩んできた歴戦の古馬を押しのけて、3歳馬が活躍するレースといえます!
ロードカナロア産駒のダート替わりは走るのか!?
次に2つ目のポイントは、「ロードカナロア産駒のダート替わりは走るのか!?」です。
今年の武蔵野ステークスには、夏に中京記念を勝ったグルーヴィットがダートに舞台を変えて挑戦してきました。このグルーヴィットの捉え方が、武蔵野ステークスを予想する上で大きなポイントとなります。
グルーヴィット自身は、デビュー戦、2戦目はダート1400mを使われており、同世代とはいえ強い勝ち方を見せて連勝しています。ただし、今回は久しぶりのダート戦。「ダート替わりの是非」について、しっかりと分析したいところ。
そこでグルーヴィットの父であるロードカナロアの産駒のダート替わりの成績をチェックしておきましょう。
過去3年のロードカナロア産駒の芝からダート替わりの成績を分析すると、勝率7.4%、連対率14.8%、複勝率22.7%となっています。一方、この3年のロードカナロア産駒の全場での成績が、勝率12.4%、連対率23.3%、複勝率31.9%。
芝からダート替わりの成績は、複勝率が20%を超えており成績自体が悪いわけではありません。ただし、次世代のリーディングサイヤー最有力候補であるロードカナロアですから、物足りない成績であることは確かです。
武蔵野ステークスはスタート直後が芝コースのため、その点はグルーヴィットにとってダート替わりでもプラス材料かもしれません。しかし、この傾向を見る限り、既にダートコースで実績があるからといって過信は禁物でしょう。
上り馬が通用するのか!?
3つ目のポイントは、「上り馬が通用するのか!?」です。
今年の武蔵野ステークスはエアアルマス、スウィングビート、スワーヴアラミスと今年に入って条件戦を勝ち上がり、勢いのある馬が複数馬出走予定です。いわゆる「上り馬」が通用するレースなのかどうかも気になるところです!
そこで過去10年の武蔵野ステークスの前走クラス別成績を分析すると、前走1600万下(3勝クラス)の勝率が5.3%、連対率5.3%、複勝率15.8%。前走オープン特別の勝率が6.3%、連対率14.1%、複勝率18.8%となっています。
複勝率では前走重賞組と遜色のない傾向のため、上り馬を割り引いて考える必要性はなさそうです。
ただし勝率、連対率でみると、前走1600m万下よりはオープン特別の方が好成績です。その点を考慮すれば、一度オープン特別を使って結果を残している馬であれば、なお信頼が置けるといったところでしょうか!
武蔵野ステークス2019 予想のポイント|特注のデータ・レース傾向
ここからは、「気になるデータ・レース傾向」以外に特注の傾向を2点ご紹介します。
まず1点目の特注のデータ・レース傾向は、「前走5着以内に好走した馬が馬券に絡む」ことです!
過去10年の武蔵野ステークスで3着内に入った30頭中24頭が、前走5着以内に好走している馬です。武蔵野ステークスの好走条件の一つに、「前走で掲示板を確保している」ことがあげられます。
次に2点目の特注のデータ・レース傾向は、「直近3年は、前走グリーンチャンネルカップ組が馬券に絡んでいる」ことです!
昨年は1着のサンライズノヴァ、3着のナムラミラクル、2017年は3着のアキトクレッセント、2016年は同じく3着のカフジテイクと、直近3年の武蔵野ステークスでは前走グリーンチャンネルカップ組が馬券に絡んでいます。
今年の出走予定馬では、グリーンチャンネルカップを勝利したアディラート、3着のワンダーリーデル、5着のデュープロセス、6着のマジカルスペル、10着のダンツゴウユウの5頭が出走予定です。要チェックです!
武蔵野ステークス2019 予想のポイント|抑えるべきデータ・レース傾向のまとめ
それでは最後に、今回ご紹介した「武蔵野ステークスのデータ・レース傾向のポイント」をまとめて締めくくります!
【武蔵野ステークスのデータ・レース傾向のポイント】
- 3歳馬が非常に好成績!
- ロードカナロア産駒のグルーヴィットのダート替わりは、過信禁物!
- 上り馬を割り引いて考える必要性はない。ただし、一度オープン特別を使って結果を残している馬の方が信頼が置ける!
- 前走5着以内に好走した馬が馬券に絡む!
- 直近3年は、前走グリーンチャンネルカップ組が馬券に絡んでいる!
以上、この記事では武蔵野ステークスを予想する上で抑えておきたいデータ・レース傾向について特集しました。ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば嬉しいです!
なお、武蔵野ステークスの最終予想については下記の記事でご紹介しています。ぜひご参考下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました。