こんにちは!
競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、注目のG1競走「ヴィクトリアマイル」の最終予想について特集します!
ラップ×血統を軸にしっかりと予想していきます。
馬券予想にぜひご参考下さい!
目次
ヴィクトリアマイル ラップ分析・好走血統
この記事の初めに、ヴィクトリアマイルの予想のポイントとなるラップ分析と好走血統について簡潔にご紹介します。
有力馬や穴馬のランキングを取り上げた過去の記事でもご紹介した内容になりますが、予想印を打つ上での前提となる情報です。
改めて、ご確認いただければと思います。
まず初めにご紹介するのが、ヴィクトリアマイルのラップ分析です。
こちらは、直近5年のヴィクトリアマイルの1ハロン毎のラップの推移をまとめたグラフです。
ヴィクトリアマイルは、先週のNHKマイルカップと同様にワンペースの高速ラップが基本のレースです。実際に直近5年のラップ傾向をグラフ化したところ、2017年を除き、3ハロン目以降のグラフの推移は横一直線に近い傾向を示しています。
脚質型とラップスピードの2軸で考えるラップ適性においても、直近5年の平均値による脚質型は持続力型となっています。またラップスピードの平均値は11.46。マイル戦での超高速ラップであることも、ヴィクトリアマイルの特徴といえます。
このような傾向であるヴィクトリアマイルで求められるラップ適性は、「持続力型×ラップスピード11.30~11.50」といえます。
次にヴィクトリアマイルの好走血統についてご紹介します。
こちらは、直近3年のヴィクトリアマイルの3着内に入った好走馬の3代までの血統をまとめた表です。
ヴィクトリアマイルで活躍が目立つ血統は、ディープインパクト産駒です。
このディープインパクト産駒は、一昨年の勝馬ジュールポレールをはじめ、直近4年連続で馬券に絡む活躍をみせています。また直近3年は、ディープインパクト産駒でも、母父が欧州型ノーザンダンサー系であることは注目です。
父ディープインパクト×母父欧州型ノーザンダンサー系の血統背景の馬には、注目したいところです。
以上、ここまでヴィクトリアマイルのラップ分析と好走血統についてご紹介しました。
次以降でご紹介する最終予想については、このラップ分析と好走血統を判断軸に、そして馬券的な期待値を考慮して予想印を打っていきます!
ヴィクトリアマイル 予想印
それでは、ここからはヴィクトリアマイルの最終予想についてご紹介します。
なお、最初に予想印の考え方をご紹介させていただくと、圧倒的1番人気のアーモンドアイは間違いなく強いです。普通に走れば負けないと考えています。
ただ、単勝オッズ1桁台が予想されるアーモンドアイを本命といくと、あまりにも王道すぎるので、ここはアーモンドアイ以外の馬からあえて狙っていきたいと思います!
◎(本命)⑱サウンドキアラ
そのような点をふまえて、本命で推奨するのが⑱サウンドキアラです!
【評価のポイント】
ラップ適性:A、血統適性:B、馬券期待値:A
①前走の阪神牝馬ステークスのレース内容から、高いラップ適性が見込める。
②好走血統のディープインパクト産駒。母父アグネスデジタルも好印象。
③単勝オッズ2桁人気は馬券妙味が高い。
まず評価のポイントの1点目は、前走の阪神牝馬ステークスのレース内容から高いラップ適性が見込めること。
阪神牝馬ステークスは、ラップ適性で「持続力型×ラップスピード11.61」となったレースで、ラップスピードこそ足りないもののヴィクトリアマイルに近いラップ傾向を示しており高評価です。
さらに昨年のヴィクトリアマイルでは、7着と結果こそ奮わなかったものの走破時計は1.31.2。その走破時計のラップスピードから、高速適性も見込めます。
次に評価のポイントの2点目は、好走血統のディープインパクト産駒であること。ディープインパクト産駒は、ヴィクトリアマイルで直近4年連続で馬券に絡む好走血統で評価ができます。
また、サウンドキアラの母父のアグネスデジタルは現役時代、東京マイルG1の安田記念を勝った馬。この点も好印象です。
このように高いラップ適性・血統適性が見込め、現在重賞3連勝中と勢いのあるサウンドキアラですが、大外枠が嫌われてか、前日の土曜日の段階では単勝オッズ2桁人気と馬券妙味たっぷりです。
当日どこまで馬場が乾くかが分からず、レース開催時の馬場が読めない状況の中で馬場状態を選ばないことも買い材料。
ここはアーモンドアイ越えに期待して、本命で推奨します!
