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この記事では、上半期の総決算「宝塚記念(G1)」の予想として、ラップ適性で選ぶ超穴馬を2頭ご紹介します!
なお、ラップ適性など宝塚記念の予想のポイントは下記の記事でご紹介しています。まだチェックされていないという方は、こちらの記事もご参考ください!
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馬券予想に、ぜひご参考ください!
穴馬①|カデナ
まず穴馬の1頭目は、カデナです!
こちらは、カデナの直近10戦のラップマトリックスです。
このラップマトリックスとは、ラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(RPCI)を横軸に取り、過去のレースのラップ適性と結果を散布図にまとめたグラフです。
ラップマトリックスからカデナのラップ適性を分析すると、中距離戦の底力型や持続力型のレースに強いことが分かります。またラップスピードは、高速ラップよりは時計がかかる中速から低速ラップを得意にしています。
宝塚記念で求められるラップ適性である「持続力型×ラップスピード11.90~12.10」に該当するレースは、前々走の重賞制覇を飾った小倉大賞典と3走前の中山金杯の2戦があたります。3走前の中山金杯は前残りの馬場と展開が大きく影響しての11着ですし、前々走の小倉大賞典は力強い勝ちっぷりを見せていますので、高いラップ適性が見込めると考えます。
それに前走大阪杯は、前残りの競馬の中で後方から追い込んで4着の結果を残しており、このレース内容も光ります。3歳春の弥生賞の勝利などデビュー後はクラシック候補とまで言われた馬で、その後不振が続きましたが、ここにきて再充実期を迎えたといってもよいのではないでしょうか。
また芝1800m限定となりますが、非根幹距離はここまで4戦して2勝、3着1回と良績で、この点も後押しします。
どちらかといえば平坦コース向き、また距離が若干長い印象、さらに展開待ちという突っ込みどころも多い馬ですが、メンバー的にオッズはかなりつくはずです。
高配当を狙っての3着候補であれば、十二分に面白い一頭かと考えます!
穴馬②|トーセンスーリヤ
穴馬の2頭目は、超大穴としてトーセンスーリヤを取り上げます。
こちらは、トーセンスーリヤのラップマトリックスです。
ラップマトリックスからトーセンスーリヤのラップ適性を分析すると、中距離戦の持続力型の中速ラップを非常に得意にしていることが分かります。
宝塚記念で求められるラップ適性「持続力型×ラップスピード11.90~12.10」に該当するレースの実績はありませんが、近接するレースで良績をあげていることが特徴的です。その代表レースである、前走の新潟大賞典は軽斤量や展開など全てがうまく噛み合っての勝利という側面は否めませんが、それでも宝塚記念に対するラップ適性は高いと評価してよいでしょう。
血統としても、父ローエングリンは宝塚記念の好走血統である「父欧州型血統」にあたります。父はサドラーズウェルズ系で母型にはヌレイエフ内包とパワーを感じさせますし、道悪も歓迎でしょう。
この馬もカデナ同様に非根幹距離を得意としており、また距離延長ローテも好成績です。この点も魅力です。
「そもそも能力的に通用するのかどうか」という根本的な問題があることは確かですが、このラップ適性と後押しの要因があれば、超穴馬として推したい一頭ではあります!
以上、この記事では「宝塚記念」のラップ適性から考える穴馬2頭について特集しました!
なお有力馬の見解については、下記の宝塚記念の特集ページで見解をアップしています。あわせてご参考ください!
ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。