こんにちは!
競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では「サリオス」の血統について特集します。
ご参考いただけるよう丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
サリオスの血統診断!
【血統背景】
父:ハーツクライ
有馬記念(GⅠ)1着、ドバイシーマクラシック(GⅠ)1着など
母:サロミナ
独オークス(GⅠ)1着、ハンブルク牝馬賞(GⅢ)1着など
母父:ロミタス
オイロパ賞(GⅠ)1着、バーデン大賞(GⅠ)など
【牝系】
母:サロミナ
サラキア 関西TVローズS(GⅢ)2着、エプソムC(GⅢ)2着
サラミス サウジアラビアRC(GⅢ)1着
父はハーツクライ、母はサロミナ、母父がロミタスという血統です。
父ハーツクライは国内でディープインパクトを破った唯一の馬。サンデー系の中でもスタミナに優れ、古馬になっての成長力が期待できます。持続力に優れる末脚は大箱の東京コースや新潟外回りコースで存分に発揮され、その豊富なスタミナから長距離戦も得意。産駒には柔らかい体質を伝える特徴があります。
母サロミナはドイツ産生産馬で現役時代芝2200mの独オークスを勝っている活躍馬。サリオスで産駒の初重賞制覇となりましたが、重賞戦線で活躍するディープインパクト産駒のサラキアも送り出しています。
母父ロミタスはドイツで行われた芝2400mのオイロパ賞、バーデン大賞などを勝っており、欧州の中長距離路線で活躍した馬。種牡馬としては歴史的名牝のデインドリームを送り出しています。
血統背景からは欧州の重厚なドイツ牝系にハーツクライを配合しているため、仕上がりが遅くみえます。しかし母の母父がデインヒル系のタイガーヒルで、このデインヒルの血が活きています。
ハーツクライ産駒でデインヒル持ちの馬は、アドマイヤミヤビやグレイルなど仕上がりの早い馬があげられます。この点からサリオスは、2歳の早い時点から活躍できていると考えます。
父も母も母父も、そして母の母父タイガーヒルも中長距離で活躍した馬です。
そのような血統背景から距離適性は中距離以上、本格化は3歳秋以降と考えます。
またニジンスキー、デインヒルといった血を母系に取り込んでいますから道悪も苦にしないでしょう。
今後のサリオスの活躍に期待します!
以上、この記事ではサリオスの血統についてご紹介しました。
ご紹介した内容が、ご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。