〇(対抗)⑰コントラチェック
対抗には、⑰コントラチェックを推奨します!
【評価のポイント】
ラップ適性:A、血統適性:B、馬券期待値:A
①ターコイズステークスのラップ適性・傾向が評価できる。
②好走血統のディープインパクト産駒。母型にフェアリーキング内包は好印象。
まず評価のポイントの1点目は、前々走のターコイズステークスで示したラップ適性・傾向が評価できることです。
このレースのラップ適性は、「持続力型×ラップスピード11.53」。ラップ傾向からは、ワンペースに近いラップの変化を示しています。
ヴィクトリアマイルで求められる高速ラップにも合致しますし、このターコイズステークスのラップ適性・傾向は高く評価ができます。
次に評価のポイントの2点目は、好走血統のディープインパクト産駒であること。
本命のサウンドキアラの際にもご紹介しましたが、ディープインパクト産駒はヴィクトリアマイルで直近4年連続で馬券に絡む好走血統で評価ができます。
また母系にフェアリーキングを内包するディープインパクト産駒という血統背景は、2017年の勝馬ジュールポレールと同じであり好印象です。
このようにラップ分析・血統適性ともに評価できるコントラチェック。
オッズから考える馬券期待値も非常に高く、あとは馬場が良馬場まで回復するかどうかと、展開を自分の得意とする形に持ち込めるかどうか!?
馬場が良馬場想定で好枠に入っていれば、当初は大穴狙いでの本命にする予定だった馬です。
レース開催時の馬場状態が不透明な点から、最終的な評価は対抗としましたが、ハマった時の力はG1級と捉えており、その走りに期待します!
▲(単穴)⑫アーモンドアイ
単穴には、⑫アーモンドアイを推奨します!
【評価のポイント】
ラップ適性:A、血統適性:B、馬券期待値:C
①昨年の安田記念のラップ適性、レース内容が高く評価できる。
②ロードカナロア産駒は東京マイルで好印象。距離短縮ローテもパフォーマンスの向上が期待できる。
まず評価のポイントの1点目は、昨年の安田記念で高いラップ適性を示していること。
このレースのラップ適性は、ヴィクトリアマイルで求められるラップ適性とピッタリとハマる「持続力型×ラップスピード11.36」。結果的にアーモンドアイは3着と敗れてはいますが、スタート後に不利を受けて約2馬身出遅れる形となり、かつレース全体が前残りの競馬となったレースです。
そのような中で、直線は唯一後方から馬券に絡む豪脚をみせ、勝ったインディチャンプと同タイムの3着ですから、やはり力は抜けています。
また血統的に、ロードカナロア産駒が東京マイルで好成績をあげている点も高く評価できます。さらに、ロードカナロア産駒は距離短縮ローテに強い傾向にあるため、この点も好印象。
予想印の冒頭でお伝えした通り、普通に走ればアーモンドアイが勝つと思います。
ただあまりにもオッズが堅く、馬券期待値が低すぎるため、今回はあえての単穴評価です。
△(連下)⑤プリモシーン、⑭スカーレットカラー、⑯ノームコア
最後に連下には、⑤プリモシーン、⑭スカーレットカラー、⑯ノームコアの3頭を抑えます!
この3頭ともにラップ適性、血統適性ともに申し分のない3頭です!
ノームコアとプリモシーンの2頭は、昨年のヴィクトリアマイルの1着馬、2着馬ですし、スカーレットカラーは前走の阪神牝馬ステークスで高いラップ適性を示しています。
その上で、この3頭の評価を連下まで落とした理由は前残りの馬場傾向。
レース前日の土曜日は、京王杯スプリングカップでダノンスマッシュが逃げ切るなど内有利、前残りが目立ちました。
レース当日の天気は晴となっていますので、馬場が内から乾いていくことを考えると、その傾向はより一層加速するのではないかと考えます。
そのため差し脚を活かす、この3頭については連下評価までに留めました。
以上、この記事では「ヴィクトリアマイル」の最終予想について特集しました!
ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。