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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、伝統のG2競走「京都記念」の予想について特集します。
なお、この記事の内容は、ブログだけでなく動画でも制作してYouTubeにアップしています。「文字よりも動画の方が分かりやすい」という方については、下記の動画をご視聴ください!(YouTubeのチャンネル登録がまだの方は、チャンネル登録をしていただけると嬉しいです。)
ここからは、ブログでの京都記念の予想をご紹介していきます!
それでは、参りましょう!
目次
京都記念の予想のポイント!
まず初めに京都記念の予想のポイントについて、3点取り上げます。
差し馬が優勢の馬場状態!
京都記念の1点目のポイントは、今開催の京都芝コースの傾向についてです。
今開催の京都芝コースは、例年以上に馬場が重たく時計がかかっています。
そのため、脚質では「差し」が優勢です!
今開催の京都芝コースの脚質別での連対成績を分析すると、先週までの成績で逃げ馬が21連対、先行馬が36連対、差し馬が38連対、追込み馬が21連対となっており、差し馬の連対数が最多となっています。
直線の馬場状態をみても、最内、内を通った馬は伸びあぐねる傾向にあり、中央より外、そして大外を通った馬が終いの脚を活かしています。
今の京都の馬場傾向が、脚質としては「差し優勢」、そして馬場差としては「中央から外、大外優勢」であることは、京都記念を予想する上でしっかりと抑えておきたいポイントです!
今開催のトレンド血統は父欧州型血統!
京都記念の2点目のポイントは、今開催の京都芝コースで好走しているトレンド血統についてです。
先ほどもお伝えしたように、今開催は馬場が重たく時計がかかる傾向にあるため、好走するためには「馬力」が求めらます。
そのため、「父欧州型血統の馬」が好走傾向です。
今開催の京都芝コースに出走した競走馬の父を日本型血統、欧州型血統、米国型血統に分けて、先週までの成績を分析すると、父日本型血統が398頭出走して複勝率23.4%、父欧州型血統が259頭出走して複勝率24.7%、父米国型血統が76頭出走して複勝率17.1%となっており、父欧州型血統が好成績です。
さらに分析を進め、父欧州型血統の系統別でみた場合、父欧州型ロベルト系が60頭出走して複勝率28.3%、父欧州型ダンジグ系が29頭出走して複勝率27.6%と良績をあげています。
もちろん京都巧者のディープインパクトを筆頭とするディープ系の種牡馬も、今開催の京都芝コースで好走傾向にありますが、例年以上に父欧州型血統、なかでも欧州型ロベルト系や欧州型ダンジグ系の産駒が好走していることは、しっかりと抑えておく必要があるでしょう!
ディープインパクト産駒が好走血統!
京都記念の予想のポイントの最後、3点目は好走血統について取り上げます!
過去の京都記念の関連記事でも取り上げましたが、京都記念の好走血統は「7年連続で馬券に絡むディープインパクト産駒」です。
このディープインパクト産駒は、ここまで京都記念に20頭出走して1勝、2着5回、3着3回、複勝率45.0%と抜群の成績をあげています。
この成績からは、京都記念におけるディープインパクト産駒はかなり信頼が置ける血統といえます。
今年の京都記念も、ディープインパクト産駒のカレンブーケドールが出走予定です。
注目の一頭といえます!
京都記念の予想印とその根拠
それではここからは、京都記念の予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)⑤ステイフーリッシュ
今年の京都記念の本命は⑤ステイフーリッシュです!
