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【宝塚記念2020 予想】ラッキーライラックなど有力馬のラップ適性を徹底考察!

keibachiebukuro

こんにちは! 競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます

この記事では、上半期の総決算「宝塚記念(G1)」の予想として、ラッキーライラックやクロノジェネシスなど有力馬を特集します!

なお、ラップ適性など宝塚記念の予想のポイントは下記の記事でご紹介しています。まだチェックされていないという方は、こちらの記事もご参考ください!

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馬券予想に、ぜひご参考ください!

ラッキーライラック 考察

まず初めに、ラッキーライラックについて取り上げます。

こちらは、ラッキーライラックの直近10戦のラップマトリックスです。

ラッキーライラック ラップ適性

このラップマトリックスとは、ラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(RPCI)を横軸に取り、過去のレースのラップ適性と結果を散布図にまとめたグラフです。

ラップマトリックスからラッキーライラックのラップ適性を分析すると、中距離戦の中速ラップのバランス型や瞬発力型のレースに強いことが分かります。昨年のエリザベス女王杯や今年の大阪杯でのG1勝利は、その代表レースといえます。

宝塚記念で求められるラップ適性である「持続力型×ラップスピード11.90~12.10」に該当するレースの経験はありませんが、持続力型のレースにおいては昨年・今年の中山記念で2着と一定の適性を示しています。

父オルフェーヴルは2012年の宝塚記念の勝ち馬ですし、阪神芝コースはここまで5戦して3勝、2着1回と好成績をあげています。さらに非根幹距離は、4戦して1勝、2着2回、3着1回と馬券圏内を外していませんし、距離延長ローテも5戦して2勝、2着1回、3着2回と良績です。

ラップ適性こそハマる印象はないため評価自体は「B」としますが、その他の好走条件は揃っています。
馬券的には、外せない一頭でしょう!

クロノジェネシス 考察

次に、クロノジェネシスについて取り上げます。

こちらは、クロノジェネシスのラップマトリックスです。

クロノジェネシス ラップ適性

ラップマトリックスからクロノジェネシスのラップ適性を分析すると、中距離戦で道悪によって時計がかかる状態の持続力型のレースに強いことが分かります。昨年の初G1制覇を飾った秋華賞や今年の京都記念の勝利が事例としてあげられます。

宝塚記念で求められるラップ適性「持続力型×ラップスピード11.90~12.10」においては、高いパフォーマンスを見せた秋華賞が該当します。この傾向から、宝塚記念に対して高いラップ適性が見込めます。

血統としても、父はバゴで宝塚記念の好走血統である「父欧州型血統」にあたります。この点も、高評価です。

コース適性としては平坦コースの方が良績ですが、阪神芝コース自体も3戦して2着2回、3着1回ですから悪くありません。距離延長ローテも苦にしませんし、非根幹距離も4戦して3勝と得意にしています。

このように高いラップ適性に加えて、好走血統などの後押しも大きい一頭です。最終的な評価としては「A」として、高く評価します。
安定感で考えれば「打倒!サートゥルナーリアの1番手」として考えたい一頭です!

ブラストワンピース 考察

最後に、ブラストワンピースについて取り上げます。

こちらは、ブラストワンピースのラップマトリックスです。

ブラストワンピース ラップ適性

ラップマトリックスからブラストワンピースのラップ適性を分析すると、中距離戦の時計がかかる低速ラップの持続力型のレースに良績が集中していることが分かります。3歳時の有馬記念、昨年の札幌記念、今年のAJCCが該当レースとしてあげられ、新潟記念を除けばそれ以外のレースはすべて馬券圏外となっている点から、この中距離戦で時計がかかる状態での持続力型勝負に極めて特化しているともいえます。

宝塚記念で求められるラップ適性「持続力型×ラップスピード11.90~12.10」においては、豪華メンバーが揃った中で勝利した札幌記念が該当します。このような傾向から、宝塚記念に対して高いラップ適性が見込めるといえますし、道悪馬場開催でラップが低速化すれば、さらにその適性は高まるといった印象です。

血統としても、父ハービンジャーは宝塚記念の好走血統である「父欧州型血統」にあたり、激走を予感させます。

ローテーションとしては、明らかに距離短縮ローテでパフォーマンスをあげてくる馬のため、今回の距離延長ローテは割引です。ただし非根幹距離は、ここまで5戦して4勝と抜群の成績をあげていますし、小回り急坂コースも得意にしています。さらに大外枠は、ここまで2戦2勝と好相性です。

クロノジェネシス同様に高いラップ適性に加えて、好走血統など後押しも大きい馬。この馬も、最終的な評価は「A」と高く評価します。
安定感で考えればクロノジェネシスですが、ハマった時の爆発力で考えれば、ブラストワンピースも「打倒!サートゥルナーリアの筆頭格」といえる一頭です!

 

以上、この記事では「宝塚記念」の有力馬であるラッキーライラックやクロノジェネシス、ブラストワンピースについて特集しました!

なお、最有力馬であるサートゥルナーリアの見解については、下記の宝塚記念の特集ページで見解をアップしています。あわせてご参考ください!

宝塚記念 特集ページ

ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。