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【天皇賞・春2022 予想】京都開催と異なる底力勝負!S評価は一頭のみ!

2022年4月24日

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こんにちは!KAZUです。

この記事では、「天皇賞・春」の予想第1弾として予想のポイントとディープボンドやタイトルホルダーなど有力馬の評価について特集します。

馬券予想にぜひご参考ください。

天皇賞・春の予想のポイント

初めに天皇賞・春の予想のポイントについてご紹介します。

天皇賞・春のラップ分析

まずはラップ分析を取り上げます。

天皇賞・春をラップの視点から考える場合に重要なポイントは、2020年まで開催されていた京都開催と2021年以降に開催されている阪神開催で求められる適性が異なることです。

上図は、直近5年の天皇賞・春の個別ラップの傾向をまとめたグラフですが、点線グラフの京都開催は道中のラップが緩んでの上がり3F勝負になっています。一方で昨年の阪神開催の濃い赤線グラフは道中のラップが締まり、直線では底力勝負になっています。

独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」に落とし込み分析を進めた場合でも、京都開催の天皇賞・春のラップ適性の脚質型はバランス型や瞬発力型が中心になっている一方、阪神開催の昨年の天皇賞・春は脚質型が底力型とタフになっています。

このような背景から1週前時点で考える天皇賞・春で求められるラップ適性ですが、良馬場の場合は「底力型〜持続力型×ラップスピード12.15〜12.35」、道悪馬場の場合は「底力型〜持続力型×ラップスピード12.35〜12.50」に設定します。

天皇賞・春の馬場傾向とポジションデータ

ここからは、その他の予想のポイントとして馬場傾向やポジションデータをご紹介します。

昨年の阪神競馬場で開催された天皇賞・春は馬場傾向として超高速馬場でレースが行われ、4コーナーで2〜4番手に位置取れた馬が上位を独占しました。

この4コーナーで2番手〜4番手の位置取りが好走ポジションというのは、阪神芝3000mで行われた阪神大賞典でも同じ傾向です。

レースの進め方が先行・差し・追込み。いずれにおいても4コーナーでは2〜4番手に位置取れることが好走の鍵です。そのため先行力・追走力が必要となります。

上がり3F自体は、良馬場でも36秒台、道悪馬場では37秒台ですから速い脚は必要ありません。阪神開催の天皇賞・春は長距離戦らしいスタミナと底力でポジションを上げていける馬を狙うべきレースと考えます。

天皇賞・春の有力馬の評価

ここからは天皇賞・春の有力馬3頭、ディープボンド、タイトルホルダー、テーオーロイヤルの評価についてご紹介します。なお評価については、S、A+、A、B+、B、C+、C、Dに分けて行なっていきます。

ディープボンド

まず初めに、「ディープボンド」を取り上げます。

こちらは、ディープボンドの直近10戦のラップマトリックスです。
プロットしたグラフには、直近のレース名と馬場状態、レース全体の上がり3ハロン、馬場差、着順を記載しています。その上で緑の枠は実績をあげているラップ適性、赤いゾーンは求められるラップ適性となっています。

ラップマトリックスから考えるディープボンドのラップ適性ですが、「底力型・持続力型×中速ラップ〜低速ラップ」のレースを得意にしています。上がりも36秒台〜37秒台が好走傾向で、スタミナと底力を活かせるレースで高いパフォーマンスを発揮してきます。

天皇賞・春で求められるラップ適性に対しては、良馬場であれば昨年の天皇賞・春2着と有馬記念2着のレースが合致、道悪馬場では昨年の阪神大賞典のレースが合致します。

直近10戦の4コーナーの平均位置取りについては「4.4」。中長距離戦では高い先行力を誇り、その点もプラス材料です。

馬場傾向についても超高速馬場となった昨年の天皇賞・春で2着、超低速馬場となった昨年の阪神大賞典で1着と長距離戦で瞬発力勝負にならなければ馬場不問で高いパフォーマンスを発揮してきます。

スタミナと底力を活かすラップ適性、高い先行力、そして底力型や持続力型の長距離戦では馬場適性は不問と好走条件は揃っています。
このような背景から評価は、最上級評価「S」とします。

レースの脚質型がバランス型や瞬発力型にさえならなければ、好走確率は非常に高い一頭と考えます。

タイトルホルダー

2頭目には、「タイトルホルダー」を取り上げます。

こちらは、タイトルホルダーのラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるタイトルホルダーのラップ適性ですが、「バランス型〜瞬発力型の中速ラップ〜低速ラップ」のレースを得意にしています。逃げて道中のペースを落とし、脚質型をバランス型や瞬発力型に持っていき、そのまま逃げ粘り込むという形が好走パターンです。

天皇賞・春で求められるラップ適性に対しては、有馬記念5着とホープフルステークス4着のレースの適性が合致します。

ポジションとしては逃げ想定で4コーナー1番手で回ってくる可能性が高く、前を取れるという点では問題ありません。
馬場適性についても稍重で馬場差-0.3の皐月賞で2着の結果があり、良馬場〜稍重馬場までなら問題ないでしょう。

ディープボンド相手に道中のペースが流れての底力型や持続力型の勝負は分が悪い印象です。そのため、この馬が得意とする道中をしっかりと落とせるラップが刻めるかどうかです。

マークが厳しいでしょうから、個人的には今回はそのようなラップが刻めないと考え厳しい印象。

スタミナ豊富な先行馬ということで前提の評価は高いですが、ラップ適性の脚質型を考慮して評価は「A」評価までにとどめます。

テーオーロイヤル

3頭目には「テーオーロイヤル」を取り上げます。

こちらは、テーオーロイヤルの直近10戦のラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるテーオーロイヤルのラップ適性ですが、「持続力型〜超瞬発力型の中速ラップ〜低速ラップ」のレースを得意にしています。

天皇賞・春で求められるラップ適性に対しては、良馬場・道悪馬場ともに適性が合致するレースはありません。

ポジションデータとして直近3戦の中長距離戦で4コーナーの位置取りが2.6番手という先行力は評価ができますが、真のスタミナが求められる長距離戦の底力型や持続力型の中速ラップもしくは低速ラップの適性は未知数な印象です。

また馬場適性として高速馬場で6戦5勝している一方、中速馬場では2戦して着外2回。
良馬場なら問題ないかと思いますが、道悪馬場では適性が疑われます。

そのような点を総合的にふまえて、評価は「B+」とします。

先週同様に前有利な馬場傾向が続き、良馬場開催で好枠に入れば評価を高めたいですが、道悪馬場になると厳しいイメージの一頭です。

天皇賞・春のまとめ

この記事では、天皇賞・春の予想第1弾についてご紹介しました。

週半ばに今回取り上げた有力馬3頭以外の評価についてもご紹介する予定です。そちらの動画もぜひご視聴ください。

今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。