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この記事では、豪華メンバーが揃ったGⅠレース「チャンピオンズカップ」の最終予想として予想印をご紹介します。
しっかりと予想していきます。馬券予想に、ぜひご参考下さい!
目次
チャンピオンズカップの予想のポイント
まず初めに、チャンピオンズカップの予想のポイントとなる好走血統とレース展開、レース傾向を取り上げます。
好走血統はヴァイスリージェント系のデピュティミニスターを内包!
予想のポイントの1点目は、「ヴァイスリージェント系のデピュティミニスターを内包する馬が好走」していることです。
このチャンピオンズカップでは、昨年こそ、ロベルト系のシンボリクリスエスや機動力に優れるサンデー系ネオユニヴァースの血統が好走しましたが、一昨年は母父にフレンチデピュティを持つゴールドドリームが1着。ヴァイスリージェント➢フレンチデピュティ➢デピュティミニスターとサイアーラインが続くクロフネ産駒のテイエムジンソクが2着と好走しました。
2016年1着、2015年3着と好走したサウンドトゥルーも父はフレンチデピュティ。2014年3着のローマンレジェンドの母父もデピュティミニスターの後継種牡馬オーサムアゲインです。
チャンピオンズカップは、ヴァイスリージェント系を中心に、「パワフルなスピードとスピードの持続力で押しきる米国血統」を評価したいレースです。
「先手有利」で後方からの活路は「内差し」!
もう一つの予想のポイントは、展開とレース傾向を複合的に考えての傾向「先手有利で後方からの活路は内差し」です。
チャンピオンズカップが行われる中京ダート1800mは、ホームストレッチの上り坂途中からスタートしてコーナーを4回周るコースです。410mの直線距離があるとはいえ、コース自体の起伏の差もあり、コーナーを4回周るコース形態から、内々をロスなく立ち回れる馬が好走傾向です。
また中京ダートコースは、3コーナーから4コーナーにかけてが下り坂となっていてスピードに乗りやすいことから、外々を回ると外に振られて距離ロスをする傾向があります。
実際に過去5年のチャンピオンズカップの枠順別成績をみても、内枠である1枠、2枠が複勝率35.0%以上と好成績をあげています。
また今年のチャンピオンズカップは、強力な逃げ馬であるインティが出走して絶好枠の4番枠に入りました。逃げ争いで競合する可能性があったメイショウワザシは除外となり、同脚質に近いワイドファラオは距離不安からインティに積極的に競り掛けていくとは考えづらいです。
そのためインティが楽に先手を取り、鞍上の武豊騎手が絶妙なペースを刻むと予想します。そのような展開になれば、後方からの差し・追込み馬には厳しい流れとなり、基本は「先手有利」、差し脚を活かす馬は内差しで活路を見出す必要があります。
この2点のポイントをふまえて、最終予想となる予想印へと進めていきたいと思います!
チャンピオンズカップの予想印
それではここからは、チャンピオンズカップの予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)④インティ
本命は、レース展開とコース適性を評価して「インティ」を推奨します!
1週前時点の予想でも、本命馬として推奨したインティ。
本命の最大の理由は、中京ダート1800mの適性の高さです。
中京ダート1800mは500万下、東海ステークスと過去2戦していますが、その2戦とも圧倒的なパフォーマンスを見せています。特に東海ステークスについては、2着チュウワウィザードをまったく相手にせず、勝ち時計は1分49秒8。芝レースの時計に匹敵する好時計で勝ちきっています。
血統は、欧米で数多くの活躍馬を輩出しているファストライン牝系のキティが母。この牝系の良さに対して、父にはケイムホーム、母父はノーザンアフリートを配合しています。
いかにもハナから飛ばして、スピードの持続力で押し切る米国血統らしい配合です。
自分の競馬に持ち込めれば強烈なまでの強さを発揮する一方で、レース序盤に絡まれると気性的にスイッチが入ってしまい直線持たずに凡走。これがインティの個性です。
そのような中で、今回、絶好枠の4番枠に入り、同脚質のメイショウワザシが除外になったことはインティにとって大きなプラスとなります。
追切からは、前走の大きな不利のダメージはうかがえませんので、インティ本来の力を発揮しての快走に期待します!
〇(対抗)③チュウワウィザード
対抗には高いコース適性が見込め、展開も向くであろう「チュウワウィザード」を推奨します!