ステイフーリッシュの血統は父ステイゴールド、母父キングカメハメハの配合で、ポイントとなるのが父ステイゴールドです。
先週までの今開催の京都芝コースでは、ステイゴールド産駒が6頭出走していずれも馬券圏外。ステイゴールドの後継種牡馬であるオルフェーヴル産駒が、4勝こそしているものの複勝率20.0%。
父ステイゴールド系は、今開催の京都芝コースで明らかに不振です。
しかし、京都記念のレース前日となる同曜日の芝レースにおいては、父ステイゴールド系が5頭出走して1勝、2着1回、3着1回と好成績をあげています。ステイゴールド産駒にいたっては、2頭出走していずれも馬券に絡む活躍をみせています。
今開催で不振であったステイゴールド系の種牡馬が、ここにきて復調傾向にあることは見逃せません。
ステイフーリッシュは父がステイゴールドで、母父が欧州型キングマンボ系のキングカメハメハ、母の母父が欧州型ロベルト系のSilver Hawkの血統背景です。
時計のかかる京都の馬場への適性が高いといえる血統背景ですし、実際に過去のレースでは上りで時計がかかるほど好走傾向です。
前走のAJCCはブラストワンピースの2着と好走していますし、レース前日の好走血統、いわゆるトレンド血統に該当する馬となれば狙わざる負えない一頭です!
〇(対抗)⑧ドレッドノータス
対抗には⑧ドレッドノータスを推奨します!
欧州型ダンジグ系のハービンジャー産駒の馬で、予想のポイントの際にも取り上げましたが、今開催の京都芝コースは欧州型血統、その中でも欧州型ダンジグ系の馬が好走傾向です。
実際に今開催の京都芝コースでのハービンジャー産駒の成績を確認すると、24戦して複勝率29.2%と好成績をあげています。単勝回収率、複勝回収率も100%を超えており、これは人気以上にハービンジャー産駒が走っていることを意味します。
レース前日の土曜日の京都で開催された芝レースに目を向けると、ハービンジャー産駒は松籟Sに出走したマスターコードの一頭のみですが、このマスターコードは9番人気で6着の結果を残しています。
僅か一頭ですが、人気以上の着順を残したという点は評価したいです。
そのハービンジャー産駒のドレッドノータスですが、前走の天皇賞(秋)は16着と大敗していますが、 前々走の京都大賞典は鮮やかに逃げ切り勝ち!
3走前、4走前、5走前についても洋芝の札幌、函館で掲示板を確保しています。
このように時計のかかる馬場に対する適性を示しているドレッドノータスですから、今の京都の重めの馬場で京都大賞典同様の激走を期待したいです!
▲(単穴)⑦クロノジェネシス
単穴には⑦クロノジェネシスを推奨します!
父が欧州型血統のバゴであり、今開催の京都芝コースで活躍が目立つ父欧州型血統であることが評価できる馬です。
そしてそれ以上に評価しているのが、叩き良化型が多い父欧州型血統でありながらも、クロノジェネシスについては「鉄砲掛け」する馬であることです。
「3歳秋の秋華賞➢エリザベス女王杯」、「3歳春の桜花賞➢オークス」のローテーションにもとづくレース内容を比較すると、間隔を詰めて使うとパフォーマンスを落とす傾向にあることが分かります。
また別の視点で捉えれば、距離延長に弱いということもいえます。
そのような視点で考えれば、今回は中14週の休養明けで、前走からは同距離ローテとなる一戦。ここでは、好走が期待できるでしょう!
単勝オッズで2倍台は固そうなため、人気を嫌って単穴評価としましたが、ここは勝ち負けの馬と捉えています!
△(連下)①カレンブーケドール
最後に連下に①カレンブーケドールを抑えます!
京都記念の好走血統のディープインパクト産駒で、今開催の京都芝コースにおいても、京都巧者らしくしっかりと成績を残しているディープインパクト産駒のカレンブーケドール。
そのため、ここで予想印を無印というわけにはいきません。
ただし、レース前日の土曜日の京都芝レースでは、父ディープ系が9頭出走して1勝、2着1回、馬券圏外7回と苦戦傾向にあります。ディープインパクト産駒についても7頭出走して馬券に絡めたのは2頭と、そこまで評価できる内容ではありません。
前走がジャパンカップ2着の実績馬ですから、その能力は高く評価しつつも、直近の馬場適性を考慮して今回は連下評価としました!
以上、この記事では「京都記念(G2)」の予想のポイントと最終予想についてご紹介しました。
なお同日の東京開催の重賞レース「共同通信杯(G3)」については、下記の記事でご紹介しています!こちらの記事も、ぜひご参考下さい!
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ご紹介した内容が、京都記念の馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。