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【安田記念2022 予想】ラップからは3強!必見の推奨馬を公開!

keibachiebukuro

こんにちは!KAZUです。

この記事では、「安田記念」の予想のポイントとラップ適性から考える本命候補について特集します。

馬券予想にご参考ください。

安田記念の予想のポイント

初めに安田記念のラップ分析を中心とした予想のポイントをご紹介します。

安田記念のラップ分析

下図は、直近5年の安田記念の個別ラップの傾向をまとめたグラフです。

安田記念の個別ラップの特徴は、11秒台のラップがゴールまで一貫して続く「高速持続ラップ」であることです。マイル戦における極めて高いスピードの持続力が求められます。

独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」を用いてラップ適性を分析すると、過去5年の傾向から安田記念のラップ適性は「持続力型〜バランス型×ラップスピード11.35〜11.50」となっています。
このラップ適性の傾向は、2020年の稍重馬場を含みます。そのため、仮に今年は馬場が悪くなっても稍重までなら例年通りの高速決着が想定されます。

安田記念の位置取り・上がり3Fと好走パターン

次に安田記念の位置取りデータをご紹介します。

過去5年の安田記念の4コーナーでの位置取りと上がり3Fの成績を分析すると、4コーナー5番手以降の差し・追込が3着内馬15頭中12頭を占めており好走傾向であることが分かります。

また上がり3F別成績としては、上がり3F1位の馬の複勝率が83.3%となっています。
安田記念は、差し・追込脚質で上がり3Fで速い末脚を使える馬が狙い目と言えるでしょう。

ここまでの予想のポイントをまとめると、前提となるラップ適性は「持続力型〜バランス型×ラップスピード11.35〜11.50(高速持続ラップに高い適性を持つこと)」。好走パターンとしては、「道中は中団から後方で待機。直線で中・外から鋭く差し・追込む馬」があげられます。

安田記念の上位人気馬の評価と本命候補

ここからは安田記念の上位人気馬の評価と本命候補の推奨馬についてご紹介していきます。

なお評価については、S、A+、A、B+、B、Cの6段階評価で行なっていきます。

シュネルマイスター

まず初めに、「シュネルマイスター」を取り上げます。

上図はシュネルマイスターのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
プロットしたグラフには、直近のレース名と馬場状態、馬場指数、レース全体の上がり3ハロン、人気と着順を記載しています。その上で赤いゾーンは安田記念で求められるラップ適性となっています。

シュネルマイスターの安田記念に対するラップ適性ですが、「NHKマイルC 1番人気1着」、「安田記念 3番人気3着」のレースの適性が合致して2戦1勝・3着1回と好成績をあげています。

このラップ適性が合致する2戦について個別ラップの傾向を分析すると、昨年の安田記念はもちろんですがG1制覇を飾ったNHKマイルCについても、過去5年平均の安田記念の個別ラップの傾向と近似しています。

このような背景からシュネルマイスターは、高速持続ラップのレースに強く、安田記念に対して高いラップ適性が見込めます。
さらに好走パターン「道中は中団から後方で待機。直線で中・外から鋭く差し・追込む馬」にも合致します。

評価は、「A+」とします。

海外遠征帰り、1週前の状態面は気になるもののラップからは巻き返し必須の一頭と言えるでしょう。

イルーシヴパンサー

2頭目には、「イルーシヴパンサー」を取り上げます。

イルーシヴパンサーの安田記念に対するラップ適性ですが、適性が合致するレースはありませんが「1勝クラス 1番人気1着」、「東京新聞杯 4番人気1着」のレースの適性が近接します。

このラップ適性が近接する2戦について個別ラップの傾向を分析すると、東京新聞杯が「高速持続ラップ」となっており評価ができます。

好走パターンの視点から見ても、前走で見せた外馬場からの強烈な追込は2017年の覇者「サトノアラジン」とイメージが重なり、好走を予感させます。

評価は「A」とします。

能力比較が未知数であることと斤量58kgは気になりますが、ラップ適性からは期待値は高い一頭です。

ソングライン

3頭目には、「ソングライン」を取り上げます。

ソングラインの安田記念に対するラップ適性ですが、「NHKマイルC 7番人気2着」、「桜花賞 7番人気15着」のレースの適性が合致します。
桜花賞は苦手とされる右回りコースかつ道中で大きな不利があったため度外視でよいです。

シュネルマイスターの際にも取り上げましたが、昨年のNHKマイルCの個別ラップの傾向は安田記念の個別ラップの傾向と近似しています。
また道中につまづく不利がありながらも一定のパフォーマンスを見せた前走のヴィクトリアMは、「高速持続ラップ」のレースです。この点も評価ができるでしょう。

ただし、過去のレース内容及び前走の直線でファインルージュに伸び負けしている点から末脚能力は上位陣と比較してやや物足りなさを感じるところ。

そのため評価は「B+」とします。

ここは3着候補までの1頭で考えます。

セリフォス

4頭目には、「セリフォス」を取り上げます。

セリフォスの安田記念に対するラップ適性ですが、適性が合致するレースはなく、前走の「NHKマイルC 1番人気4着」の適性が近接します。
瞬発力が求められるバランス型や瞬発力型は3戦3勝である一方、持続力型は2戦して1番人気で2着1回、4着1回。

安田記念は、この期待を裏切ったNHKマイルCや朝日杯FSよりも高速ラップが強烈に続き、高いレベルでのスピードの持続力が求められます。その点からはどうでしょうか。

評価は「B」とします。

軽斤量の恩恵はあるとはいえ、上位陣との適性は差を感じます。今回は見送りしたい一頭です。

ファインルージュ

ここまで上位人気馬4頭についてご紹介しました。
最後にラップ分析から考える注目馬として「ファインルージュ」を取り上げます。

ファインルージュの安田記念に対するラップ適性ですが、「桜花賞 8番人気3着」の適性が合致し、「東京新聞杯 1番人気2着」、「ヴィクトリアM 3番人気2着」の適性が近接します。

ラップ適性が合致する桜花賞、近接するヴィクトリアMの個別ラップの傾向を分析すると、桜花賞は傾向が近似していますし、ヴィクトリアMは安田記念の傾向「高速持続ラップ」であることが分かります。

ヴィクトリアMでは直線でつまづく致命的な不利がありながらも、鋭く差して2着。
好走パターン「道中は中団から後方で待機。直線で中・外から鋭く差し・追込む馬」に合致する馬とも考え、好走を予感させます。

評価は「A」とします。

現時点での想定オッズは単勝で2桁台と馬券期待値は高いです。
状態面が整えば、本命候補の一頭と考えています。

安田記念のまとめ

ここまで安田記念の予想のポイントと上位人気馬、注目馬の評価についてご紹介しました。

1週前時点の本命候補として取り上げるのはシュネルマイスター、イルーシヴパンサー、ファインルージュの3頭になります。

また今回詳細は割愛しましたが、除外対象馬で出走できれば大穴候補で「ジャスティンカフェ」も取り上げます。
前走の圧勝した湘南Sは、安田記念で求められるラップ適性と近接し「高速持続ラップ」となったレースで適性は高いです。出走できれば注目したい一頭です。

なお今週は週末まで出張の関係で次回の記事は週末の最終予想になります。
その点はご了承いただけますと幸いです。

今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。