ピッチ走法が特徴な馬で、小回り適性が高い父キングカメハメハや母チュウワブロッサムが内包するノーザンテーストのクロスが、この馬の個性としてよく出ています。
この機動力や俊敏性が、今回のチャンピオンズカップのレース展開や中京ダート1800mと非常に合うと判断して対抗評価まで押し上げました。
今回は鞍上が川田騎手から福永騎手へと変わりますが、「そつなく立ち回り、柔らかく乗る」福永騎手との相性も悪くないはずです。また位置取りはインティを意識して、ある程度先行してくるでしょう。
好枠の内枠3番枠を活かして、「先行してロスなく立ち回っての直線の粘り込み」、そのようなレースの進め方が理想です。
3コーナーから4コーナー直線にかけての進路取りと、仕掛けどころがハマれば、前走のJBCクラシックに続くGⅠ連勝も十分に考えられる一頭です!
▲(単穴)⑪ゴールドドリーム
単穴には、メンバー中実績No.1の「ゴールドドリーム」を推奨します。
好走血統のヴァイスリージェント系のデピュティミニスターの後継種牡馬であるフレンチデピュティを母父に持つゴールドドリーム。
昨年のチャンピオンズカップは、右前脚の歩様に違和感があり出走できませんでしたが、一昨年のチャンピオンズカップは8番人気で1着。高いレース適性を示しています。
この2年間9戦して馬券圏外を外しておらず、安定感のある走りも魅力です。このあたりは、精神力を高める名牝スペシャルの4×5のクロスの好影響といったところでしょうか。
前走のマイルチャンピオンシップ南部杯が案外な走りで3着であったことが気になりますが、追い切りを見る限り、一度使っての上積みは大きく見込めます。
難しい枠に入りましたが大崩れは考えづらく、好位差しが決まる位置取りとレースの進め方ができれば、2年振りの勝利も十分に考えられます!
☆(星) ②モズアトラクション
穴馬の特注馬で抑えておきたいたいのが、好枠からの内差しを狙ってきそうな「モズアトラクション」です。
今年の春先からメキメキと力をつけてきたモズアトラクション。
エルムステークスの勝利もさることながら、平安ステークスでチュウワウィザードにハナ差まで迫り、3着オメガパフュームに1馬身以上の差をつける走りが高く評価できます。
牝系は、「華麗なるダンス一族」でおなじみの名牝系ディナーパートナー。GⅠで好走するための、血統の質としては申し分ありません。
前走のシリウスステークス12着は休み明けで状態が今一つで、レースの流れにも乗れず参考外のレースと考えています。
チャンピオンズカップは人気馬の好走が目立つ一方で、何かしらの形で人気薄の馬が馬券に絡み、配当が弾むレースです。
今年は好枠の2番枠に入り、人気落ちながら実力十分。末脚を活かした「内差し」を試みるであろうモズアトラクションを、穴馬としてしっかりとマークしておきたいです!
△(連下)⑤クリソベリル
最後に連下で抑えておきたいのが、無敗の3歳馬「クリソベリル」です!
ここまで5戦5勝、いずれのレースも圧倒的なパフォーマンスで快勝しているクリソベリル。血統もクリソプレーズを母に持ち、兄妹にはGⅠ馬クリソライトやマリアライトがおり、非の打ち所がありません。
その実力、血統背景は高く評価しながらも、その一方で気になるのが古馬一線級との力関係と厳しい競馬への対応力です。ここまで圧勝しすぎているが故に、この点が逆に不安を覚えました。
楽勝する可能性もあれば、揉まれて案外な結果もあり得る馬と考えており、その点から連下評価までとしています。
チャンピオンズカップの予想のまとめ
それでは最後に、チャンピオンズカップの予想印をまとめて締めくくります!
【チャンピオンズカップの予想印】
◎④インティ
〇③チュウワウィザード
▲⑪ゴールドドリーム
☆②モズアトラクション
△⑤クリソベリル
なお有力馬の一頭「オメガパフューム」については、インティ、チュウワウィザード、ゴールドドリーム、クリソベリルに継ぐ5番手評価となります。個人的に、最近は「予想印は穴馬含めて5頭まで」という予想の縛りを設けているため、予想印から外れる形となりました。
予想印からは外れてしまったオメガパフュームですが、前走JBCクラシックでは苦手とされていた左回りで好走しています。印は回らなかったですが、上位拮抗で注目の一頭であることは間違いありません。
以上、この記事では、チャンピオンズカップの予想印をご紹介しました。ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
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