【保存版】滋賀県出身の偉人/歴史上の人物を一覧で総まとめ!

滋賀県出身 偉人

琵琶湖と比叡山、そして近江商人の気風に育まれた滋賀県は、宗教哲学から文学、美術・写真、実業、音楽、スポーツまで多彩な人材を輩出してきました。

そこで本記事では、滋賀県出身の偉人をわかりやすくまとめました。郷土学習や小さな旅、キャリア探求の出発点として、そのまま使いやすい形でまとめました。

このページでわかること

  • 滋賀県出身の偉人を分野横断で俯瞰できる
  • 各人物の評価軸と主要な功績・受賞・記録を手早く把握できる
  • 出生地や記念館・寺社・美術館などのゆかり情報から現地に足を運ぶ手がかりが得られる
  • 作品名・受賞名・大会名など一次情報へ進むための入口を押さえられる
目次

滋賀県出身の偉人/歴史上の人物一覧

滋賀にゆかりのある人物を、宗教哲学・文学・美術/写真・実業・音楽・スポーツから横断して紹介します。

最澄(伝教大師/天台宗開祖/大津市坂本)

比叡山に根ざした学僧の育成と戒律・学問・実践の統合で、日本仏教の基盤を築いた宗教家です。

延暦寺を拠点に多くの人材を育て、後世の宗派や文化へ広範に影響が広がりました。滋賀との関係は坂本(大津市)にゆかりが深く、延暦寺や周辺の史跡で足跡をたどれます。

中江藤樹(儒学者“近江聖人”/高島市)

日々の実践倫理を重んじる陽明学を日本の生活知へ落とし込み、教育と地域に根差した徳の学を説いた思想家です。

門人の育成と著作を通じて近世道徳の一系を形づくりました。滋賀との関係は高島市出身で、藤樹書院や顕彰施設に資料がまとまっています。

小倉遊亀(日本画家・文化勲章/大津市)

写実の確かさと澄明な色面で、生活の題材を凛とした品格へ導いた日本画家です。

戦後日本画壇を牽引し、文化勲章に輝きました。滋賀との関係は大津市出身で、県内の美術館や企画展で作品と年譜に触れられます。

外村繁(小説家『狸の足跡』『花筐』/近江八幡市)

郷里の風土と人のくらしを静かな筆致で見つめ、戦後文学に確かな位置を得た作家です。

自伝的世界と滋賀の景が呼応し、時代の陰影を描き出しました。近江八幡市に記念館や文学碑があり、作品世界への入口になります。

伊藤忠兵衛(初代/近江商人・伊藤忠商事/丸紅の祖/東近江市)

呉服商から近代的流通を拓き、のちの総合商社の原型へつながる事業基盤を整えた近江商人です。

仕入れと販売の工夫、信用を重んじる商道が後世へ受け継がれました。東近江市の出生で、顕彰施設や史料で系譜を学べます。

山岡孫吉(実業家・ヤンマー創業者/長浜市)

小型ディーゼル機関の改良と製品化で農業・漁業・建設の現場を支え、国産エンジンの可能性を広げた経営者です。

現場起点の開発思想が企業文化として根づきました。長浜市にゆかりがあり、関連展示で産業史と地域の歩みを結べます。

川内倫子(写真家『うたたね』『Illuminance』/滋賀県出身)

日常の光と温度を繊細に掬い、写真集と展覧会で国内外の評価を得た写真家です。

シリーズごとに光の質を丹念に追い、鑑賞体験を豊かにしました。滋賀出身で、県内外の美術館・ギャラリーでの展示が創作の変遷を教えてくれます。

西川貴教(ミュージシャン・T.M.Revolution/野洲市)

緻密なサウンドメイクとパフォーマンスでJ-POP/アニメ音楽の幅を広げ、地域振興にも力を注ぐ表現者です。

大型フェスやメディアを通じて継続的に話題を生みました。野洲市の出身で、滋賀を拠点としたイベントや発信が継続しています。

乾貴士(サッカー日本代表・元ラ・リーガ/近江八幡市)

俊敏な判断とドリブルで局面を切り裂き、国内外のトップリーグで存在感を示したアタッカーです。

日本代表としての国際試合でも要所で結果を残しました。近江八幡市の出身で、地元の育成環境がキャリアの土台になりました。

青木玲緒樹(競泳・五輪メダリスト/草津市)

ブレストの技術と安定したレース運びで国際舞台に届いたスイマーです。

オリンピックを含む大舞台で表彰台に上がり、日本チームの要として活躍しました。草津市の出身で、県内のクラブ・学校で培った基礎が飛躍につながりました。

まとめ

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氏名功績
最澄比叡山延暦寺を拠点に戒・学・行を統合した教育を打ち立て、日本仏教の基盤づくりと人材育成に大きく貢献した。
中江藤樹陽明学を生活の倫理として説き、藤樹書院での教育と著作を通じて近世日本の道徳思想に影響を与えた。
小倉遊亀澄明な色面と確かな写実で生活の情景を日本画に昇華し、戦後日本画壇を牽引して文化勲章を受章した。
外村繁郷里の風土と人間を静かな筆致で描き、『狸の足跡』『花筐』などで戦後文学に確かな位置を築いた。
伊藤忠兵衛近江商人として近代的な仕入・販売の仕組みを整え、のちの伊藤忠商事・丸紅へ連なる商業基盤を築いた。
山岡孫吉小型ディーゼル機関の改良と普及で農業・漁業・建設の現場を支え、国産エンジン産業の発展を牽引した。
川内倫子日常の光と温度を繊細に捉えた写真作品と写真集で国内外の評価を獲得し、現代写真の表現領域を広げた。
西川貴教T.M.Revolutionとして精緻なサウンドとパフォーマンスを確立し、音楽と地域振興の両面で継続的に発信した。
乾貴士俊敏なドリブルと判断力で国内外のトップリーグで活躍し、日本代表として国際試合でも結果を残した。
青木玲緒樹平泳ぎで安定したレース運びを武器に国際大会でメダルを獲得し、日本競泳の主力として活躍した。
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この記事を書いた人

株式会社与吉のアバター 株式会社与吉 代表取締役

株式会社与吉の代表取締役CEO。歴史が大好き。自分自身の蓄えた知識を保存する場所として本メディアを開設。マーケティング支援を日々行っているが、判断基準としてすべて"尊敬する歴史上の人物ならどうするか"を考えてしまう癖がある。

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