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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では「オーソリティ」の血統について特集します。
ご参考いただけるよう丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
【オーソリティ 血統診断】オルフェーヴル×シンボリクリスエスの素質馬!
【血統背景】
父:オルフェーヴル
牡馬クラシック三冠、有馬記念(G1)1着など
母:ロザリンド
6戦0勝
母父:シンボリクリスエス
有馬記念(G1)1着、天皇賞秋 (G1)など
【牝系】
母:ロザリンド
オーソリティ
2代母:シーザリオ オークス(G1)1着、アメリカンオークス (G1)1着 など
エピファネイア 菊花賞 (G1)1着 、ジャパンカップ (G1)1着 など
リオンディーズ 朝日フューチュリティ(G1) 1着 など
サートゥルナーリア ホープフルS(G1)1着、皐月賞(G1)1着など
オーソリティの血統は父オルフェーヴル、母ロザリンド、母父シンボリクリスエスの配合です。
父オルフェーヴルは史上7頭目の牡馬クラシック3冠に輝くなどG1を6勝。国内だけでなく、世界最高峰の凱旋門賞で2年連続2着など高い欧州適性も示しました。 父のステイゴールドと同様にサンデーサイレンス系の中でも、パワーとスタミナに長けており、産駒は芝だけでなくダートも走ります。またオルフェーヴル自身がノーザンテーストの4×3のクロスを内包していることもあり、ピッチが効き、小回りコースを得意とします。ノーザンテーストらしい成長力も特徴の一つです。
母ロザリンドはシーザリオの4番仔として期待を集めましたが、現役時代は6戦0勝と未勝利に留まっています。しかし、シーザリオ一族として繁殖牝馬の血統の質は高く、初仔のアーデンフォレストは勝ち上がり、2番仔のオーソリティは2歳時からOP競走を勝つなど活躍をみせています。
母父シンボリクリスエスは現役時代天皇賞秋、有馬記念を2年連続で制覇した活躍馬で、種牡馬としてもエピファネイアやルヴァンスレーヴなど複数のG1馬を送り出しています。ロベルト系らしい頑健な肉体に豊富なスタミナとパワー、そしてスピードの持続力に優れます。タフなレースに強く起伏の激しいコースや、厳しい展開での持久力勝負のレースを得意とします。
オルフェーヴル産駒は母系にフォーティナイナーやボールドルーラーなど米国的なスピードを入れると成功しやすい傾向にあります。オーソリティの母父はボールドルーラー系のシアトルスルーを内包するシンボリクリスエス。オルフェーヴル×シンボリクリスエスの配合はオーソリティの他に、ターコイズステークス2着のエスポワールがおり、産駒の勝ち上がり率も47%(オルフェーヴル産駒平均勝ち上がり率:29%)と優秀です。
この配合はノーザンテーストの奇跡の血量である4×3のクロスを内包するオルフェーヴルとロベルト系のシンボリクリスエスですから、コースとしては小回り急坂の中山コースが向くでしょう。また洋芝の函館、札幌も走ってきそうな配合です。
オルフェーヴル、シンボリクリスエスともに、芝だけでなくダートも走る産駒を送りだす種牡馬です。そのため、オーソリティは道悪馬場を苦にしないでしょう。
オーソリティの牝系に目をむけると、名牝系の礎を築きつつある「シーザリオ一族」であり、血統全体に活力を与えています。 母ロザリンドはシーザリオの仔であり、現役時代こそ6戦0勝と活躍できませんでしたが、牝系の質の良さは一級品です。「シーザリオ一族」特有の高い爆発力がオーソリティにも期待でき、大一番での「あっと驚く激走」も考えられます。
2歳時から活躍をみせているオーソリティですが、オルフェーヴル産駒自体は成長力が期待できる種牡馬ですので、本格化は3歳秋以降と考えます。またスタミナ豊富な血統構成ですから、距離路線は中長距離戦線で活躍してくれそうです。
今後のオーソリティの活躍に期待します!
以上、この記事ではオーソリティの血統についてご紹介しました。
ご紹介した内容が、ご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。