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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、注目の重賞レース「東海ステークス」の最終予想をご紹介します。
ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
目次
東海ステークスの予想のポイント!血統傾向とレース傾向
はじめに東海ステークスの予想のポイントとなる血統傾向(好走血統)についてご紹介します。
エーピーインディ系の血統に注目
今年の東海ステークスは、例年の中京ダート1800mから京都ダート1800mへの開催の変更が行われています。左回りから右回りへコースが変わるため、従来の血統傾向とは距離を置いてフラットに考える必要があります。
そこで抑えておきたいのが、京都ダート1800mの血統傾向です。
この京都ダート1800mは、エーピーインディ系の血統が馬券的に美味しいコースです。
2015年から現在までの京都ダート1800mのエーピーインディ系の種牡馬の成績は、勝率9.4%、連対率17.3%、複勝率25.4%。単勝回収率114%、複勝回収率94%と魅力的な配当率となっています。
エーピーインディ系の種牡馬は父系のBold Ruler譲りの軽いスピードが特徴の血統です。
今年の東海ステークスは、エーピーインディ系の血統が活きるレースといえそうです。
東海ステークスの最終予想!予想印とその根拠
それではここからは、東海ステークスの予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)⑮ヴェンジェンス
今年の東海ステークスの本命は、ヴェンジェンスです。
ヴェンジェンスの血統は、父カジノドライブ、母スペシャルクイン、母父スペシャルウィークの配合です。
好走血統である、エーピーインディ系のカジノドライブ産駒であることが高く評価できる血統背景の馬で、京都ダート1800mは2戦して1勝、2着1回と抜群の相性を示しています。
また道悪得意のカジノドライブ産駒ですから、この点も高く評価したい点です。
カジノドライブ産駒はダートの道悪馬場になると極端に成績をあげる種牡馬で、産駒デビュー以来、ダートの重馬場では勝率14.0%・複勝率30.1%、不良馬場では勝率9.0%・複勝率33.8%と抜群の成績を残しています。
実際にヴェンジェンス自身も、道悪馬場は12戦して4勝、2着3回、3着2回と好成績を残しています。
現状、レース開催当日の京都競馬場の天気は不安定な予報となっていますので、道悪が想定されます。エーピーインディ系らしい軽いスピードが活きる道悪の馬場状態になれば、ヴェンジェンスにとって大きな追い風となります。
脚質的に展開待ちな面は否めませんが、今回はインティ、スマハマとテンの速い2頭が揃いましたから、2走前に勝利したみやこステークスのようなハイペースが想定されます。
そういった意味で考えれば、展開もこの馬にとって有利に働くと読みます。
前走のチャンピオンズカップは7着と掲示板を外しましたが、中京ダート1800mで不利な外々を回っての7着ですからそこまで評価を落とす必要はないでしょう。
得意舞台に戻っての快走に期待します。
〇(対抗)⑭キングズガード
対抗は、キングズガードです!
キングズガードの血統は父シニスターミニスター、母キングスベリー、母父キングヘイローの配合です。
まず本命のヴェンジェンス同様に、好走血統のエーピーインディ系の父シニスターミニスターが評価できる血統背景です。
平坦コースに強いエーピーインディ系のシニスターミニスター産駒らしく、キングズガードはここまで京都ダートコースを9戦して2勝、2着1回、3着3回と高い適性を示しています。2走前のみやこステークスの終いの末脚は強烈でした。
また非根幹距離に強いこともエーピーインディ系の種牡馬の特徴の一つですが、キングズガードもその特徴を色濃く受け継いでいます。
キングズガードはダート1400m、ダート1700m、ダート1800mの非根幹距離を過去36戦していますが、8勝、2着11回、3着10回と抜群の成績を残しています。非根幹距離のレースを36戦して複勝率80.4%ですから、驚くべき数字といえます。
前走のチャンピオンズカップは、メンバー中上り3F最速で抜けて速い35.0で、チュウワウィザード・オメガパフュームの間に割って入っての5着ですから評価ができます。仮にレース当日の馬場状態が良馬場であれば、本命のヴェンジェンス以上にキングズガードを評価したいところです。
人気的にもインティ、スマハマ、エアアルマス、ヴェンジェンスに隠れて、そこまで集めそうにない点も魅力。
得意舞台に戻っての今回は一発もあり得る魅力的な馬です。
▲(単穴)⑬インティ
単穴は、インティです!
インティの血統は父ケイムホーム、母キティ、母父Northern Afleetの配合です。
父ケイムホームはローカル開催のダートレースで強さを発揮する馬で、札幌、函館、小倉で強く、夏競馬で活躍する種牡馬です。東京ダートコースでもそれなりに走る種牡馬ですが、基本は小回り平坦コース向きの血統です。
実際にインティも、小回り平坦コースの京都ダート1800mは3戦して2勝。
2走前のみやこステークスは外枠から暴走気味のペースで力を発揮できませんでしたが、残りの2戦の1000万下では2着に10馬身差、観月橋ステークスでは2着に5馬身差をつける圧巻のパフォーマンスを示しています。
その点で考えれば、京都ダート1800mは高い適性を誇ります。
能力的にも、前走のチャンピオンズカップ3着で示したようにメンバー中では最上位と捉えます。
あとはスマハマとの展開の兼ね合いがポイントです。
その点から考えると、どうしても前々走のみやこステークスの暴走気味のハイペースが気になり、単穴まで評価を落としました。
それでも評価を落として単穴までなので、能力的には抜けていると考えてよい一頭です。
☆(星)③アングライフェン
△(連下)①モズアトラクション
最後に特注馬の星にアングライフェン、連下でモズアトラクションを抑えます。
まず特注馬のアングライフェンですが、叔父にジャパンカップダート(G1)などダートG1を4勝したトランセンドがおり、牝系が魅力的です。
母系にトニービンを内包するステイゴールド産駒で、芝でも通用するスピードを持っています。そのためデビュー以来芝レースを使われて、2017年にはG1大阪杯にも出走した馬です。
芝レースでも通用する豊富なスピードが特徴の馬ですから、軽く時計が出やすい京都コースのダートは合いますし、おそらく道悪になるであろうレース当日の馬場状態もこの馬に向きます。
内枠から好位でうまく立ち回り、スムーズに直線へ向けば一発も十分に考えられる一頭です。
次に連下のモズアトラクションについてですが、近走は2戦連続12着と成績が奮いませんが、得意コースの京都ダートコースに戻って見直したい一頭です。
母系にNijinskyやRivermanといった重厚な欧州型血統に、父はトニービン系のジャングルポケット。この馬も特注馬のアングライフェン同様にスピード能力が評価できる血統背景です。
血統的な底力も十分なため、今回のハイペース想定の展開とピッタリとハマります。
近走の成績から極端に人気を落とすようであれば、積極的に狙いたい馬です。
東海ステークスの最終予想のまとめ
それでは最後に、東海ステークスの予想印をまとめて締めくくります!
【東海ステークスの予想印】
◎⑮ヴェンジェンス
〇⑭キングズガード
▲⑬インティ
☆③アングライフェン
△①モズアトラクション
以上、この記事では東海ステークスの予想印をご紹介しました。
なお、同日の中山の重賞レース「AJCC」の最終予想については下記の記事でご紹介しています。ぜひご参考下さい。
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