こんにちは!KAZUです。
この記事では、注目の交流重賞『南部杯(JpnⅠ)』の予想を特集します。
圧倒的1番人気が予想されるゴールドドリームが圧勝するのか、3連勝中と勢いにのるアルクトスがどこまで迫れるのか、はたまた第三勢力が穴を空けるのか、注目の一戦をしっかりと予想していきます。
馬券予想に、ぜひご参考下さい!
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【南部杯 2019 予想】血統で選ぶ本命|この馬の信頼度が高い!
まず初めに、この記事の内容についてご紹介します。
この記事は、南部杯の予想のポイントとなるレース傾向と好走血統、そして最終予想となる予想印をご紹介する3本立ての内容となっています。
目次
なお僕の予想法は血統を軸にして、その上で展開、追い切りからの出走馬の状態、馬場傾向などをふまえた予想法を取っています。その点をふまえて予想をご確認いただければと思います。
それでは、まず南部杯のレース傾向からご紹介します!
南部杯 予想のポイント①|レース傾向
南部杯のレース傾向で抑えておきたいポイントは3点です。
【南部杯のレース傾向】
・1番人気の信頼度が高い
・中央馬が好成績で地方馬は極端に不振
・過去好走した馬が走る“リピーターレース”
まず最初のレース傾向のポイントは「1番人気の信頼度が高い」ことです。
過去10年の南部杯1番人気の成績を分析すると、[5-4-1-0/10]と複勝率が驚異の100%となっています。また2番人気についても[4-2-1-3/10]と複勝率が70%を超えており、好成績です。
南部杯は、『基本的に人気馬がそのまま力を発揮して好走する』、そのようなレースといえます。
2つ目のレース傾向のポイントは「中央馬が好成績で、地方馬は極端に不振」であることです。
直近5年間の南部杯の3着内に入った好走馬を分析すると、いずれも中央所属馬となっています。一方で地方所属馬については、2010年3着のグランシュヴァリエ以来、馬券に絡めていません。
先ほどもご紹介しましたが、人気通りの結果に収まりやすいレースが南部杯です。そうなれば、実力に勝る中央馬が成績で圧倒するのは当然ともいえます。
馬券的には、地方所属馬で魅力的な馬を探したいところではありますが、南部杯についてはレース傾向に逆らわない方がよさそうです。
最後となるレース傾向の3つの目のポイントは「過去好走した馬が走る“リピーターレース”」であることです。
2012年、2013年連覇のエスポワールシチーから始まり、2014年、2015年連覇のベストウォーリア、2016年、2017年連覇のコパノリッキーと、『南部杯は過去好走した馬が走る “リピーターレース”』です。過去にはブルーコンコルドの三連覇も存在します。
今年の出走予定馬も、昨年の南部杯に出走した馬が何頭かいますので、その馬についてはしっかりと抑えておきたいところです。
南部杯 予想のポイント(好走血統)
ここからは僕が予想において最も重視する血統傾向、南部杯の好走血統についてご紹介していきます。今年の南部杯の好走血統は、以下になります。
【南部杯の好走血統】
・父ゴールドアリュール
南部杯はゴールドアリュール産駒が走ります。
昨年2着と好走し、今年も出走を予定しているゴールドドリーム、2016年、2017年と連覇したコパノリッキーもゴールドアリュール産駒です。また、2012年、2013年と連覇したエスポワールシチーも同様にゴールドアリュール産駒です。
ここで少しゴールドアリュールの種牡馬としての特徴に触れておくと、ゴールドアリュールは父がサンデーサイレンス、母父がNureyev(ヌレイエフ)の配合です。母の母父にニジンスキー系の血統を取り込むなど、サンデーサイレンスの仔でもパワーに優れた血統背景です。
そのため、ゴールドアリュールはダートに適性が出ました。ただし、米国血統に代表されるバリバリなダート馬かと言えば、そうではありません。スピード豊かな血統でノーザンダンサー、ヘイローの祖母であるAlmahmoud(アルマームード)の4×5のクロスを持っています。
このクロスの影響により、ゴールドアリュールは豊かなスピードを兼ね備えるダート馬となり得ました。産駒も同様の傾向があり、スピードが出やすいとされる東京ダートマイルコースで、ゴールドアリュール産駒が走る理由はここにあると考えています。
南部杯 最終予想!予想印とその根拠
それでは話を南部杯の予想に戻し、ここからはレース傾向や好走血統など予想のポイントをふまえた南部杯の予想印をご紹介します。
◎(対抗) ⑬ゴールドドリーム
今年の南部杯の本命は⑬ゴールドドリームです!
