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【アルテミスステークス 2019】血統重視の予想印!馬券の狙い目

競馬予想

こんにちは!KAZUです。
この記事では、来年の牝馬クラシックを占う一戦「アルテミスステークス(GⅢ)』の予想印をご紹介します。

新馬戦圧勝で、大注目のリアアメリアが登場するレースです。
しっかりと予想していきます。馬券予想にぜひご参考ください!



【アルテミスステークス 2019】血統重視の予想印!馬券の狙い目

まず初めに、この記事の内容についてご紹介します。

この記事は、前半にアルテミスステークスのレースの鍵を握る展開と馬場状態の想定を取り上げ、後半では予想印とその根拠をご紹介する内容です。



また、アルテミスステークスのレース傾向と血統傾向については、下記の記事でご紹介しています。あわせてご参考いただければと思います。

それでは、まずレースの展開と馬場状態からご紹介します!


アルテミスステークスの予想のポイント|レース展開と馬場状態

アルテミスステークスを予想する上でポイントとなる、「レース展開と馬場状態」について考察します。

【レース展開】

・スロー×瞬発力勝負のレース。

【馬場状態】

・重を想定。


今年のアルテミスステークスのレース展開は、例年同様にスローペースでレースが進み、ラスト3ハロンの瞬発力勝負になると予想します。ただし、道悪馬場想定のため、キレよりはパワースピードが求められそうです。

展開としては、先手を取るのはビッククインバイオと読みます。この馬が未勝利勝ちをした3走前の東京芝1600mの未勝利戦の逃げのラップを見ると、道中のペースは12秒台後半まで落としています。
アルテミスステークスのメンバーを見る限り、ビッククインバイオに競り掛けていく馬も見当たりません。ビッククインバイオがすんなりとハナを奪い、この馬が主導してペースをコントロールできそうです。
そうなれば、道中はペースを落として進めていくでしょう。結果、ラスト3ハロンの瞬発力勝負のレースとなりそうです。


続いては、馬場状態について考えます。

レース前日となる金曜日時点のJRAからの公式発表では、東京競馬場の芝の馬場状態は「不良」です。レース当日の府中市の天気予報は、「曇り時々晴れ」で降水確率は20%です。馬場は回復していくとは思いますが、前日時点で芝の含水率が非常に高いため、アルテミスステークスの開催時の馬場状態は回復しても「重」と想定します。
芝の状態自体は、今週からBコースに変わっており、概ね良好です。



アルテミスステークスの血統を重視した予想印

それではここからは、アルテミスステークスの予想印とその根拠についてご紹介していきます。


◎(本命) ⑨リアアメリア

今年のアルテミスステークスの本命は、⑨リアアメリアです!

リアアメリアの父ディープインパクトは、柔らかさとしなやかなストライドを産駒に伝え、直線が長い大箱コースを得意としています。

母リアアントニアは米国生産の繁殖牝馬で、現役時代BCジュブナイルフィリーズなどを勝った活躍馬。パワーに長けたアルブライドルド、ダンジグ、バックパサーの血統を内包しており、ディープの柔らかさを引き締めます。

アルテミスステークスの好走馬のレース傾向や好走血統にあたる馬ではありませんが、とにかく新馬戦の内容が圧巻でした。

血統的にも、東京芝1600mの舞台はベストに近いです。そして追い切りの動きも抜群となれば、ここは逆らわず本命とします。

ただし、血統的に母方にアンブライドルドやダンジグの血統が入っているとは言え、基本はディープのキレ味が基本の馬。道悪になった際の適性が若干気になります。


〇(対抗) ④ラインオブダンス

対抗は、④ラインオブダンスです!

レース傾向や好走血統の記事において推奨馬として取り上げたラインオブダンス。

アルテミスステークスの好走馬の3つのレース傾向である、前走未勝利勝ち、今回距離短縮、前走スローペースのレースで上り3ハロン1位の全ての傾向を満たしている点が評価ができます。

ハーツクライ産駒でこの時期はトモが緩く、スタート後の加速力に課題がある馬ですが、ラスト3ハロンの終いの脚は強烈なものを持っています。ここまで3戦しての上り3ハロンの時計は「32.5➢33.2➢33.7」。大箱の東京コースになれば、その末脚を存分に活かせるでしょう。

アルテミスステークスの好走血統であるネヴァーベンドの血統を内包することも魅力。血統的に道悪も苦にしないハーツクライ産駒です。

リアアメリアにどこまで迫れるか!?期待したい一頭です。


▲(単穴)⑥オータムレッド

単穴で推奨するのが、⑥オータムレッドです。

2歳新馬、クローバー賞と連勝中で勢いにのるオータムレッド。

父ワールドエースは母マンデラからパワーとハイペリオン的な粘り強さを受け継いだ、先行力×粘りが特徴のディープ系。母方の血統は、母父ジャイアンツコーズウェイにロベルトの5×5のクロス。これを配合しているわけですから、ディープ系特有のスピードを担保しながらも、パワーと機動力が売りの馬です。

デビュー戦は芝1200mとは言え、函館の洋芝道悪馬場をこなしているわけですから、道悪適性は高そうです。

リアアメリアやラインオブダンスの後ろに位置取ると、完全に末脚で負けるでしょうから、機動力を活かして先行して、前で受けてからの強みの粘り強さを発揮してほしいところです。


続いては、特注馬として抑えておきたい"星評価"の馬をご紹介します。


☆(星) ②ショウナンハレルヤ

特注馬として抑えておきたいのが、②ショウナンハレルヤです!

パワー型ディープ系の父キズナに、母父クロフネ、母の母父エンドスウィープ。キズナのパワースピードを、米国血統らしい一本調子のパワースピードでさらに増強しました。ただし、エンドスウィープは多少の柔らかさを加えてはいますが・・・。

中山芝1600で行われた新馬戦の内容が素晴らしく、先行して2番手で折り合い、直線早め先頭から2番手以下を突き放す競馬は、素質の高さを感じます。

右回りから左回りに変わるのはプラス材料ですし、キズナはパワー豊富なので道悪馬場も苦にしないでしょう。

早め早めの競馬で完全な瞬発力勝負に持ち込まなければ、一発もあり得る面白い馬です。


△(連下) ⑧サンクテュエール 、⑤ビッククインバイオ

連下には、⑧サンクテュエール、⑤ビッククインバイオの2頭を抑えます。

サンクテュエールは父ディープインパクトに母が米国の名牝ヒルダズパッションの配合。ヘイロー≒サーアイヴァーの3・5×5のニアリークロスを内包しており、ディープ産駒特有の柔らかさに機動力を兼備するのが血統の特徴。良馬場の方がよい印象のため、評価は連下までです。

ビッククインバイオはキレる末脚はありませんが、先行として最後まで使えるジリジリと粘り強い末脚が特徴の馬です。新潟2歳S3着で見せたように、スローペースに持ち込み、ロングスパートをかけれれば馬券圏内は十分にあり得ます。



アルテミスステークスの予想印(まとめ)

それでは最後にアルテミスステークスの予想印をまとめます!

【アルテミスステークスの予想印(まとめ)】

◎⑨リアアメリア
〇④ラインオブダンス
▲⑥オータムレッド
☆②ショウナンハレルヤ
△⑧サンクテュエール
△⑤ビッククインバイオ



以上、この記事では、アルテミスステークスの予想印をご紹介しました。ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。


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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。