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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、注目の交流重賞「名古屋大賞典」の予想を特集します。
ご紹介する内容は、名古屋大賞典のラップ分析と好走血統、そして予想印の3点です。
馬券予想にぜひ、ご参考ください!
目次
動画でご紹介!名古屋大賞典の最終予想
名古屋大賞典の最終予想は、ブログだけでなく動画でも制作してYouTubeにアップしています。「文字よりも動画の方が分かりやすい」という方については、下記の動画をご視聴ください!
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名古屋大賞典のラップ分析
まずはじめに、名古屋大賞典のラップ分析についてご紹介します。
名古屋大賞典は、地方交流重賞の中では「持続力型」や「瞬発力型」に寄ったレースが展開され、上り3Fの末脚の速さが求められるレースです。
こちらは名古屋大賞典の過去5年の平均ラップを縦軸に、ペース変化指数を横軸に取ったラップマトリックスです。
時計のかかる地方ダートの中長距離戦らしく、平均ラップは「超スローラップ」を刻んでいます。
その上で特徴的なのが、2017年を除けば「持続力型」が3回、「瞬発力型」が1回と速い上りを求められるレースとなっていることです。
実際に過去5年の名古屋大賞典の上り3F1位の馬は1勝、2着4回、3着1回と必ず馬券に絡む活躍をみせています。
ただし脚質的には、過去5年で逃げ馬が3勝と逃げ・先行が優利なため、後方から速い脚を使って差し切るわけではない点には注意が必要です。
名古屋大賞典は逃げ、先行もしくは好位から、終いにかけて速い脚を使うことが好走パターンといえます。
なお、今年の出走予定馬でラップ適性で考える推奨馬は、「持続力型」のレースに強いアングライフェンとロードゴラッソです。
どちらも地方交流重賞でも成績を残す実績馬ですから、信頼できる2頭といえます。
名古屋大賞典の好走血統
次に、名古屋大賞典の好走血統についてご紹介します。
名古屋大賞典は父サンデーサイレンス、なかでも母父欧州型血統の配合馬が好走するレースです。
こちらは、名古屋大賞典の過去5年の馬券に絡んだ好走馬の父と母父の血統をまとめた表です!
好走血統の特徴の一点目としてあげられるのが、父サンデーサイレンス系が8頭と活躍していることです。さらに、その8頭のうち6頭が母父欧州型血統の配合馬。
このような血統傾向から、名古屋大賞典の予想を進める上で「父サンデーサイレンス系×母父欧州型血統」の好走血統をしっかりと抑えておく必要があります。
さらに好走血統の特徴の二点目としてあげられるのが、直近の名古屋大賞典ではフジキセキ系の血統を内包する馬が好走していることです。
昨年2着のヒラボクラターシュ、3着のアナザートゥルース、一昨年2着のミツバが該当馬としてあげられます。
この血統傾向も要チェックです。
なお今年の出走予定馬で、この好走血統に該当する馬は下記となっています。
【名古屋大賞典 好走血統 該当馬】
〇「父サンデーサイレンス系×母父欧州型血統」
④アングライフェン、⑤ロードゴラッソ
〇フジキセキの血統
⑨マコトネネキリマル
その他、ラップ分析、好走血統以外の名古屋大賞典の予想のポイントとしては、「5枠から外枠が好成績であること」、「佐賀記念組が好走していること」、「4歳馬が活躍していること」の3点があげられます。
この予想のポイントもしっかりと抑えておく必要があります。
名古屋大賞典の予想印と根拠
それでは、ここからは名古屋大賞典の予想印とその根拠についてご紹介していきます。
◎(本命)④アングライフェン
今年の名古屋大賞典の本命は、④アングライフェンです!
血統は父ステイゴールド×母父パントレセレブルの配合。名古屋大賞典の好走血統である「父サンデーサイレンス系×母父欧州型血統」に該当するため高く評価ができます。また、近親馬にはダートG14勝でドバイワールドカップ2着にもなったトランセンドがいます。
ラップ適性では、時計がかかる馬場の方が良い馬で、地方ダートの中長距離戦はベストな舞台と考えます。
実際に2走前の名古屋グランプリは、勝馬のデルマルーヴルにこそクビ差を遅れを取りましたが、早め先頭で押し切りを図る積極的な競馬をみせて2着。適性の高さを示しました。
直前の追切は、日曜日に栗東坂路で追われ、稍重の馬場状態の中で4F54.4-ラスト1F12.1(終い強め)。先週の水曜日には、栗東坂路で4F51.3の好時計をマークしています。
追切時計からは前走以上の状態がうかがえ、ここは高い適性を活かした快走に期待します!
〇(対抗)⑩ナムラカメタロー
対抗には、⑩ナムラカメタローを推奨します!
父はストームキャット系のヨハネスブルク。名古屋大賞典で活躍した父ストームキャット系には、2015年2着のアジアンエクスプレスがいます。スタミナ血脈のハワイの4×5のクロスを内包しており、このクロスがヨハネスブルク産駒でも地方交流重賞の中距離ダート戦で活躍できる血統的理由でしょう。
ストームキャット系の馬は前向きな気性が特徴で、一旦波に乗ると勢いが止められません。前走佐賀記念を勝って現在3連勝中と勢いに乗っていますから、ここも期待値は非常に高いです。また前走から距離短縮ローテになることもプラス材料です。
「4歳馬」「佐賀記念組」「外枠」という条件は、名古屋大賞典の好走条件とぴったりハマっていますし、先週の水曜日の追切でも美浦南Wで5F68.2-ラスト1F12.0といい動きをみせています。
引き続き好調を維持していますので、ここも馬券圏内は固いと予想します!
▲(単穴)⑤ロードゴラッソ
単穴には、⑤ロードゴラッソを推します!
父ハーツクライ×母父キングマンボの配合は、名古屋大賞典の好走血統の「父サンデーサイレンス系×母父欧州型血統」にあたり高評価。
ラップ適性も「スローラップ×底力型~持続力型」が好走パターンなので悪くありません。
前走の佐賀記念では、着差以上に勝馬ナムラカメタローに力の差を見せつけられた印象ですが、今回は前走から斤量が2㎏減。55kgでナムラカメタローと同斤量になります。
個人的に少しだけ距離が短い印象を受けますが、追切の時計を見る限り、引き続き力を出せる状態です。
実力的には外せない一頭です!
△(連下)③フィードバック
☆(穴馬)⑨マコトネネキリマル
最後に連下に③フィードバック、特注の穴馬として⑨マコトネネキリマルを抑えます!
フィードバックは父ブラックタイドの血統背景が魅力ですし、前走のアレキサンドライトステークスは強い内容でした。
昇級初戦で初地方交流重賞、さらにアングライフェン、ナムラカメタロー、ロードゴラッソと一気にメンバーレベルが上がりますが、どこまで通用するかが楽しみな一頭。
素質は非常に高いものを持っていますので、注目の一頭です。
地元愛知勢では、マコトネネキリマルが怖い存在です。
好走血統のフジキセキを母父に持つ点は大きな魅力ですし、近親馬には福島牝馬ステークスを勝ったマコトブリジャールがおり、牝系も活力があります。
血統的には非常に面白い一頭と考えています。
以上、この記事では「名古屋大賞典」の予想について特集しました。
ご紹介した内容が、名古屋大賞典の馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。