父ゴールドアリュールは南部杯の好走血統にあたりますし、昨年のこのレースで2着と好走しています。レース適性、血統背景ともに申し分ありません。
さらに、この2年は8戦して1度も連対を外していません。抜群の安定感を誇ります。
前走のかしわ記念(JpnⅠ)では、超新星"インティ”を破っての1着。ゴールドドリームの復権を印象付けました。
昨年はかしわ記念、帝王賞のローテーションで南部杯に臨んでいますが、今年はかしわ記念から臨むローテーションで、5か月の長期休養明けとなります。
気になる状態ですが、直前の追い切りでは、栗東坂路で4ハロン55秒1-ラスト1ハロン12秒3の時計を出しています。時計としては物足りない印象を受けます。ただし、鞍上のルメール騎手からは「コンディションはいい。ビッグチャンス」というコメントが出ていますから状態は問題ないと判断してよさそうです。
今年の南部杯のメンバー中で実績はずば抜けていますし、レース適性、血統背景ともに申し分ないとなれば、ゴールドドリームを本命で推さないわけにはいきません。
ここは人気に逆らわずに、本命とします。
〇(対抗) ③サンライズノヴァ
対抗は③サンライズノヴァです!
近走は5戦連続で馬券に絡めておらず不振傾向ですが、好走血統である父ゴールドアリュールが魅力です。
また血統全体では、Hail to Reason(ヘイルトゥリーズン)やNorthern Dancer(ノーザンダンサー)の4×5のクロスだけでなく、Halo(ヘイロー)≒Sir Ivor(サーアイヴァー)の3×5のニアリークロスを内包しています。このニアリークロスは、柔らかく軽いスピードを伝える効果が見込めます。
叔父にはフェブラリーステークスや武蔵野ステークスを勝ったサンライズバッカスがいますし、サンライズノヴァ自身も左回りマイルコースを得意としています。盛岡ダート1600mは初めてとなりますが、レース適性は高いと判断します。
前走のプロキオンステークスは4着に敗れたとはいえ、上り3ハロンがメンバー中断トツで最速の35.4の豪快な末脚をみせて復調を感じさせます。
不器用な馬のため大外一気が基本パターンですが、その大外一気が際立つほど前が流れてくれれば、ゴールドドリームに続く1頭としては魅力的な一頭と考えます。
続いては本命、対抗同様に力を持っており、馬券には必ず絡めておきたい単穴で評価する馬をご紹介します。
▲(単穴) ④アルクトス
単穴では、④アルクトスを推奨します!
現在、リステッド競走、オープン競走、重賞のプロキオンステークスと3連勝で勢いのある馬です。前走はマテラスカイ、サンライズノヴァ、サクセスエナジーなどダートの実績馬を抑えて完勝しています。そのレース内容は高く評価できます。
血統は、父アドマイヤオーラに母父シンボリクリスエスをかけた配合です。シンボリクリスエスといえば、昨年このレースを勝ったルヴァンスレーヴの父にあたります。父のアドマイヤオーラはダート道悪馬場を得意としていますので、馬場状態が道悪になれば、アルクトスにとってはプラス材料です。
この馬の強みは"機動力”と考えており、この機動力は母父シンボリクリスエスのロベルト系の血統やHaloの4×4のクロスが生み出していると推察しています。
器用に立ち回れ、馬群を捌いて力強く伸びてくることができる馬です。今回は4番枠に入りましたので、「ある程度先行して道中は内で溜め、直線で進路を確保して末脚を伸ばす」そのような競馬を予想します。
「ゴールドドリーム、サンライズノヴァの末脚をどこまで凌げるか!?」、注目したいと思います。
△(連下) ⑭ロンドンタウン、①ミツバ
最後に連下として抑えておきたいのが、カネヒキリ産駒の2頭、⑭ロンドンタウン、 ①ミツバです!
カネヒキリ産駒は、過去5年の中央での勝馬が全てダート戦で、ダートに特化したサンデーサイレンス系の血統です。母の父デピュティミニスターのパワーの影響が大きく、パワフルなスピードを持続的に使えることが産駒の特徴です。
一方で距離適性は、基本は中距離レース以上となります。そのため、ロンドンタウン、ミツバともに実績馬となりますが、今回は評価を連下まで割り引きました。
2頭の内評価したいのはロンドンタウンで、2走前のハイペースを追う形となった平安Sを除けば、近走の成績は安定しています。前走の日本テレビ盃もクリソベリルの2着と好走しています。上位3頭に続いて、ここでも好走が期待できます。
一方のミツバは、能力は高いながらも距離短縮と最内枠が懸念材料です。カネヒキリ産駒は揉まれ弱いため、今回の最内枠はマイナスです。鞍上の和田騎手が、どのように騎乗してくるかに注目でしょう。
南部杯 予想印のまとめ
それでは最後に、南部杯の予想印をまとめます!
【南部杯 予想印 まとめ】
◎⑬ゴールドドリーム
〇③サンライズノヴァ
▲④アルクトス
△⑭ロンドンタウン
△①ミツバ
以上、この記事では南部杯の最終予想として予想印をご紹介しました。ご紹介した内容が、馬券予想のご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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