この記事では紫苑ステークスの最終予想として、ラップ分析から考える本命馬を特集します。馬券予想にぜひご参考ください。
紫苑ステークス2021 本命馬
それでは早速ですが、今年の紫苑ステークスの本命馬をご紹介します。
今年の紫苑ステークスの本命馬ですが、「⑧メイサウザンアワー」を推奨します。 メイサウザンアワーとスライリーのどちらを本命にするか迷いましたが、最終的には安定感ある脚質と堅実性を考慮してメイサウザンアワーを推します。
上図はメイサウザンアワーのデビュー戦から前走カーネーションカップまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
ラップマトリックスから考えるメイサウザンアワーのラップ適性の特徴ですが、「バランス型・瞬発力型×ラップスピード11秒80~12秒30」のレースで結果を残しています。距離適性は、実績から芝1600m~芝2000m、マイルから中距離戦が主戦場です。
紫苑ステークスで求められるラップ適性「バランス型・瞬発力型×ラップスピード11秒80~12秒00」に対しては、アカイトリノムスメに敗れた赤松賞2着と前々走フローラステークス4着の結果が合致します。
赤松賞については負けた相手がアカイトリノムスメですし、距離もやや短かった印象です。またフローラステークスにおいては、直線で窮屈になる不利がありました。両レースで発揮したパフォーマンス自体は悪くありませんので、一定の評価ができます。
そのため、A、B+、B、B-、Cの5段階で評価するラップ適性の評価は「B+」と高評価をつけます。
開幕日となる中山重賞で安定感ある先行脚質は買い材料ですし、過去のレースを見る限りパフォーマンスの発揮にムラはなく堅実性が高いです。速い上り・高速馬場にも対応でき、不安材料は少ないです。この点が最終的に1週前推奨馬のスライリーを上回りました。
このような背景から、今年の紫苑ステークスは「⑧メイサウザンアワー 」を本命で推奨します。